写真師の「新カメラ日記」

JRP会員の橘が日々の事、撮影日記などを記録していきます。

藤色に包まれ

2024年04月24日 | 写真日記
    [藤棚の家]

少しご近所にカメラ散歩をと、めったに歩かないかつての農家などが残る道を歩いていると突然見事な藤棚に囲まれたお宅に出会いました。
すてきな色と香りに包まれながらレンズを向けました。

    [玄関は藤のすだれが]

写真を撮らせてくださいと声をかけようと藤の花のすだれをくぐって玄関に回ったのですが、お留守のようだったのでそのまま写真を撮らせていただきました。
それにしてもときには通る道だったのですが、まったく気にもならなかったところで出会ったすてきな藤棚の花の見事さに感動の光景でした。

    [今を盛りに]

まだ花弁はほとんど散っていなかったので、ここ数日で満開を迎えたのでしようね。
カメラを構えていると通りかかった自転車の方もゆっくりと花を見上げながら通り過ぎていきました。
私のブログでは珍しい縦位置の写真ばかりになりました。
私自身は縦位置の写真を好きなんですがブログの構成から横位置写真が多くなっています、ただ今日は縦位置の写真を並べさせていただきました。

所用でいつもと違う道を歩いていると藤棚で彩られたお屋敷が、ご近所で出会っ藤の花たちの写真三枚をアップして[写真師の新カメラ日記]を更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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思わぬところで

2024年04月22日 | 写真日記
    [エンレイソウ]

金沢市南部の山里は竹の子の名産地、手入れの行き届いた竹林では雪解けとともにカタクリなど野の花に彩られます。
早春の花の季節は終わり、今は竹の子を堀る農家の方たちの声が聞こえてきます。
そんな声を聴きながら林道の脇を見ると昨年は見かけなかった場所で「エンレイソウ」の花が目につきました。

    [延齢草]

漢字ではとてもおめでたい名前になり、その花言葉は「奥ゆかしい美しさ、叡智」だとか。
大きな三枚ほどの葉っぱの真ん中から出た茎に小さな花一つ。
初めてこの花を見つけたときはなんとも不思議な気持ちになりました。
エンレイソウは昔から胃腸薬の薬草として使われ、そのおかげで命永らえたというところからこの名前がついたと言われています。
この写真を撮った場所は冬の小さな雪崩で崩れた斜面の下部で見つけました、地表の環境が変わったことから土の中にあった種か根っこから花を咲かせたのかもしれませんね。

    [山つつじ]

前の写真とほぼ同じ場所で咲いたツツジの花、わたしは山で咲いているというところから勝手に「山つつじ」と呼びましたが、本当は違う名前を持つツツジの花かもしれません。
それにしても優しい色合いの花が険しい環境の中で姿を見せてくれたことに感謝です。

金沢市南部の山里で花散歩、思いがけない所で出会った花の写真三枚をアップして #写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
ぎゃらりーたちばなー新カメラ日記ー
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旅の途中で

2024年04月19日 | 写真日記
    [貴婦人と呼ばれる野鳥]

田植えの支度が始まり水が張られた田んぼに見慣れない野鳥がいました。
スマートな身のこなしとすらりと伸びた足をチャームポイントとしてバードウォッチャーに人気のセイタカシギです。
冬鳥でもなくて世界を股にかけて移動する旅鳥で河北潟にはこの季節に時折姿を現す珍しい野鳥です。

    [シギの仲間で絶滅危惧種]

一枚目とは別の個体で、二羽で採餌をしていました。
田んぼの横の道路に止めた車の中から見ていましたが、その美しさに思わずため息が出そうでした。
彼女(彼氏?)たちは車から少し離れるとカメラを持つ私などは気にもかけずに次の移動のための体力回復のための食事に集中していました。
国際保護連合のレッドリストでは絶滅危Ⅱ類に指定されています。

    [水辺の貴婦人]

その美しさから水辺の貴婦人と呼ばれる珍鳥の「セイタカシギ」。
旅の疲れの回復と次の旅に必要な体力をつけてこの二羽が仲良く旅立ち、目的地に無事に着くことを願いながらこの場をゆっくりと離れました。

河北潟干拓農地で旅の疲れを癒す野鳥の写真三枚をアップして #写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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足元の春

2024年04月17日 | 写真日記
    [誕生花]
一日遅れですが、4月16日の誕生花は写真の「マムシ草」だそうです。
花言葉は「壮大、美しさ、炎のような情熱」と思いがけないほど立派な言葉がつけられています。
いま草原などで蛇が鎌首をもたげたような不思議な花か茎かわからない姿の花を見かけることがあります。
私が写真を撮り始めたころの手引書などにはよくマムシグサが載せられていました。
比較的簡単に見つけることのできる撮影対象で不思議な形状と魅力的な色合いがお手本として使いやすかったのでしょうね。
私も暖かくまなった春の野原で、よくこの花を撮影していました。

    [ほうばの子]
野遊びしていた幼児の手を開くと、くしゃくしゃになって生暖かい土筆が一握り出てくることがよくあります。
私のふるさと香川県では土筆のことを「ほしこ」or「ほうしこ」と呼んでいました。
私も小さなころは意味も分からず「ほうしこほうしこほうばのこほうばのにんじんぬーすんで・・・」うたってあそんでいました。
ただ歌の意味は今もよくわからないのですが・・・。
土筆の姿を見ると今でもちょっぴり懐かしい思いでレンズを向けてしまいます。
つくし(土筆)の花言葉は、「努力、向上心、意外、驚き」だそうです。

    [白水仙]
 
先日まで水仙の花が.群れ咲いていた畑に黄色の草花に囲まれて一本の白い水仙の花が咲いていました。
白い水仙の花言葉は冬の寒さにも負けず凛とした様子から 「神秘」という言葉がつけられているようです。

金沢市南部の山里にカメラ散歩、早春から春本番へと変わりつつある足元の花たちの写真三枚をアップして#写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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波打つ桜道

2024年04月14日 | 写真日記
    [液状化現象の痕 生々しく]

元旦の能登半島地震から4か月半、震源地からは遠く離れて金沢市も含む能登半島入り口にあたる河北潟の桜並木。
例年なら約9キロも続く桜のトンネルとなる2車線のドライブコースとしてたくさんの人たちが楽しむ桜道です。
でも現在は地震による液状化現象の傷跡が露わに残り、御覧のように路面は割れたり盛り上がったりで通行止めや危険標識が目立っています。

    [内灘町から9キロ続く桜並木]

潟の岸辺を彩り内灘町から9キロ先のかほく市に至る桜並木、のどかで美しい風景です。
昨年までは、この二車線の桜のトンネルを家族連れのファミリーカーが行き交い楽しんでいましたが・・・。
一枚目の写真で見るように、美しい風景が悲しく感じられています。

    [コウノトリ 雛の誕生]
ただ嬉しい話題もありました。
この桜道の近くで昨年に続いて四月の初めに二羽の雛が誕生したということです。
写真はコウノトリが雛にえさを与えているところだと思いますが、カメラ位置の関係で小さい雛の姿はとらえられませんが5月になると姿も見られるのではないかと思います。
昨年は河北潟初のコウノトリの誕生と巣立ちを祝ったのですが、今年も同じカップルによって二年連続の巣立ちの日を迎えることを願いました。

能登半島地震から4か月半、液状化現象による傷跡がまだそのまま残る河北潟桜街道で撮った写真三枚をアップして #写真師の新カメラ日記  更新しました。
ブログで公開した写真はフォトチャンネルでアルバムになっています。
どうか時間があればそちらもご覧ください。
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