11月初旬、池袋の「開楽 本店」に訪問。
ここはいつもよく賑わってる。
平日の火曜日、13時30分なのに外に5人ほど並んでいた。
待ち合わせの合流は当然禁止、支払いは現金のみよ。
店頭に掲示されてあるメニューを確認だ。
10分ぐらい待って、席にようやく着席できた。
さて、店内メニューも確認だ。
1954年創業の開楽、名物は開楽特製ジャンボ餃子よ。
お飲み物・デザートは控えめ。おつまみ、餃子の皮チップスか。
明太子レタスチャーハン、豚バラ炒飯…気になるな。
む、定食もあるんだね。
餃子だけじゃない、天津丼も食べたいな。
マルエフだって、松下洸平とか芳根京子がCMしてるビールだよな。
下戸の俺にはこの美味しさはわからんね…。
よし、ジャンボ餃子1人前(3個)と上海焼きそば、を食べるぞ。
ここの餃子、ほんと人気だよな。
餃子が大きいのは嬉しいが、大きければいいってわけではない気もする。
大事なのは、餃子の餡に豚肉の旨味や、野菜の甘味やニラの刺激などが、流出することなくしっかりと閉じ込められているかどうか?ということだ。
うまくない餃子はミスチルの Tomorrow never knowsのように。
とどま~ることを知らない餃子、だよ。
留まらせないといけない。
餃子の皮の中に、具材の旨味のエキス達よ…留まってくれよと。
否!
それだけじゃない。
皮がどうこうではなく、皮に入れる前に、勝負はついてる場合がある。
我々、客が見えない部分。
それすなわち、餡を成型する段階で、素材の旨味を逃さない配慮がされているかどうかだ。
その配慮がなされていない餡でいくら餃子を作っても、味が薄かったりぼんやりした餃子となり、タレの量が増えちまうんだ。
本当にうまい餃子は、タレがほとんどいらないんだ。
そんな講釈はさておき、来たぞ。
むちっとした生地、ひだも美しいじゃない。
ちょっと食べにくいけどな。
店員さんが常連さんと話してる会話が聞こえた。
1個80~85gぐらいあるらしいな。
2個で150g相当、ハンバーグじゃん。
だからご飯には合うんだよな。
3個食べたけど、1個だけ肉汁なのか野菜の汁なのか、じゅわ~とあふれてきた。
まあ、同じジャンボ餃子の銀座天龍よりも。
開楽本店の方がうまい、俺はこっちが好みだな。
餡のコクやジューシーさがあって美味しい。
ただ、外側の皮については、もちもち系でね。
俺の好きな「パリもち系」じゃないってとこがな…そこがパリもちだったら、完璧だった。
でも安くてデカくてうまいから、若者が多い理由もわかるね。
上海焼きそばは、あっさり醤油味。
所沢で食べたピザにレモンが入っていたように。
この焼きそばも、ほどよい酸味がコクを増してるか…うまい。
麺ももちもちで美味いんだけど。
具材が貧相なんだよな。豚肉とか野菜のきれっぱしの炒めが入ってるけど、ほぼ具無しみたいな感じで、味が一本調子だ。
グアニル酸、キノコの旨味と、醤油や小麦のグルタミン酸との相乗効果を起こしてる、麺は美味い。
でもあれで1100円か…700~800円ぐらいなら、文句ねえんだけどな。
ネットで炎上してた1000円焼きそばよりはマシだけどな。
俺が好きだった「やきそば さぼり」はよ。
solomeshi.net1000円でデカい牛筋とか目玉焼きも載って最高だったな。
まあでも満足。
こちらはレシート。
ごちそうさまでした。
■開楽 本店
【住所】:〒171-0022 東京都豊島区南池袋1丁目27−2
【営業時間】
火曜日~土曜日➡11時~22時(ラストオーダー:21時30分)
日曜日➡11時~21時30分(ラストオーダー21時)
定休日➡月曜日
<採点>
・一人でも入りやすい 度:10
カウンター席豊富。
・ファミリーで入りやすい 度:6~8
食べログの内観写真、店内は広くないのでベビーカーとか通るのは少し厳しそうな印象だったかな。
テイクアウトも充実。
トイレも面白い、「開」がお店のロゴになってる。