はまなすに乗るのがメインだった、
北海道旅行記の最終回です。
あの後、真駒内から戻った我々は、
なんか新千歳空港の近くでぶらぶらできる所を考えた挙句、
札幌市電を撮って時間をつぶすことを思いついたのでした。
何かAくん曰く、お目当ては
旧塗装で一両だけ残った、札幌市電最古の車両、M101だそうで。
まぁいつも通り、すすきので何回か撮った後、
来るわけないんだよなぁとか思いながら、
運用観察を兼ねて、すすきののビルで、ジュースのんでたんですが…
え、きたよ、マジで来たよ、
まさかのM101です。
泡くって、飯食ってる場合じゃねぇと
急いで、追いかけたはいいんですが、
どうやら運用的にさっきのが車庫言って終わる運用だった様子。
いつも通りの展開に流石にちょっと草が生えてたんですが、
何かAくんが、「電車乗って車庫に行くわ・・・・撮りにいくわ・・・・。」
とか突如、真顔で語りだしたので、色々と察して、その間は別行動にすることに。
彼にも心の休息が必要なようです。
そんなわけで、適当にぶらぶら市電を撮りつぶすことにしました。
撮り始めた直後に来たのは、ミクの痛電と化した3300形。
個人的にはとっておきたかったんですが、車にかぶられてしまって撃沈…。
まぁ路面あるあるなので、仕方ないんですが、
結構悔しかったので、戻ってくるのを待つことに。
車庫に消えたM101よりも、ミク電の方が、至上命題になりました。←
それまでは来る電車を撮り続けるマンと化したので、
ざっくりと来た電車を紹介していきます。ざっくりと。
札幌市電で今でも、バリバリ主力なのが、210-240系位の、
札幌スタイルとか呼ばれる、60年代製の電車群です。
札幌綜合鉄工共同組合って北海道の車両メーカーが作ってたんですって、
ちょっととぼけたような結構独自路線なデザインですが、
個人的には可愛らしくて結構お気に入りです。
こちらが、3300形。
昔の330形って電車を車体更新して今風の電車にした奴ですね。
ミク電の奴もこれです。
んで、A1200形、通称:ポラリスです。
市電のループ化の為に投入された最新形ですね。
グッドデザイン賞受賞のありそうでなかった、直線基調のデザインが
スタイリッシュで、素直にカッコいいと思います。
んで、そんなこんなの内に、
さっきのミク電が戻ってきました。
迫るタクシーに冷や汗だったんですが、
奇跡的に車も回避して、まぁさっきよりは満足できる結果になりました。
で、このミク電を回収した辺りで、
もういい時間になってので、新千歳空港へと戻ることに。
はまなすに乗りたいがために企画したガバガバ旅行でしたが、
何だかんだ結構充実した感じで幕を閉じたのでした。
モアイも見れたし…
おわり
まさか、このシリーズを翌年末まで書いてるとは…思いもしませんでした…。
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