12年連れ添った

大好きな小梅と会えなくなって

1年と少し。




一人暮らしの大学生だった私が
あの時どうしてあんな勇気を出して
小梅と一緒に暮らすことを決意できたんだろうと
今考えても不思議に思うけど

きっと
その後すぐ訪れる
大好きな父との別れを
乗り越えられるようにと

目に見えない力が働いてのこと
だったのだろうな
というのは
あれからずっと感じています。



ずっと近くに寄り添って
ぺろぺろほっぺを舐めてくれる
小梅がいなかったら

絶対乗り越えられなかった。



そんな小梅と会えなくなって1年少し。




小梅の命日の少し前には

まりちゃんが小梅のために

小梅が大好きな柿を持ってきてくれました。


ドッグパンと温かいお手紙と一緒に。




11月23日

小梅の命日には

家族で上に向かって上げる線香花火をして
小梅のことを話しました。



小梅は私たちにとって
唯一無二のわんちゃんの家族で

多分今後もう
新しいわんちゃんを迎えることはない。

これは家族みんな
それぞれになんとなく思っていたこと。



子どもたちもいまだに
「うちは5人家族!
3人兄妹で
1番上は小梅🐶」

とよく言っているし

ペットショップにわんこを眺めに行っても
欲しい!という話が出ることはなかった。






そんなうちにひょんなことから
やってきたのが

この子たち。



まさかうちに猫がくるとは。




私は小さな頃からひどい猫アレルギー持ち🐈

夫もそうだったよう。


これまで猫ちゃんのことを

可愛いと感じることがあまりないまま

生きてきたけど


なんだかここ数年

妙に縁があって。



3年前の夏休みに

Jennyの家に遊びに行った時に

初めて猫ちゃんをすごく可愛いと感じて


仲良しのあやかの実家の猫ちゃんとも

親睦を深めるようになり

すごく可愛いと感じて


去年からPAをしている

ボスの家の猫ちゃんのお世話をするようになり

すごく可愛いと感じて


ボスのお友達のインスタに

たびたび登場する猫ちゃんを

すごく可愛いと感じて




そんなある日

子どもたちを寝かしつけていた時


外から子猫が必死に鳴く声が聞こえて

大雨の中気温も低く

猫ちゃんの安否がすごく心配で

YouTubeで猫の声を流しながら

一生懸命探したけど

見つからなくて


結局1時間ほどで

猫ちゃんの声がだんだんと弱々しくなって

聞こえなくなってしまって



そこからずっとあの子の安否が気になっていて

近辺の保護猫情報を片っ端からフォローする中

出会ったのがこのふたり。



どうしてもこのふたりを引き取らないと!

となぜか強く感じてしまった。




小梅と出会った時も同じようなきっかけがあった。




友達から


「ペットショップが潰れて

犬の引き取り手がいない

引き取られないわんちゃんは保健所送りになる

誰か引き取ってくれませんか?」


というメールがきて

そのことで頭がいっぱいになって


数日悩んだのち

よし!引き取ろうと決めたら

嘘のチェーンメールだったことがわかって


でもその時にはわんことの生活が

くっきりはっきり

思い描かれてしまっていて


わんこの里親掲示板を眺めている時

小梅を目にして


どうしてもこのふたりを引き取らないと!

となぜか強く感じてしまった。





あの時感じたのと同じ感覚で

出会ったふたり。




ふたりの譲渡会の日は

ずっと前から

あやかと約束していたキャンプの日。





保護猫団体さんに連絡してみたところ

この譲渡会に行けないと

譲渡は受けられないとのこと。



タイミングが合わないということは

運命じゃなかったんだな、


と思ったところに


キャンプが早く終了したことで

結局伺うことができて


我が家にやってくることになりました。





やんちゃで可愛いふたり。




小梅のちっちゃな頃も

こんな感じだった♡




怖いもの知らずで

何にでも果敢に挑戦して




いつもくすっと笑わせてくれました。




パパの提案で子どもたちが命名して


白い子がココ

グレーの子がナッツ


これはもともと

私が小梅につけようと思っていた名前。





やっぱりどこか小梅と繋がっているふたり。






特にココの方は

ひょろっと足も長くて

少し控えめで

本当に小梅によく似てる。







どうしても

小梅の生まれ変わりなんじゃないかと
感じてしまう。




小梅

ひとりで寂しかったから

今回は妹と一緒にきたのかな。


 




いつも少し控えめで優しい小梅。













ナッツはやんちゃで

小梅とは合わないだろうなぁって

パパはよく言ってるけど


小梅は意外としっかりお姉さんだからね。


ココみたいに

良いお姉ちゃんすると思うなぁ。




やんちゃなナッツ。





遊んであげるココ。





すごい良いコンビです。





2人が来てから

小梅もこれやってた、

小梅はこんなことしなかった、

小梅こう思ってるだろうな、って

もっと小梅の話をすることが増えた。




小梅のかわりにだれかなんてと

思っていたけど

そんな風にはならないものなんだなぁ。





今日は小梅のお誕生日🎉


生きていたら14歳。






小梅のために

小梅の大好きなささみを茹でたので


ココナッツとパパと

小梅のことを話しながら

一緒に食べようと思います。