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『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』視聴後の感想、壮絶ないじめ描写と爽快な復讐劇が見事に融合した韓国ドラマ

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Netflixで人気の韓国ドラマ『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』

こんばんは!まるく堂です!

現在、Netflixで配信中の韓国ドラマ

『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』を視聴したので紹介したいと思います。

このドラマは、主人公のムン・ドンウンがいじめによって心身共に傷ついた過去を持ち、その復讐劇が描かれるストーリーとなっています。

ドラマは全16話構成になっていて、Part.1(第1話~第8話)は2022年12月に、Part.2は(第9話~第16話)は2023年3月に配信が開始され、現在はNetflixを契約していれば、全ての回を見ることができます。

 

あらすじ

高校時代、ムン・ドンウンはクラスメイトのパク・ヨンジンに標的にされ、壮絶ないじめを受けていた。一度いじめを告発するも、貧しい母子家庭であった彼女には警察も、先生も、実の親でさえも助けてくれる者は無く、学校では親の影響が強いパク・ヨンジンの前に何もかもが揉み消されてしまう。

心身共に深い傷を負ったムン・ドンウンは失意の中、高校を自主退学せざるを得なくなってしまう。それは建築家になる夢をも諦める事を意味していた。

そして16年の時が経ち、いじめグループのメンバーたちはそれぞれが成功者となっていた。ある者はブティック経営、ある者は高名な画家、そしてリーダーであるパク・ヨンジンはお茶の間に人気の有名なお天気キャスターとなっていた。建設会社社長の夫との間にもうけた娘イェスルとともに優雅な生活を満喫し、成功者として誇らしげに振る舞っていた。

時を同じくして、ムン・ドンウンは静かにパク・ヨンジンの豪邸を遠くから眺めていた。彼女が今まで生き続けられた理由、それは自分を苦しめた者たち、特にパク・ヨンジンへの報復に他ならなかった。高校中退後、十数年をかけ、緻密な計画を立てた彼女の復讐の幕は今開かれたのだった…

 

登場人物紹介

 

ムン・ドンウン(キャスト:ソン・ヘギョ)

本作の主人公。高校時代に壮絶ないじめを受ける。

そのせいで退学に追い込まれた上に貧しい母子家庭に育ち、実の親からも裏切られた結果、一人で生きざるを得なくなる。

復讐のために小学校教師となり、パク・ヨンジンの娘イェスルの担任になるが…

 

ソン・ヘギョさんは『太陽の末裔』『ボーイフレンド』と言った韓国で大ヒットとなったドラマや映画に数多く出演して、今では押しも押されぬ韓国トップ女優です。

個人的には女優の吉高由里子さんに似てる感じがしてます。

チュ・ヨジョン(キャスト:イ・ドヒョン)

大病院であるチュ病院の院長の息子で形成外科医。

囲碁の指導を頼まれたのがドンウンとの最初の出会いだったが、突然消えた彼女を想い数年が経過。ようやく再開できた後、ドンウンの過去を知り協力者となる。飄々とした性格で、時に思い詰めるドンウンを精神的にもサポートをする。

 

イ・ドヒョンさんは2017年に『刑務所のルールブック』と言うテレビドラマでデビューした若手の俳優さんです。

個人的に、俳優の坂口健太郎さんや杉野遥亮さん、あと野球選手のダルビッシュ有選手にもちょっとずつ似てる感じがしてます。

パク・ヨンジン(キャスト: イム・ジヨン)

高校時代にムン・ドンウンを苦しめたいじめグループの主犯格。
現在はお天気キャスターで、建設会社代表の妻として裕福な生活を送っている。

イム・ジヨンさん演じるパク・ヨンジンはもう本当に「人間のクズ中のクズ」の代表みたいなキャラクターです。ドラマを見てると「ああ、コイツにならどんな復讐しても許せるわ…」と思ってしまうくらいに、冷酷無比な人物です。

心の底から憎くなると言うのは、それだけイム・ジヨンさんの演技がズバ抜けてる証明とも言えると思いますが、いやはや、とにかくスゴイキャラクターですよ…

 

実はイム・ジヨンさん、チュ・ヨジョン役のイ・ドヒョンさんとデート現場が目撃されているそうです。

news.yahoo.co.jp

役柄では敵役みたいなものなんですけど、プライベートではこんな事になってるとは…

カン・ヒョンナム(キャスト:ヨム・ヘラン)

夫からの家庭内暴力に苦しむ被害者。同じく被害を受けている娘を何とか守りたいと思っている。セミョン財団理事長宅の家政婦だが、ある時不審な動きを見せたドンウンを問い詰めるも夫の殺害を条件に、彼女の協力者となる。

ヨム・ヘランさん演じるカン・ヒョンナムはDV被害を受けつつも本来は明るく陽気なキャラクターです。ムン・ドンウンにスパイにも似た行動を頼まれると、案外と乗り気で行動します。

ヨム・ヘランさんの演技はかなりコミカルな部分も多く、シリアスな展開が続く本編の中では癒し的な存在でもあります。

ソン・ミョンオ(キャスト:キム・ゴヌ)

いじめ加害者グループのメンバーで、序列では最下位で皆から見下されてる事や、ジェジュンの経営するブティックでこき使われている事に不満を感じている。

一方で、麻薬の売人としても行動しており、いじめメンバーのイ・サラにもよく調達している。

グループカーストでは最も下のこのソン・ミョンオですが、ドラマではかなりのキーパーソンとなっています。

個人的にお笑いの「霜降り明星」の粗品さんに似てる気がしてます。

チョン・ジェジュン(キャスト:パク・ソンフン)

ヨンジンと共にドンウンを苦しめたいじめグループのメンバー。

傲慢で、人を人とも思わない冷酷な性格。

現在は親から譲り受けたアパレル会社とゴルフ場の経営者。

イ・サラ(キャスト:キム・ヒオラ)

いじめ加害者グループのメンバー。芸術家。牧師の娘として裕福な家庭に育つが、アルコールと薬物の依存症。気性が荒くいつも苛立っており、周りに関心がない。

チェ・へジョン(キャスト:チャ・ジュヨン)

いじめ加害者グループのメンバー。

玉の輿婚を狙うCA(客室乗務員)。クリーニング店の娘のため、グループ内での序列は低い。パク・ヨンジンやサラ、ジェジュン達から見下されている。同じくグループ下位のソン・ミョンオに好意を寄せられているが、本人は意にも介していない。

ハ・ドヨン(キャスト:チョン・ソンイル)

ヨンジンの夫で、ジェピョン建設代表。

何事にも冷静な性格で、娘の幸せを一番に考えている。

妻の復讐を企むドンウンに誘惑されてしまう。

ドラマの見どころ

第一話は主人公であるムン・ドンウンの高校時代が主に描かれています。彼女はクラスメイトのパク・ヨンジンに標的にされ、壮絶ないじめを受けています。暴力表現に関しては非常に過激な内容になっているため、正直な話、苦手な人には強くおすすめできません。一部の視聴者にとっては感情的につらい場面もあるかもしれません。

ですが、全部の回を見終わった後だと、このドラマは壮絶ないじめを受けた人々の心情を描いた、深い感動を与えてくれる作品だと感じたんですよね。

無理にとは言いませんが、もしも我慢できるのであれば何とか見て頂ければと思います。

 

しかし第二話以降からは、16年の時を経ていよいよムン・ドンウンのターンとなっていきます。

パク・ヨンジンたち成功者となったいじめグループのメンバーたちに対し、ドンウンは狂気に近い復讐心をずっと燃やし続けていたのです。

彼女は加害者たちの周囲から徐々に攻撃を仕掛けていきます。最初はほんの些細な行動にも思えますが、それが後からじわじわとボディブローの様に効いてきて、彼らの人生を破壊し始めます。一方で、パク・ヨンジンがどのように彼女を傷つけたか、そしてその理由も徐々に明らかになっていきます。

 

やはり第一話であれだけの事をされているのですから、視聴者はみんなドンウンの味方となり、ハラハラドキドキしながら彼女の復讐の展開を追いかけます。

物語は復讐劇の中心に置かれていますが、加害者たちの人間関係や家族の問題にも焦点が当てられ、多様なテーマで描かれているのも良かったです。

 

そして、ドラマは回を重ねるとムン・ドンウンにも協力者ができます。

特に形成外科医であるチュ・ヨジョンと、家政婦のカン・ヒョンナムとの絡みは個人的に好きなシーンです。これまでずっと1人で復讐のためだけに生きてきて、人に隙を見せられない人生を送っていたドンウンですが、彼らとの交流によって凍っていた心が溶けるかの様に少しずつ笑顔を見せていったり、彼女の心の中にも何か変化が表れた様に思えて、とても心温まるものとなっています

 

演技面に関して言えば、特にソン・ヘギョさんの演技は見事でしたね。

ムン・ドンウンの復讐心はもちろん、内面の葛藤なども見事に表現されています。

さすがトップ女優と言うべき貫禄がありました。

ただ、ちょっとだけ気になった点は、年齢設定的に、主な登場人物たちは36歳前後のハズなのですが、ソン・ヘギョさん以外は36歳に見えないですね、みなさん若すぎですね。まあ、どうでもいいんですけどね、面白ければ…

まとめ:『ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜』はぜひみて欲しいドラマです!!

「ザ・グローリー 〜輝かしき復讐〜」は、いじめによって傷ついた主人公ムン・ドンウンが復讐するストーリーです。

初回から描かれる過酷ないじめのシーンには、正直心が痛むものがありましたが、主人公の復讐劇は見ているこちらまで熱くなり爽快感を覚えました。

また、16年後に成功者として生きる加害者たちを主人公が一人ひとり復讐していく様子が描かれることで、その復讐の過程にも引き込まれましたね。

 

登場人物たちの心情描写や、悲劇的な過去を抱える人々との交流など、ドラマ全体に渡って細やかな描写がされていた点も魅力的でした。

日本ではなかなか題材にできない韓国独自のドラマ作りが随所に見られ、見応えのある作品でした。復讐劇の結末は思わぬ展開に驚きながらも、全体を通してハラハラドキドキの展開が続き、一気に観てしまうくらい熱中できた作品でした!!

 

以上です…

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