熟年新米弁理士のひとり言

平成18年に59歳で弁理士試験に合格した企業内弁理士です。弁理士試験、企業での知的財産業務について、気軽にお話します。

ワクチン3回目接種の混乱と事実隠蔽の疑い

2021-11-24 19:16:11 | 感染
日刊現代電子版の記事です。

海外では新型コロナワクチンの3回目接種を前倒しするケースが目立っています。

当初は2回目の接種から「8カ月後」が世界水準だったが、現在、米英独仏は6カ月、韓国は4カ月です。
ところが、岸田首相はいまだに「(5カ月の)イスラエル以外はほとんど8カ月をメドにしている。世界水準から8カ月は妥当ではないか」と言い張っている。依然、日本は8カ月後が原則ですね。

東京都医学総合研究所の調査によれば、ファイザー製ワクチンを2回接種してから7カ月程度経過すると、感染防止効果がある中和抗体の濃度は13分の1に低下したという。
海外に倣い、国民の健康第一なら6カ月が妥当に思えるが、なぜ、政府は前倒しに後ろ向きなのか。

「表向きは準備が間に合わない自治体に配慮した形になっていますが、大きな要因は、6カ月後では厚労省のワクチン調達が間に合わないからです」(厚労省担当記者)

厚労省の自治体への説明資料によると、3回目接種は8カ月後を前提に12月104万人、来年1月303万人、2月1416万人、3月2316万人を予定している。

もし、6カ月に前倒しされれば、12月1520万人、1月2619万人に膨れ上がることになるが、厚労省の配送計画は、ファイザー製を12月に1200万回分、2月に800万回分、モデルナ製を1月に1700万回分となっている。
つまり、6か月に前倒しとなったら足りないのが現実です。

在庫に余裕があれば追加配送できるが、実は、現状の8カ月でも逼迫するとみられているというからあきれるばかりです。

菅政権と同様に隠蔽とご飯論法に終始するのか。

このような不誠実な対応は止めてほしい。



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