囚人部隊 インパール日本陸軍囚徒兵たちの生と死 | 己街道を前進!桃子二等兵の太平洋戦争お勉強ブログ

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とーーーっても御無沙汰しております桃子二等兵です

なんと私、8月は1度も更新していなかったのですね…

「今日は記事を書こう!いや、まずはコメントをくださった近代史さんにお返事しなくては!!」とログインしようとするも、IDを忘れワタワタ

………無事にIDも思い出せて、こうしてブログを更新できることになりました

さて、今日は最近読んだ本のお話をしたいと思います

囚人部隊


岡田和裕さんの囚人部隊 インパール日本陸軍囚徒兵たちの生と死です

相変わらずインパールです!
Amazonのオススメ機能に現れたこの本に惹かれたのは、ずばりタイトル。

「囚人部隊ってなに

私はてっきり、日本の刑務所の受刑者たちも招集され、なにやら危険な任務に当たっていた特殊部隊かなと思っていました。

そうではなく、軍隊において軍規を犯した囚徒兵の部隊だったのですね。
罪名は抗命罪、逃亡罪、上官侮辱罪、窃盗などなど。

ビルマのラングーンにあったインセン刑務所に様々な罪名で服役していた囚徒兵と、そこの警護にあたっていた陸軍法務部79部隊の憲兵、そして突然現れた謎の大尉殿とその腹心たちによる臨時の部隊。

ビルマとインドの国境で孤立している第28軍のペグー山中への転進を援護し、合流後は28軍の指揮下に入り連合軍の南進を阻止する任務だという。

濁流のシッタン河を渡河し悪路を進み、
英軍、印度兵、現地の山岳種族との戦闘。

囚徒兵、そして日本人とビルマ人のハーフの青年のそれぞれのドラマを絡め、ひたすら歩を進めるホケ軍。

本来の任務から逸脱し一行が向かっていたのは、インドのインパール。すべては「私は間違っていなかった」というヤツの絶対的な意地のために…


あぁ私はこの本を途中までずっと、ノンフィクションだと思っていました

これは史実を基にしたフィクションだったのですね。

この本におけるヤツとは、そう!!
インパール作戦に従事した元兵士の方々にインタビューをすると「アイツが畳の上で死ぬのだけは許せないッ」と必ず言われたというあの人物です。

インパール作戦を別の視点から見ることの出来る、大変興味深い本だったと思います。

しかしAmazonって便利ですよね。
オススメ機能がガッチリ的を得ていて、次から次へと読みたい本、聴きたいCDが出てくる出てくる…
今も積読本が4冊ほど溜まっていますー

さてさて読んで下さった方、ありがとうございます
マイペースではありますが、なるべく更新していきたいと思っています



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