銀座５丁目プロジェクト
ついに開発計画が公表されました。

　東急不動産は、１７日、銀座最大級の大型
商業施設「銀座５丁目プロジェクト（仮称）」
を２０日着工すると発表した。
２０１５年秋に開業の予定。
総事業費は２,０００億円程度と見込んで
いる。
　この商業施設は、数寄屋橋交差点の一角に
位置し、敷地面積約３,７７０平方メートル。
延床面積は約４万９,７００平方メートルで銀座の
商業施設として最大級という。地上１１階、地下
２階建てで、飲食や衣料品店など約１００店舗が
入居する予定。
　施工は清水建設が担当する。
ー時事通信ー


どっちが最大級？
銀座六丁目再開発

銀座松坂屋の跡地は、その後ろのブロックと一緒に
開発する計画で、二つのブロックの間の道は閉鎖され、
解体準備が進んでいます。

地上部には店舗や事務所を設けるほか、大規模な
屋上庭園を整備し、立体交差により歩道と車道を
分離し、海外からの観光客を見込んで、敷地内に
観光バスの停留所や観光案内所も整備する
予定です。

今でも、夕刻には銀座通り８丁目辺りには、多くの
観光バスが止まり、主にアジアの観光客がたくさん
降ります。
彼らは、銀座の夜景の美しさを写真に収めますが、
銀座通りの両脇の店舗は、いきなり入るには
ちょっと敷居が高いかもしれません。

団体旅行でハワイに行くと、最初にショッピング
センターに案内されるのと同じ仕組みで、
観光客にたくさんお金を使ってもらうことも考え
ているようです。

２０１７年完成予定ですから、
銀座５丁目プロジェクトより、完成は約２年後で、
地上１２階、地下６階の複合ビルの予定ですが、

「施設は総床面積が約１４７,５００㎡、地上２階
から地下６階までの商業施設部分は、銀座地域で
最大規模になる見通しです。」とリリースしています。
森ビル、Ｊフロントほか１３社の共同プロジェクトです。


銀座は変わる
フランスは、日本の１０倍のおもてなし

どちらの施設が商標規模が最大かの話は別と
して、

今年、日本への外国からの観光客は、１００万人
になろうとしています。

しかし、２０１２年の数字を見ると、
世界で一番は、フランスで、８,３０１万人、
日本は、８３６万人で第３２位でした。

フランス人は、日本人の１０倍の
「お・も・て・な・し」をしていることになりますね。

となりの韓国は、日本より国土が狭いのに、
１,１１４万人で第２３位です。

日本の社会の変化を考えると、観光収入は
大事になるものと考えます。

空港の発着料金を値下げする動きがある
ように、そのために
やることはたくさんあるようです。

２０１７年東京オリンピックに向けて、
新しいオリンピックやスポーツや街造りに
対する日本らしいコンセプトが形作られて
行くでしょう。

東京の変化は注目に値します。
そして、
晴海の選手村から一番近い商業街である
銀座も、その繁栄と生き残りのために、
大きく変化して行くのではないかと思います。

江戸の大火後の耐火レンガ街、
関東大震災後の延焼・類焼を防ぐ街造り、
第二次世界大戦後の美しい街の復興、

１９６４年の東京オリンピックを前に、
都電が廃止され、
高速道路が整備され、
銀座の街の景観と機能は大きく変わりました。

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