今日は父の散髪に付き添いました。
散髪といっても髪はもはやわずかしかなく、
ものの30分ほどで髪を切り（ほぼスキンヘッド）、
顔に剃刀を当ててもらうのです。
（父はかなり気持ち良いようです）。
（写真を撮っておこうと思っていたのですが、すっかり忘れました）

お彼岸ということで
いただいたお萩など諸々のおやつをいただき父はご満悦。
しかしながら、半呆け状態なので（笑）
子どものように次から次へとひっきりなしに甘いものと珈琲を欲しがります。

珈琲も飲み過ぎは厳禁、
ましてジャンキーな甘いものももってのほか、
「さっき食べたばかりやん！」と諭すと、「そうか」といって引き下がります（笑）。
しかし、母の目を盗んではお菓子や饅頭や、そういうものに手を出すので
母もしょっちゅう怒り倒し。
まもなくご飯だというのに裏で隠れてお菓子などを食べているのですから
ほとんど飢えた子ども状態（苦笑）。

人間というのはつくづくありのままの状態に還って行くのだと痛感します。
（つまり不足や不満や、表には出して来なかった心底があからさまになるのです）
（可愛いもんですが）

足腰はだいぶ弱りましたが、父は長生きしそうです（笑）。
（それもこれもやっぱり要介護5の母より先に逝ってはいけないという思いで気が張っているのだと思います）

何はなくとも「気力」。
人間は気の生き物ですね。（気力こそ生きる力そのものでしょう）
今日もありがとうございます。
※写真は一昨日のセミナーでの一コマ。