健康なココロとカラダ、幸せなシゴトとミライ

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柔道整復師として、ココロとカラダの健康に役立つ情報を、
行政書士・社労士(社労士は未登録)として最近読んだ本などから
シゴトとミライについて、面白い!役に立つ!と感じた情報について配信していきます。

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肩こりや腰痛の原因は大きく分けると以下の5つに分類されます。

①(主に体幹部の)筋力不足や筋疲労によるもの
②腰を捻った、打ったなど外傷性によるもの
③内科的疾患による反射痛、整形外科的疾患による疼痛によるもの
④骨盤や肩甲骨周辺などの関節運動異常によるもの
⑤心因性(脳の誤認識)によるもの

原因別に適切に対処しないと
肩こりや腰痛を悪化させてしまうことになりかねません、

まずは、簡単ではありますが以下にそれぞれの対処法を挙げてみます。

まずは、
①の「筋力不足や筋疲労による肩こりや腰痛」の対処法です。

姿勢の改善、寝たきり予防、肩こり腰痛予防に重要な筋肉として
大腰筋という筋肉があり

この大腰筋の柔軟性と筋持久力を向上させるのに効果的なのが
「腕振り体操」による大腰筋のダイナミックストレッチです。

 
 
                          
最初に挙げたの②~⑤を原因とする肩こりや腰痛でなければ
姿勢の改善とともに、その症状の改善効果も期待できます。



体操を実践しても改善が見られない場合は、②~⑤の理由を疑いましょう。


②腰を捻った、打ったなど外傷性によるものに対する対処法です。

寝違えやぎっくり腰、足首や膝等の捻挫、打撲など
突発的な怪我をして間もないときは、


体操やストレッチはしないで、患部(痛い部位)を氷嚢などで
冷やすアイシングを行い、
安静を心がけましょう。

氷嚢が無い場合ビニール袋に氷水を入れたもので代用できます。

氷嚢で2時間に1回、20分くらい集中的に冷やすのが効果的です。

ぎっくり腰の場合、うつぶせで患部にタオルを当て
その上に氷嚢を乗せると良いでしょう。


アイシング後は、整形外科や接骨院などで診察して
頂くことをおすすめします。


休日で診察を受けることが出来ない場合、
消炎鎮痛剤の入っている冷湿布があれば

患部に貼って安静にしているのも良いでしょう。

お風呂に入って暖めることも炎症が広がってしまい、
痛みが増してしまうので負傷した当日は,できれば
入浴は避けシャワーだけにしておきましょう。



③内科的疾患による反射痛、整形外科的疾患による疼痛の対処法です。

慢性的な、肩こりや腰痛をお持ちの方は、
体操をする前に、医師や柔道整復師などに相談することをお奨めします。

また体操をしていて、肩や腰が痛くなってきたときは、
無理して続けることは避けてください。

肩こりや、腰痛は
筋肉の疲労などが原因であることが多いですが、

内科的疾患(内臓の病気)や整形外科的疾患
(骨や筋肉の病気)によることもありますので、


体操をしていても一向に良くならない場合は、
すみやかに医師の診察を受けましょう。


筋肉や関節、内臓に異常があると様々な症状が体表に現れて、
痛みなどとともにサインを送っています。

痛みや凝りが体操やストレッチ等でなかなか改善しない場合は、
内科的なトラブルのサインであるケースも有ります。
以下の様な痛みやコリに心当たりのある方は、内科検診をお勧めします。

首の痛みやコリ
・眼精疲労

肩の痛みやコリ
・心臓(左肩から左腕又は胸にかけての痛みやコリ)
・胃(右肩が下がり左肩のコリ)
・肺(両肩のコリや痛み)

背中の痛みやコリ
・胃(肩甲骨の間のコリ)
・肝臓(右肩甲骨下部付近の痛み、凝り、盛り上がり)
・膵臓(左背部から腰にかけての痛み)

腰の痛みや違和感
・腎臓(腰全体の痛みやコリ、)
・腸(左腰、脚の外側の違和感)
・胆のう(腰上部右側の痛みやコリ)
・腹部動脈瘤、腹部動脈解離(激しい腹痛や腰痛)


④骨盤や肩甲骨周辺などの関節運動異常によるものに対する対処法です。

急に重いものを持ち上げたり、
急に激しい運動をしてギックリ腰になった場合や、


不自然な姿勢(草むしりや不安定な場所)での作業は、
仙腸関節という関節のずれや、

ひっかかり(亜脱臼のような状態)を引き起こしてしまうことがあります。

それによって引き起こされる仙腸関節の可動域
(動くことができる幅)の減少が、


背骨の土台となる骨盤の歪みを生み、
肩こりや腰痛の原因となることがあります。


骨盤の歪みは、大きく分けると以下の2つに分けられます。

①骨盤周辺の筋肉が左右アンバランスな状態で硬くなって場合
②仙腸関節のずれや動きの悪さによって引き起こされている場合
①の骨盤周辺の筋肉が左右アンバランスな状態で
硬くなって引き起こされている歪みは、


腕振り体操などの運動を
コツコツ行っていただければ少しずつ改善していきますが、

②の仙腸関節のずれや動きの悪さによって引き起こされている場合には、
その亜脱臼のような状態を治す専門的な治療を受けないと、
何かの拍子によって、そのひっかかりが外れたりしない限り、
骨盤の歪みは改善されません。


仙腸関節に異常を抱えた状態で、筋肉を温めたり、
軽い運動て痛みをごまかすことは、

かえって、肩こりや腰痛を慢性化させてしまうことがありますので、

過去にぎっくり腰の経験が有り、その後、慢性的な腰痛や、
肩こりを患っている場合は、


骨盤の仙腸関節の動きをよくする手技(AKAなど)を、整形外科や治療院などで
受けてみることをお勧めします。

仙腸関節、は文字通り身体の要である「腰」の中心部であるため、
腰だけでなく肩こりや膝の痛みも、
その仙腸関節の機能異常が遠因となっているケースも多く、

椎間板ヘルニアや腰椎すべり症などと診断された方でも、
AKA(関節の動きを改善する手技)などの治療法で仙腸関節の動きを改善し、

さらに、三軸修正法や丁寧なマッサージなどで体のバランスを整え、
筋肉の余計な緊張をとることで痛みが改善することが期待できます。

AKAや三軸修正法などの施術を受けられる整形外科や整骨院については
以下のリンクをご参照ください。

望クリニック⇒http://www.nozomi-clinic-japan.com/
植松整骨院 ⇒http://www.uematsu-seikotsuin.com/


⑤心因性(脳の誤認識)によるものに対する対処法です。

慢性疼痛対策のために作られたアニメーションビデオです。
慢性的な頭痛や腰痛に悩んでいる方の参考になれば幸いです。


痛みの仕組みについて詳しく知りたい方は、
以下のページが参考になると思います。

加茂整形外科医院のホームページ ⇒ http://www.tvk.ne.jp/~junkamo/
生理学教室 ⇒ http://homepage2.nifty.com/uoh/kiso/z_pain.htm

具体的な対処法については、
⇒TMS(緊張性筋炎症候群)理論 
⇒書籍(サーノ博士のヒーリング・バックペイン―腰痛・肩こりの原因と治療)
が参考になると思います。

 

 

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