怖がり、ビビりの犬ばかり？

ホテルをご利用いただく時に

ご利用お申し込み用紙に必要事項を

ご記入いただいています。

その項目の中の一つに

【愛犬の性格】

があります。

愛想がいい

怖がり

気が強い

攻撃的

この四つの中から

選んでいただきますが

ほとんどの方は

「怖がり」

を選ばれます。

さらに選びながら

「うちの子ビビリなんです」

と言われます。

理由を聞くと

怖いから

知らない人

知らない犬に吠える

家にいた時

ピンポンが鳴ると

怖いから吠える

何か違うような・・・・

私たち人間は

怖いとどうしますか？

怖いとフリーズします。

動けなくなります。

怖がりだと

人に会わないように

外に出ないし

誰かが来たら

絶対に部屋から出ません。

知らない人にすれ違いざまに

「あなたは誰？」

とは聞きません。

犬は怖いと吠える

誰が決めて

そう思われるようになったのでしょうか？

本当の怖がりの犬は

やはり人間と同じく

自分の安心できるスペースを確保したがり

確保したら

そこから出てきません。

震えるだけで

吠えることはしません。

ましてや相手が誰なのか

確かめに来ることは

まずありません。

だって怖いから。

「怖がり」

と飼い主さんたちが思われている犬たちは

「怖がり」ではなく

「いばりんぼ」

ただ単純に

「あなたは誰なのよ！」

と

飼い主さんよりも先に

いばって確かめてるだけ。

たくさんの犬たちに出会ってきて

本当に怖がりの犬だなと思ったのは

サリーと他にもう一頭くらいで

他の子たちは怖がりではありませんでした。

人間は

自分にとって都合のいいように

相手のことを解釈したがる動物

可愛い我が子を

怖がりじゃないのに

怖がりだと思い込むのは

とても危険です。

なぜなら

怖がりだから

怖がらないようにと

気を使うからです。

怖がりなら

守ってあげなければならないはずなのに

怖がりだから

いう通りに犬の言い分を聞くばかりに

なってしまっているからです。

犬の言い分を聞き続けると

どうなるかというと

「ただのわがままな犬」

になってしまうからです。

だから

吠え続け

怒り続け

噛む

ようになるのです。

自分にとって

嫌なことは

吠える

怒る

噛む

のです。

もう一度言います。

怖がりの犬は

吠えないし

飛びかかることもないです。

ましてや

命の危険を感じるくらいまで

究極に追い詰められない限り

噛むこともありません。

本当の怖がりの犬は

フリーズして動きません。

いばりんぼの犬は

威張って吠えて

威張って噛んで

でもそれは彼らにとっては

とても辛くて苦しいことなのです。

だから

まずは犬の言い分を聞かないこと。

犬たちが暮らしているのは

犬の世界ではなく

人間の世界です。

その人間に対して

威張らせているのは私たち人間。

犬たちをいばりんぼにさせないために

私たち飼い主は何をどう考えれば良いのか

いばりんぼになってしまった犬を

どうやって変えていけばいいのか

私たちは伝え続けます。

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Magical Dog

▷ドッグホテル

▷初めて正面から向き合った犬が

ピットブルだった。

▷問題行動からのセミナージプシー

　トレーナージプシー

　情報まみれの生活からの

　犬の味方への転換劇

▷犬が好きすぎて3頭との共同生活を経て

▷ドッグホテル経営

▷オンラインサロン　Magical Dog labo

▷犬と豊かに穏やかに暮らすための講座

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