本日は、11月末までご協力いただいていたアンケートについてご報告させていただきたいと思います。
市長選挙のタイミングだったので、新しい市長にどのようなことを期待したいか、についてアンケートをさせていただきました。
結果的に、福田市長が続投となったわけですが、私自身も今回頂いたご意見を踏まえて、あと1年半の任期を全うしていきたいと思います。
まず選択式の設問についてはこのような結果になりました。
やはり豪雨対策は切実で、多くの方が気にされているということがわかります。
台風による浸水被害を踏まえて、多摩川からの逆流をゲートで防ぎつつ、雨水を多摩川へ排水する手段として、すでにポンプ車を新たに配備完了していますが、
現在は、さらに排水能力の高い「ポンプ機能付きのゲート」などの設置にむけて準備を進めていますので、この事業については進捗があれば、随時ご報告していきたいと思います。
ランキングとしては、浸水対策に続いて「行政運営の効率化」「妊娠出産への支援拡充」「小児医療費助成の拡充」となっています。
少し意外だったのが、「農地の保全と活用」が上位にランキングしていることです。
もちろん生産緑地制度の今後など、都市農業が抱える問題について関心を持っている方が多いということは知っているつもりでしたが、既存の大政党が得意な分野でもありますし、
私のビラやブログなどをご覧いただいている方の中にはそれほど関心を持っている方は多くないのかなと思っていたので、これは今回アンケートにご協力いただいて新しい発見となりました。
居住区に関する設問をつくっていなかったので、「多摩区・麻生区などの農地」を念頭にご回答いただいた可能性もなくはないですが、
私のアンケートにご協力いただいているということで、基本的には「中原区内の残り少ない農地」を保全・活用してほしいというご意見だと解釈しています。
たしかに農地がどんどん中規模マンションに変わっているのは実感としてあります。
農政に関することは無所属が参加できない委員会で議論されていることもあり、これまでそれほど重点的に勉強してこなかったのですが、少し農業施策について考える時間を増やしていきたいと思います。
最後になりますが、自由記述欄にもさまざまなご意見を頂きありがとうございました。ご意見の他にも、励ましのコメントなど、とても嬉しかったです。
自由記述欄で頂いた政策・施策としては、自転車マナー、喫煙空間の是非、保育施策、防犯カメラの設置、公園・道路の美化、地域活動への参加などがありました。
(地域活動については区民主導のプラットフォームとして「中原区ソーシャルデザインセンター」の取り組みが進んでいます。)
アンケートのご報告としては以上になります。
川崎市では市長選挙と市議会議員選挙がそれぞれ4年に1回あるのですが、ほぼ2年ずれているので、市民は2年に1回は市政に関する投票ができます。
この仕事をやっていると、「市長が変わればまちは変わる」と思いますし、「議会が変わればまちは変わる」とも思います。
ぜひ引き続きご関心をお寄せいただければありがたいです。