アベノマスク状態の備蓄物資など4つのテーマで質疑しました | 重冨たつや(地域政党あしたの川崎)公式ブログ

重冨たつや(地域政党あしたの川崎)公式ブログ

市民が安心して市政を託せる市議会を目指して活動中です。選挙があるときもないときも、議員活動の見える化が重要だと思います。地方議会はなかなかメディアで取り上げられませんので、少しでも身近に感じて頂けるように情報を発信していきます!

今回の年末議会では4つのテーマで質疑を行い、概要としては以下のような指摘を行いました。

 

①「保育園を立てるときには保育ニーズがある地域を重点化すべし」

 

背景、、、川崎市では新しく保育園を立てるときに募集エリアを大雑把(〇〇駅から1キロ圏内)に設定しています。

 

募集年度によっては、1次募集から4次募集くらいまであるのですが、1次募集からこの大雑把な募集エリア設定のため、すでに保育園に空きがあるエリアにも保育園が整備されています。

 

もちろん、区内にはまだまだ保育需要に供給が追い付いていないエリアがありますが、そういったエリアでの整備を重点的に促進する仕組みがありませんでした。

 

②「旧耐震基準の職員寮は耐震診断するか使用を中止すべし」

 

背景、、、下水管理・河川管理は水害発生を未然に防止する重要な役割があります。

 

そのため、緊急時に迅速な対応ができるように、管理センターの隣接地に職員寮をつくり、ファミリーで生活できるほどの住宅に月2万円程度の使用料で職員さんにお住い頂いています。

 

この職員寮の中には旧耐震の古いものがあるのですが、耐震診断をせずに使用を続けているものがありました。

 

③「市が出資する新電力会社の事業計画はもっと詳細を詰めるべし」

 

背景、、、前回のブログ(川崎市が出資、設立しようとしている地域エネルギー会社とは)でもご紹介させて頂きましたが、川崎市は現在、市の過半出資で電力会社を設立しようと検討を進めています。

 

電力会社は新規参入が相次いでいる業界ですが、大手電力会社が君臨する業界で成果を出していくことは容易ではありません。

 

目的や意義には共感する一方で、市税による赤字補填が行われるようなことだけは絶対に避けなければなりませんので、設立前に事業計画などの詳細を慎重に評価する必要があります。

 

④「国から送られてくるコロナ対応グッズは正しく管理・保管すべし」

 

背景、、、アベノマスクの在庫が話題になっていますが、川崎市には国から送られてきたマスクや手袋の在庫が多くあります。

 

市の管理に問題があるのですが、その一部が、駅前の好立地な公共施設であるエポック中原の旧レストランを1年近く埋め尽くしています。

 

高齢者施設や障がい者施設に配布する目的で国から送られてきているのですが、第5波のときにもほとんど配布しておらず、

 

例えば手袋に関しては、高齢者施設用が165万枚、障がい者施設用が236万枚も蓄えられていました。

 

それぞれのテーマについて、今後対応いただけるとのことでしたので、その進捗を引き続き確認してまいります。

 

今年も長いようで短い1年間だったような気がします。

 

また来年以降も、引き続き市政情報・活動報告を行ってまいりますので、何卒宜しくお願い致します。