地元の大阪では、鳥飼北小学校鳥飼西小学校に通う5年生が、地域の飲食店のレシピを開発するイベントが始まっています。

チラシが地域の家にポスティングされています。

とりっぷ第2弾 食でつなぐ地域の輪 2つの学校 多文化共生プロジェクト

「とりっぷ」は、鳥飼の「とり」と、「トリップ(旅行)」を組み合わせた言葉です。
このプロジェクトは、外国にルーツを持つ子どもたちやその保護者、地域の方々をつなぐために、摂津市教育委員会やキャリア教育を行うNPO法人JAEなどが協力して作られた多文化共生の取り組みです。
 
今回、2軒のベトナム料理店へ行ってきました。
 
 
Hoi An Food(ホイアンフード)
 
こちらでは、鳥飼北小学校の生徒さんが、ベトナムのサンドイッチ「バインミー」のレシピに挑戦されました。
 
 
写真奥が「北小オリジナル バインミー」、手前が「タコス バインミー 」です。
小学生が開発したレシピなので、辛くないです。因みに2種類のメニューに落ち着くまでに、なんと約50種類ものレシピを考えていたそうです。
2種類のバインミー 、食べやすくて美味しかったです。

Hoi An Food(ホイアンフード)
摂津市鳥飼本町4-20-12
 
続いて、Hồng Năng Quán(ホンナンクアン)
 
このベトナム料理店には、3つのフロアがあります。
メインフロアには約30名が座れる席があり、さらに12名用の個室が2つあります。
また、2階にはカラオケを楽しめるスペースもあり、広々としたお店です。
鳥飼西小学校の生徒さんが、考えたメニューは次の通りです。
「爆弾丼」や「ミステリーセット」など興味をひくメニューですね。
爆弾丼。迫力あり食べ応えありです。
店主さんにカエルの唐揚げを教えてもらって食べましたが、美味しかったです。骨がありましたが柔らかかったです。
 
ミステリーセット。おにぎり・春巻き・ピリ辛スープのセットです。しっかりしたライスペーパーで、エビの代わりに鶏肉が入っています。おにぎりはナンプラー入りです。
 
かき揚げ。野菜たっぷりです。さつまいも・玉ねぎ・もやし・赤かぶを使用されています。こちらは結構甘めでした。
 
どのメニューも小学生が美味しく食べれる甘味といったところですね。
 
ベトナムから日本へ働きに来ている方の利用率が比較的多いレストランです。
近くの工場で勤務しているベトナムの方によりますと、結構仕事が大変みたいです。なかには朝の8時から深夜の1時まで勤務されていると聞きました。もちろん昼間に2時間ほど休憩があるとのことですが、さすがに驚きました。
 
多文化共生プロジェクトがきっかけで、家族連れの日本人も増えているみたいですね。
 
Hồng Năng Quán(ホンナンクアン)
摂津市鳥飼野々1-30-3