梅小路京都西 ('22.6.14)
引き続き、京都鉄道博物館。
屋外の展示を見るために、2階の連絡デッキへ。
雨だ。
しかも予報よりかなり激しく降っている。
いきなり傘がおちょこになったので、いったん館内に引き返して直す。
あらためて2階のデッキへ。
SLの検修庫を見ることができる。
そしてこのデッキから、京都鉄道博物館の中央にある大きな扇形車庫が一望できる。
強風で揺れる傘を持ちながら苦労して写真を撮ったので、かなり傾いてる感じで写ってるけど。
この扇形車庫は、1914年(大正3年)に造られた、現存する日本最古の、鉄筋コンクリート造りの機関車庫。
1972年(昭和47年)から、蒸気機関車の保存施設「梅小路蒸気機関車館」として一般公開された。
2004年(平成16年)、重要文化財に指定されている。
もちろん、京都鉄道博物館になってからも、貴重なSLがずらっと並んでいて、博物館の大きな売りになっている。
デッキから外階段で下りる。
もっと近くで機関車を見るため、扇形庫に近づこうとしたちょうどそのとき、通路にチェーンが張られ、通行止めになった。
SLスチーム号として今日1日動いていた、8620形が扇形庫に戻るところのようだ。
扇形庫への線路が、人の通る通路とクロスしているので、通行止めになったみたいだ。
8620形は1914年、日本で最初に量産された旅客用蒸気機関車。
(同時期に、貨物用の9600形も量産されている)
この8630号機も1914年に造られた。扇形庫と同じ年だ。
そんな時代の機関車が動態保存されている。さすが京都鉄道博物館。
しばらく待ってみたが、8620はまだ動き出す気配がない。
扇形庫にある蒸気機関車が、なかなか近くで見られない。
雨がさらにきつくなった。やむなく2階に戻る。
3階にあるスカイテラスに行ってみた。
いい景色が見えるかなと思ったのだが、ここも屋外で、屋根もなかった。
早々に立ち去る。
そろそろ閉館時刻の午後5時が近づく。本館1階から外に出た。
幸い、出口まで屋根のあるルートがあった。
しかも扇形庫の中に入れる。
しかもまさに今、さっきの8620が転車台に乗って、回転しているところだった。
京都観光Navi(京都市観光協会) 京都府観光連盟
JRおでかけネット(JR西日本) 京都市交通局
※これ以前の「日本縦断ゲーセン紀行」はこちら。
・第242回 なかなか見られない蒸気機関車(梅小路京都西)
・第241回 町ゲーセンで演ろうぜ(小野→東野→山科→京都)
・第240回以前