海部俊樹元首相とスーパーマリオブラザーズ | ゲイムマンの日本縦断紀行 + ご当地ゲーム制作・配信

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ゲーセンでゲームをプレイし、1面クリア毎に増える“ゲーム路銀”を交通費にして日本縦断を目指す「ゲーセン紀行」でしたが、ゲーセン巡りよりも、普通の観光旅行の方が主になってしまいました。

現在このブログ上でゲーム『香川県からの脱出』を制作・配信中。

京都旅行の記事を書いている途中ですが、ツイッターに書いたら反響が大きかったので、こちらにも書いておきます。

 

 

ファミコンブームの頃、子供たちへの影響が国会で議論されたことがある。 

海部俊樹元首相は当時文部大臣だったが、スーパーマリオブラザーズを自らやり込んだ上で、『こういうのを全部強制的に辞めさせるのも、時の流れに逆らうことになる』『教育的効果は製作者が考えた以上に大きい』と答弁した。

 

 

海部元首相は後に雑誌のインタビューで、「私は政治家で一番マリオが上手い」と豪語するほどだった。 

いまだに、個人的な印象や、偽科学の影響などで、テレビゲーム害悪論を振りかざす政治家は数多い。そんな人たちに海部俊樹さんの爪の垢を煎じて飲ませたかった。

 

この件は、私が今作っているゲーム『香川県からの脱出』の中で取り上げる予定で、調べておりました。

 

香川県のゲーム規制条例について、登場人物の「銀河総裁」が述べる際、海部元首相のこのエピソードについて触れています。

 

「うー、幸い彼は今も健在じゃ。彼の爪の垢を煎じて、県強付会はじめ条例に賛成した議員全員に投与したいもんじゃのう」

(※県強付会は架空の政治団体です)

 

このセリフが没になってしまいました。

ゲームが完成するまで、いや、完成した後も、海部さんにはお元気であってほしかったです。

謹んでご冥福をお祈り致します。

 

今回の京都旅行では、このゲームに出てくる人物にゆかりのある場所を訪ねました。

ゲームのメインテーマが、香川県のゲーム規制条例についてであり、そのため初日に訪れた安井金比羅宮では、こういう絵馬を書いて奉納しました。

 

 

令和の世、いまだに自らの好き嫌いと、偏った情報だけでゲーム害悪論を唱え、ゲーム規制に加担する政治家や学者などの行動と比較すると、37年も前、今よりテレビゲーム害悪論がずっと強かった頃の、海部さんの見識にはおそれ入ります。

 

次回からは京都旅行の話に戻ります。

香川県出身の弘法大師・空海さんにゆかりの深い、東寺を訪ねます。

 

※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
第236回 悪縁を切り良縁を結ぶ(京都河原町、祇園四条、醍醐→椥辻)
第235回 六地蔵で祈る(六地蔵→醍醐)
第234回以前


京都(第234回~)
大津(第224回~第234回)
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