10月18日、栃木県さくら市向河原付近の鬼怒川河畔を散策してきました
お目当ての「カワラノギク」は満開から少し咲きすぎちゃったかなと言う感じでした
鬼怒川運動公園駐車場付近の鬼怒川堤防です、ここを起点に下流~上流を散策します
まずは下流へ、先に見えている氏家大橋まだ行きましょう
ということで氏家大橋の下流側までやって来ました
ここも一昨年の台風による増水で姿が変わってしまったところ、パット見てカワラノギクは見当たりませんでした
礫河原にはたくさんのセイタカアワダチソウが目立ちました
礫河原から一歩出るとススキ野原が一面に広がっています、これはかなりすごいです!
正面に高原山を見ながら上流へ
道中には
左)たくさんのノコンギク(野紺菊)
右)コシオガマ(小塩竃)の花が残っていました
カワラナデシコ(河原撫子)も一輪
カワラノギク(河原野菊):キク科シオン属の二年草
関東地方の一部の河川にのみ分布する希少な野菊です
栃木県では絶滅危惧Ⅱ類(Bランク):「絶滅の危険が増大している生物」に指定されています
環境省のカテゴリーではさらに厳しい絶滅危惧ⅠB類:「近い将来における野生での絶滅の危険性が高いもの」となっていて、各地で保全活動が行われています
カワラノギク保全地及びその周囲の河原ではカワラノギクが可憐な花を咲かせていました
昨年ほどではありませんがなかなかのお花畑です
同所のカワラハハコ(河原母子)は終盤
鬼怒川運動公園駐車場付近まで戻って今度は上流へ、新幹線の高架近くまで行きましょう
堤防の斜面には
左)ツリガネニンジン(釣鐘人参)
右)ワレモコウ(吾亦紅) がたくさん
左)ノハラアザミ(野原薊)
右)ユウガギク(柚香菊) も花が残っていました
ここから河原へ下ります
鬼怒川、ホント綺麗ですね
前日雨だったので水量は多いですが、水は澄んでいます
こちらの河川敷内もカワラノギクがいっぱいです
葛の葉っぱに埋もれながらも咲いているところも^^
左)赤い実はテリハノイバラ(照葉野茨)、黄みがかっている方はヘクソカズラ(屁糞蔓)の実
右)アメリカイヌホオズキ(亜米利加犬酸漿)は群落を形成
再度堤防へ上がって新幹線の高架付近まで来ました
相変わらず正面には高原山、その右手には大佐飛山系が見えています
ここの保全地もカワラノギクがたくさん咲きます
ここに咲くカワラノギクは株の大きな物が多いですね
綺麗なカワラノギクがいっぱい、今年も綺麗でした
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