サッカー日本代表のワールドカップでの活躍を喜びながらも、我が家の息子の高校時代を思い出しています。
息子は中体連サッカー部から、名門の私立高校サッカー部に入部しましたが、高1のとき、サッカーの練習等が相当辛かったのでしょう、ある日、急に「学校を休みたい(サッカーの練習も休みたい)」と妻に告げました。
私たちは、息子が学校やサッカーの練習を休むことを受け入れ、そっと見守ることしかできませんでした。
「学校に行かせた方がよかったのではないか」、「このまま不登校になってしまうのだろうか」、と内心ドキドキしながらとても不安な1日を過ごしました。
翌日息子は妻に「1日休ませてくれてありがとう」と言って、親の心配をよそに、元気になって学校とサッカーの練習に復帰しました。
今から振り返ると、とても大きなギャンブルだったのかもしれないと思いつつ、でも、その休日は息子にとってリセットするのに必要な1日だったのだと受け止めています。
我が家だけでなく、子供を持つ親は、いろいろな場面で同じような経験をしているのではないかと、高校時代を思い起こしていました。
高尾山頂から小仏城山へ
さて今回は「法テラスからのご褒美」についてです。
法テラスの電話当番は、ほぼ毎月1回あります。
今回の相談をかいつまんで記載すると、「15年ほど前に借りたお金の返済が途中でできなくなって放置したままだったが、今回訴訟を起こされ、借りたお金の2倍の返済金を迫られている。1週間後が法廷期日なので、どうしたらよいでしょうか。」「このまま放置してもよいでしょうか。」というものでした。
私の回答は、期日に欠席し放置したら借金を認めることになるので、裁判所から送付された答弁書に「最後の弁済日から5年経過しているため、当該債務については消滅時効を援用します。」と記載して担当書記官あてにFAXすれば、期日に出頭も不要ですと回答。
それを忠実に実行されたようで、その相談者から、その期日を過ぎた頃「おかげさまで先方は訴えを取り下げ、無事に債務から解放されました。これで気になっていた借金が片付き、夜もぐっすり眠れます。」と、わざわざ御礼の電話がありました。
法テラスを通しての電話相談でしたが、相談者は電話代だけで、借金から解放される効率の良い解決方法を示すことができました。
私の報酬といえば、司法書士会からの法テラス手当が支給されますが、この相談で丁寧な御礼の電話をもらえたことが大きなご褒美となっています。
私などでも、法律家だと実感できる瞬間でした。このような相談者を導いてくれた法テラスに感謝したいです。
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