元夫のDV被害から逃れたものの | 横浜 コーディアル司法書士 所博之

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LECと伊藤塾を通じて司法書士講師業25年のキャリアを活かしたブログ

おかげさまで、今月で弊所を開設して9年が経過し、10年目に突入しました。

あと、どれくらい事務所を続けられるか分からないですが、必要とされる間は、精いっぱい業務に取り組んでいたきたいと願っています。

 

さて、先週は、バラで有名な「港の見える丘公園」に行ってきました。石川町駅から元町を抜け、散策しました。コロナ禍にあっても外出規制がないためか、大勢の人が訪れていて、多種多様なバラを楽しんでいました。

 

         港の見える丘公園

 

今回はDV被害の女性についてです。

弊所にその女性から電話があったのは、「行政のケースワーカーに勧められて」ということでした。

 

聴けば、夫から逃げるための費用を業者に支払うため、カード会社から借り入れたことがきっかけで返済が困難となったとのことです。

 

夫のDVに堪えられず、行政の女性職員と相談を重ね、夫不在日を狙って逃走を決行。

いわゆるシェルター施設へ逃げ込んで、離婚交渉に及ぶも、元夫とは今後一切つきまとわないことを条件に慰謝料なしでの離婚が成立。

シェルター施設はいくつかの箇所を転々としたが場所や内容については誓約書を書いているため、詳細は話せないとのことでした。

 

その間、生活保護受給者となり再起を図るも、今までの心労からか、うつ病を患ってしまい、治療が必要な生活となりました。

そのため、仕事にも就けず、借入は返済できないまま膨らんでいき、弊所への債務整理・自己破産の依頼となりました。

 

もともとは、母子家庭で、母の虐待から逃れるために転がり込んだ彼(元夫)。

その彼に救いを求め結婚したのですが、その夫からもDV被害に合い、また逃げることになったようです。

 

弊所では、借金から解放される生活を送れるようにすることはできるのですが、それから先の生活は、彼女自身で取り戻していくしかなく、胸が締め付けられる思いです。

私としては、彼女が1日でも早く平和な日常を送れることを願うばかりです。

    

 

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