※以前、途中まで当ブログに書いていて中断していた、「愛媛県取材旅行」の続きです。
2015年、バンダイナムコの「カタログIPオープン化プロジェクト」(ナムコのゲームキャラクター等を使って、個人・法人がゲーム等のコンテンツを作れるという企画)に参加して、『ワンダーモモ』のアドベンチャーゲームを作ろうとしていました。
「モモが内子座で公演を行なう」という設定で、愛媛県を舞台にしたシナリオを考えており、その取材のために、2週間かけて愛媛県各地を回りました。
しかし、現地の情報を集めすぎたせいか結局シナリオは完成せず、取材旅行がただの観光旅行で終わってしまいました。
伊予西条('15.8.12)
2015年8月12日。7時半起床。
ホテルをチェックアウトし、昨日行きそびれた観光交流センターへ。
雨が降っている。四国鉄道文化館のストラップを買う。「うちぬき」の水をふた口飲む。
伊予西条駅へ。9時42分発の快速サンポート・南風リレー号に乗る。
この駅が始発で、かなり前から121系電車が止まっている。
(※121系は後に改造され、番号も改番されて7200系となった)
ホームにある「うちぬき」のモニュメント。
(※2017年、ホームにエレベーターが設置された際、このモニュメントは撤去されたらしい)
新居浜(にいはま)
9時53分、新居浜駅着。荷物をロッカーに入れる。
新しい布張り屋根を支える柱に、銅の溶鉱炉で分離される鉱滓(こうさい)でできた、鍰(からみ)レンガが使われている。
駅の周りに、銅山をモチーフとしたモニュメントがいくつかある。
今日の目的地はマイントピア別子(べっし)。かつての別子銅山の跡だ。
10時35分発のバスに乗る。観光施設に行くバスなのに、平日7本、日祝5本しかない。
自家用車かタクシーで行く人が多いんだろう。マイントピア別子は、道の駅でもある。
実際、今このバスに、客は4人しか乗っていない。
バスはやたら揺れる。
途中から乗ったお婆さんも含め、ほかのお客さんは途中のバス停で全員降りてしまい、とうとう私1人の貸切状態に。
山を少しずつ上る。川沿いの道。10時55分、マイントピア別子に到着した。
さっきのバスの状態が嘘のように、ここにはお客さんがけっこういた。
マイントピア別子は「端出場(はでば)ゾーン」と「東平(とうなる)ゾーン」に分かれている。
今いる所は端出場ゾーンで、東平ゾーンはさらに山の上にある。銅山としては、先に東平が開発され、その後、端出場に拠点が移ったらしい。
ちょうど、東平へ行くバスが出るところ。ほぼ満員っぽい。
東平ゾーンには巨大な廃墟がのこっており、「東洋のマチュピチュ」と呼ばれて全国に知られている。
愛媛を舞台にしてゲームを作るんだったら、是非登場させたいスポットだが、行くには時間が足りない気がする。
端出場の方にも見どころは多そうだし、まず端出場ゾーンを優先して見てみようと思う。
新居浜市による、東平ゾーンの公式動画
本館に入る。
土産物屋の真ん中にあるモニュメントが回転している。狸が槌を振るっている。
新居浜太鼓祭りの太鼓台もある。大きいけど、これでも子供サイズらしい。
新居浜太鼓祭りは、阿波踊り、よさこい祭りと並んで「四国三大祭り」とされているそうだ。
この前見たばかりの「松山まつり・野球拳おどり」が盛大だったので、あれが三大祭りに入ってないことに違和感を感じる。
ただ新居浜太鼓祭りは、たいへん歴史のある祭りだそうだ。阿波踊りよりも昔から行なわれているとか。
松山城 内子座と内子の町並み 松山まつり 野球拳おどり 今治城 来島海峡大橋 鉄道歴史パーク
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2023年01月20日 14:33