エッセイ  - 麗しの磐梯 -

「心豊かな日々」をテーマに、エッセイやスケッチを楽しみ、こころ穏やかに生活したい。

悲しい知らせ

2021-10-16 | 日々の生活

 ひょっとしたら、心配が現実となった。
今朝、拙ブログに京都のブログのお友達keiさんからコメントがあった。
心配していたことが起こったようだ。
コメントから、直接マーヤンのお友達のブログに尋ねた。
折り返し、悲しい知らせを受けた。残念だ。
まだお会いしたことはなかった。信州の帰りに飯山近くを通るとき何度か立ち寄ってみたいと思ったこともある。あれから15年、ブログで心通わせた先輩だった。
心からお悔やみを申し上げます。いろいろご教授いただきありがとうございました。

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拙ブログで「マーヤン」を検索してみた。
お付き合いは小生がブログを書き始めて間もなくだった。マーヤンさんのブログ「ブログに遊ぶ」から学んだことや、拙ブログへのマーヤンさんのコメントを感慨深く見直した。
 小生は第2のふるさと信州の方で、興味のあるチョウやトンボ、また、俳句などを通して何人かのお付き合いをいただいている。マーヤンさんとも俳句が縁で長い付き合いとなった。

数年前から体調を崩され、ブログも寡作になっていた。

以下に、いただいたコメントや、拙ブログにマーヤンさんの記載があったものを拾った。

【済みません返信遅くなりました。】 (マーヤン) 2016-02-27 09:39:42
 「小さな旅」我が飯山をブログして下さってありがとうございました。
    懸命に捜したさ写真を良く乗せて戴き感謝です。
【「星々の悲しみ」】2014-08-26 
    初めて宮本輝を読んだのは「草原の椅子」だった。ブログ仲間のマーヤンさんから紹介されアマゾンから取り寄せた。いつか、この本で生き方を考え直した。
  その後、テレビ番組で、「 宮本輝「流転の歳月」」を視聴し、また新しい生き方を考えさせられた。
【竹の秋】 2011-04-09 
   俳句を詠む人には当たり前のことだろうが、「竹の秋」は春の季語だ。
 たしか、いつかブログの友マーヤンさんの句で知った覚えがある。
【宮本輝 流転の歳月】2008-01-12 |
 「宮本輝」作品は、いつかブログ仲間のマーヤンさんの「ブログに遊ぶ」に紹介され読みはじめた。その後、何冊かを読了し強い感動を覚えた。
【ツクシを味わう】2007-04-11 |
  昨晩は、北信濃のマーヤンさんのブログ「ブログに遊ぶ」をまねて、ツクシの一品料理を作った。
【生き方を考え直した1冊の本】 2006-07-21 | 文芸
【Unknown (マーヤン)】 2006-07-23 09:07:43
 私のブログを話題にして頂き本当にありがとうございます。数年前まで当たり前であった大切なことが失われそうな昨今を憂いています。「草原の椅子」のような本を若い人達にどんどん読んで欲しいと思いますね。若者の文字離れも心配です。お孫さん楽しみのお祭り、お嫁さんがいて、おばあちゃんと暖かい家庭を想像出来ます。良寛の精神が入っているようですね。
【Unknown (会津マッチャン)】2006-07-23 22:57:06
 おばんです。2年前に、嫁いだ娘が隣の隣に家を買いました。スープが冷めない距離と言うことです。ですから、孫2人の世話で忙しい毎日で、上の孫はほとんど我が家でばあちゃんと寝ています。ところで、俳句は感性ですね。鑑賞はできそうですが、私には ちょっと詠めそうにありません。羨ましい限りです。
【豊かさの中の貧しさ】 2006-07-05 | 教育を考える
 昨日、いつも感心して訪問させていただくマーヤンさんのブログに、
 私のブログ【「足るを知らない社会を恥じる」7/3】の文章を引用していただいた。
 平和な満ち足りた日本だが、立ち止まって考えると何か先々心配なことが見えてくる。
 こころの貧しさについて考えてみた。
【足るを知らない社会を恥じる】 2006-07-03 | エッセイ
 もう5,6年前か、教職にあったとき、「豊かさ」を考える教材を創ったことをふと思 い出した。 ソマリアの難民キャンプで飢えに苦しむ子どもたちの写真と、その下に日 本の家電製品普及率の推移をグラフで示した。 冷暖房のきいた部屋でぬくぬくと生活 し、まだ食べられる食料をゴミとして捨てる国がここにある。一方、泣きながら粗末な 器でスープをすする子どもの目を見るとき、日本社会の実態に怒りが込み上げてきた。 そして、普段その異常さを忘れていることを恥じた。 この有り余るものに囲まれた豊かな生活と、失業、ニート、ローン会社の乱立、不登校、数々の残忍な事件等々の現代 の貧困とは、どういう関連があるのだろうか。真の豊かさを忘れ、この社会にどっぷり浸かり荒廃したこころここに至った責任を大人の一人として痛感せざるを得ない。
 本当の幸せ、豊かさを考えながら、座右の銘としている良寛の「嚢中三升米 炉辺一束 薪」を呟いた。ときどき、「足るを知る」の境地を心に刻みながら生活しなければと思っている。
    生涯懶立身   生涯 身を立つるに懶(ものう)く
    騰々任天真   騰々(とうとう)として 天真に任(まか)す
    嚢中三升米   嚢中(のうちゅう) 三升の米
    炉辺一束薪   炉辺 一束の薪
    誰問迷悟跡   誰か問わん 迷悟の跡
    何知名利塵   何ぞ知らん 名利の塵
    夜雨草庵裡   夜雨 草庵の裡(うら)
    雙脚等間伸   雙脚(そうきゃく)等間に伸ばす
【 Unknown (マーヤン)】 2006-07-03 17:55:49
 本当に胸が詰まる思いです。日本の総国民が「足るを知る」を考えたいですね。私もこ んな国にした責任の一端があるのではと考えることが度々です。私たちはどんなにうるさいと言われようと子供や孫達にあの戦前戦後のひもじい思いをした経験を語り継がね ばと思うこの頃です。良寛の呟き勉強になります。抜粋してファイルしました。ありがとうございます。

 

マーヤンさん。これまでいろいろありがとうございました。

マーヤンさんのご冥福をお祈り申し上げます。(合掌)


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