シリーズ第5戦 最後の最後で本物降臨! | 青波楼の新・木牛流馬

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オリックスバファローズを
3月のオープン戦からポストシーズン(フェニックスリーグ終了)まで全試合全力で追いかけます!

 ここまで4試合。全て1点を争う好勝負。

 しかし、微差は大差・・・。1勝しかできずにとうとう土俵際に追い込まれてしまった・・・。

 もうあとがない・・・。中嶋さんも昨日の試合後「明日の先発はヤマ」とだけ言い残し・・・。

 これがいろんな波紋を・・・。

 普通なら福也なんだろうが、何しろこの状況。山岡が?いや由伸だろう。とか・・・。

 いろいろ先発で論争が・・・。

 いや、誰も先発投手とは言ってない。山足をスタメンセカンドで使うのでは?というのがオレのとんでもない読み・・・。

 でも、安達の疲弊感が半端ないので休ませた方が良いと思ってもいたし。

 

 そして、ふたを開ければ・・・。先発は福也。まぁ、普通に考えたらそこになるか。

 そしてやはり安達を休ませて8番にセカンド太田。それで良いって。でも、太田!しっかり頼むぞ!

 

 その先発福也。2回に先頭サンタナを歩かせてしまう・・・。これは良くない・・・。

 このシリーズ、先頭の四球が失点に結びついてるし。

 続く中村も初球のスライダーをレフト前へ・・・。この当たりでサンタナが三塁まで・・・。

 ノーアウト1・3塁といきなりの大ピンチ・・・。

 打席は7番オスナ。これも初球。高めのストレートをサードゴロ。ここは5-4-3のゲッツー!

 しかしその間に先制を許してしまう・・・。今の打線の状態を考えると重ーい1点になりかねない・・・。

 

 その打線はスワローズ先発原樹理の前に早打ちしてはゴロの山・・・。

 2回にラオウがヒットで出るが、岡田はサードゴロ。紅林はピーゴロゲッツー・・・。

 今日もそれ?

 4回も先頭福田がライト前へ。続く宗との間でエンドラン。

 しかし、肝心の宗が空振り・・・。福田は2塁タッチアウト・・・。何をやっても裏目に出る・・・。

 そして2アウト後、正尚がライト線へ2ベース・・・。どこまでチグハグなんだか・・・。

 しかし、そのかみ合わない打線をラオウが一撃で修正する。

 アウトローのスライダーを執念でセンター前にはじき返す同点タイムリー!ベンチ前で福也もガッツポーズだ!

 

 しかしその裏・・・。同点にしてもらった福也が先頭村上に真ん中に入ったストレートを左中間へ・・・。

 そこはドームの風ポイント・・・。伸びた打球はそのままドカーン・・・。

 同点もつかの間・・・。あっという間に勝ち越された・・・。

 

 このまま負けたんじゃシリーズが終わる・・・。なんとしても神戸に帰るんだ!

 チームの意地がここから爆発する!

 6回。2アウトから正尚の当たりはファーストゴロ・・・。しかしこれをオスナが悪送球!

 さらにラオウは高めのシュートを三遊間突破で続く!

 今日のラオウは猛打賞!遅まきながらエンジンがかかってきたか?

 2アウト1・2塁で岡田という場面で、スワローズは原をあきらめる。2番手は田口。

 この場面で岡田が決める!低めのツーシームを1・2塁間突破!

 2塁から正尚が還って再び同点!1・2塁間で岡田がサンドイッチ・・・。何してんだよ・・・。

 と思ったら、これは囮!ラオウがホームをついてきた!

 これに気づいたセカンド山田がバックホーム!ホームはタッチアウト・・・。

 惜しくも逆転ならず・・・。しかし、流れは向いてきた。

 

 続く7回。スワローズは3番手石山。でも、石山は今日で3連投。球のキレは明らかに落ちている。

 先頭紅林がアウトローのフォークを三遊間突破。先頭が出た!

 伏見は手堅く送って1アウト2塁。ここで安達に代わりスタメンの太田。

 その太田が見事に期待に応える!外のスライダーをジャストミート!

 打球はセカンド山田の頭上を越えて右中間真っ二つ!

 2塁から紅林が逆転のホームに!打った太田は一気に3塁へ!

 太田、殊勲の逆転タイムリー3ベース!いいぞ!よくやった!太田!

 さらに1アウト3塁。吉田凌のところで代打モヤ登場。もう1点取りに行こう!

 このシリーズ、代打では結果が出ているモヤ。ここでも期待に応える。

 内のストレートに詰まった打球はセカンド後方に・・・・。

 ライトサンタナ前進するが一歩届かず落ちたー――!代打モヤまたしてもタイムリー!

 このシリーズ、代打では3打数3安打1HR2打点!代打成功率10割!

 

 さらに8回。2アウトから6番紅林がアウトローのストレートをライト前へ。

 スワローズはこの回から5番手大西。

 続くバッターはここまで先発野手で唯一ヒットがなかった7番伏見。

 初球の高めのストレートを左中間へ!これもど真ん中!1塁から紅林が激走!

 一気にホームに還ってきた!

 貴重な追加点となるタイムリー2ベースは先発野手全員安打となるばかりかダメ押し点になる・・・・はずだった。

 

 その裏。3点リードを持ってヒギンスがマウンドに。

 これでようやく平野出す展開になった。とひと安心したが・・・。

 このヒギンスがとんでもない食わせ者・・・。

 先頭塩見を歩かせてしまった・・・。まずい・・・。

 続く青木も歩かせて・・・。おい!ヒギンス!しっかりしろや!

 ノーアウト1・2塁で3番山田。ここまで不調とはいえ一発出れば同点・・・。

 その山田にもストライクが入らず3-1・・・。ノーアウト満塁で村上はやめろよ・・・。

 そして次の球、低めのチェンジアップを思いっきりすくい上げられ・・・。

 ウソだろーーー!おい!もう打った瞬間・・・。レフト正尚一歩も動けずドカーン・・・。

 これまで築き上げてきたものが一瞬でおじゃんになった瞬間だった・・・。

 平野を出せる・・・。神戸に帰れる・・・。全部オジャンじゃ!どうしてくれんねん!ヒギンス!

 続く村上もセンターへ大きな当たり・・・。ヤバい!しかし、センター福田がフェンスギリギリで捕ってようやく1アウト。

 ここで中嶋さんようやく事態を呑み込めたか?ベンチを出て交代を告げる。

 誰で行くの?と思い、ウグイス嬢のコールを待つ。

 「バファローズ、ピッチャーの交代をお知らせいたします。 ヒギンスに代わりまして山岡!」

 ここで山岡だ――――!もう山岡でダメならしょうがない。

 手術明けの復帰戦がこの舞台。ちょっと心配ではあったが・・・。

 2アウトから中村を歩かせたが、オスナを内のストレートでレフトフライ。同点で流れを止める。

 

 9回。スワローズは同点だがマクガフ投入。

 先頭山岡のところで代打ジョーンズ登場。

 1-1からの高めのストレート。軽ーく振ったバットから放たれた打球は・・・。

 とんでもない速さで良い角度の打球がレフトのポール際へ!?どうせ切れんじゃなくて?と思って見ていたら・・・。

 これが切れない!真っすぐにスタンドにドカーン!

 マジか!?ジョーンズ――――!あんなHR初めて見た・・・。まさに度肝を抜かれた衝撃の一発。

 最後の最後でついに本物が現れた!オレたちはこれを待ってたんだよ!

 

 その裏。このシリーズようやく平野が初めてマウンドに。

 しかし先頭西浦を歩かせるイヤな流れ・・・。平野・・・まさかお前もか・・・。

 スワローズはここでとっておきの代打川端登場。スワローズも今日は高津さんの誕生日。なんとして今日で決めたいだろう。

 川端は高めのフォークをライトへ・・・。ヤバい・・・。しかしフェンス際でラオウがキャッチ。

 怖い・・・。ホントに平野は毎度毎度心臓に悪い・・・。

 そして、突然西浦に代走?意味がよく分からん・・・。元山ならともかく山崎では・・・。

 続く塩見には2-2から渾身のストレートが低めに!ストライク!塩見はウソだろ!?と。
 でも、十分入ってる。2アウトまで来た!あとひとり・・・。打席は青木。

 コイツで終わらせよう・・・。山田まで回ると厄介だ・・・。

 初球のフォークをセカンドゴロ!太田から岡田に送られゲームセット!

 

 勝った――――!これで神戸に戻れる――――!

 監督インタビューでも中嶋さんはキッパリと

 「土曜日は熱が上がらない限り山本由伸でタイにします!」と高らかに宣言。

 というか、他に誰がいるんですか?由伸だったら異論なしです!

 

 これで2勝3敗。まだ負け越しているが・・・。

 土曜日からは舞台が神戸に移る。

 神戸では由伸・宮城が満を持して待っている。

 そしてもう一人。忘れちゃいけねぇ!神戸の鬼 大下誠一郎を。

 この男が必ずなんかやってくれる。そう思わずにはいられない。

 ワクワクが止まらねぇ!絶対に7戦まで戦い切ろう!

 

 B(2勝) 6-5 S(3勝)

 

 B 山崎福-吉田凌-冨山-ヒギンス-〇山岡-S平野佳

 S 原樹理-田口-石山-今野-大西-●マクガフ

 

 本 村上2号 山田1号③ ジョーンズ1号

 

 NEXT GAME

 11/27 SMBC 日本シリーズ2021 第6戦

 VS東京ヤクルトスワローズ

 @ほっともっとフィールド神戸

 

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