オールブラックスの対戦成績から見えるもの | 弁護士明石順平の小話

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弁護士法人鳳法律事務所に勤務する弁護士明石順平が小話を綴っていきます。

今日は23時50分~NHKBS1で南アフリカ代表スプリングボクス対ニュージーランド代表オールブラックスの生中継ですよ。

これはラグビー界の頂上対決です。

ウィキペディアにオールブラックスの今までの対戦成績と勝率が載っています。これを勝率の低い順に並べると,ラグビー界の歴史的な力関係がよく分かります(ブリティッシュライオンズ等の連合チームは除く)。


1.対南アフリカ 52勝3分35敗 勝率57.78%
2.対オーストラリア 105勝7分42敗 勝率68.18%
3.対フランス 42勝1分12敗 勝率76.36%
4.対イングランド 32勝1分7敗 勝率80.00%
5.対ウェールズ 27勝0分3敗 勝率90.00%

これ以外のチームは,オールブラックスに一度も勝ったことがありません(引き分けはありますが)。
地球上でオールブラックスに勝った経験を持つ国はたったの5つしかないのです。
ところで,上記の対戦成績からすると,ニュージーランド,南アフリカ,オーストラリアの南半球3か国が突出して強いのが良く分かると思います。
今大会も,上記3チームは全てベスト4に残っています。

そして,オールブラックスが唯一50%台の勝率しか残せていない相手が,南アフリカ代表スプリングボクスです。
その時々の世界ランキングは別として,歴史的な力関係でいうと,南アフリカは世界ナンバー2のラグビー大国と言ってよいでしょう。
したがって,今夜の両者の対決はラグビー界の頂上対決なのです。

直近の対決では27-20でオールブラックスが勝っています。

今晩もきっと接戦になるでしょう。
私は南アフリカ代表を応援しますよ。
日本の勝利の価値が上がりますから。