銀座検定第32問  「銀座」の地名の由来はなんでしょうか。 | 銀座大好き ギンタロー。の銀座検定

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銀座検定第31問 
銀座に銀座小学校、銀座中学校はあるでしょうか。
は、
(2)銀座小学校はないが、銀座中学校はある。
が正解です。

銀座には、銀座5丁目1-13に 中央区立泰明小学校
       銀座8丁目19ー15に、中央区立銀座中学校が
あります。

中央区立泰明小学校

耐震性、耐火性の重視
泰明小学校は、1878年(明治11年)に開校した小学校です。
現在の建物は、関東大震災後の震災復興期に、耐火耐震性の
高い鉄筋コンクリート製建物として、昭和4年に建てられました。
壁厚22cm、鉄筋・鉄骨の使用比率が高く、現在の基準に照ら
しても十分な耐震強度を満たしているそうです。

太平洋戦争で空襲を受け、校舎は銀座の街とともに大きな
被害を受けましたが、1947年(昭和22年)から、元の校舎
で授業が再開したということですから、元々頑丈に造った
ことがその効果を発揮したと言えます。
現在の建物は東京都が1999年に、いわゆる震災復興
小学校の中から中央区立常磐小学校とともに、東京都選定
歴史的建造物に指定しました。
泰明小学校は、古い歴史と共に、都心の狭小地にありなが
ら、良好な日照条件と外遊びの空間を確保する構造を持ち、
明るく快活な校風で有名な名門小学校です。

 
 
頑丈そうな正面玄関入口です。
幼稚園も昭和28年から併設されています。

銀座らしい瀟洒なデザイン
泰明小学校のデザイン上の特徴は、3階の連続した
半円形の窓と、円形に張り出した講堂及び雨天体操
場の外観です。
(講堂は数寄屋橋公園の方から見ると、その形状が
よくわかります。)

  
半円形の窓、蔦、歴史を感じます。

 
フランス門

大正期に流行った表現主義の影響を色濃くする
建築で、みゆき通りに面して、アーチ型の開口を
有する塀が続き、その門扉は、『フランス門』と
呼ばれる瀟洒なデザインで、銀座の街並みに
相応しい佇まいと言えます。

 
みゆき通りに面した門扉の説明があります。

北村透谷、島崎藤村ここに学ぶ
 

正門の横には、
北村透谷、島崎藤村幼き日ここに学ぶという
石碑がありますが、それ以外の卒業生も次の
方々を始め多士済々です(敬称略)。
近衛文麿、稲山嘉寛、信欣三、池田彌三郎、
平賀譲、福田徳三、矢代静一、金子光晴、
河原崎国太郎、澤村田之助、殿山泰司、
加藤武、朝丘雪路、中山千夏、和泉雅子、
村田あゆみ

銀座で商売を営む多くの人が学んだ学校です。
昔は水路があったために、銀座ナインに店を
開く『銀座九丁目』のご主人などは、船で家
から学校に通ったそうです。

伸びやかな子供を表す、次の銅像があります。

 
笛を吹く少年

数寄屋橋公園に隣接・・・震災に備え
東京市は、震災後、復興小学校に隣接して小公園を
多く設けました。泰明小学校脇の数寄屋橋公園も
その一つです。
これは、小学校を災害時の避難拠点と考え、公園を
隣接させることによってその機能を強化するという
考え方であったということです。 安全な街づくりに
腐心した当時の人々の心が忍ばれます。

 
震災時、銀座の重要な一時避難場所として位置づけられて
います。

中央区立銀座中学校
1984年(昭和59年)に、中央区立第一中学校と
第二中学校を統合し、開校しました。
通称 『銀中』と言われます。

 
銀座中学校入口の交差点の近く

  
  
  中央区銀座8-19-15。 男女共学です。

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それでは、次の銀座検定の問題の出題です。
しばらくブログをお休み(サボり)させていただいた後の
今年最初の問題は、原点に回帰した問題です。

銀座検定(GINKEN)第 32 問です。
そもそも、「銀座」の地名の由来は次のどれでしょうか。
(1)徳川家康が、銀貨を鋳造・管理する役所をここに開いた。
(2)江戸湾に面し銀波が美しく打ち寄せる所という意味。
(3)駿府にあった銀貨鋳造所をここに移した。
(4)金・銀が集まる商業の中心地を昔から「銀座」と呼んだ。

正解は、今までどおり、銀座検定第33問と一緒に
お届けします。