ベテランガードのパトリック・ベバリーは今季をロサンゼルス・レイカーズの一員としてスタートしたものの、シーズン中のトレードで放出され、ホームチームのシカゴ・ブルズと契約した。

レイカーズ時代のベバリーにはディフェンスだけでなくアウトサイドシュートでの貢献も求められていたが、十分な結果を残すことができず、レイカーズファンから批判されることも少なくなかった。

ベバリーによると、レイカーズファンとは違い、ブルズファンは彼がひどいプレイをしたとしても批判しないという。ベバリーのコメントをfadeawayworld.netが伝えている。

僕がシカゴでひどいゲームをした時、ツイッターを見ても「彼はクズだ！」、「彼をここから追い出せ」といった投稿は見られない。

ロサンゼルスにいた時に見たようなものはない。

ベバリーは先日、レイカーズからトレードされたのではなく、自らトレードを要求したことを明かした。

パトリック・ベバリー「僕がレイカーズにトレードを要求した」

ブルズ移籍後のベバリーの発言を振り返ると、レイカーズはよほど居心地が悪かったのだろう。

ブルズは現在イースタン・カンファレンス10位。

もしブルズがNBAプレイオフ進出を果たし、レイカーズが進出できなかったとしたら、ベバリーはますますレイカーズを批判するに違いない。

なお、ベバリーのブルズ移籍前と移籍後のスタッツは以下の通りとなっている。

–	移籍前	移籍後
出場試合数	45	12
平均出場時間	26.9	29.5
平均得点	2.8	3.6
平均リバウンド	3.1	6.2
平均アシスト	2.6	3.8
平均スティール	0.9	0.7
平均ターンオーバー	0.9	1.1
FG成功率	40.2％	42.4％
3P成功率	34.8％	34.0％
フリースロー成功率	78.0％	45.5％