岸田氏がインド訪問を終えた後、日本に帰らずに
ウクライナを電撃訪問しています。
ルートに関しては、本来ロシア上空を日本の飛行機が
飛べないので、南側ルートで行くしかなく、
インド訪問をうまく利用して、ウクライナに
行くことにしたんだろうと思っています。
正直、インド政府がどこまで知っていたのかは
気になります。

マスコミが情報を漏らしすぎと言ってますが、
今週は国会があるので、首相が何の予告もなく
出席できないとなれば、それはそれで
騒ぎになるのは目に見えてますし、
(多分、今週いっぱいは無理でしょう)
暗殺の危険とかは、正直岸田氏の場合、
そこまで心配する必要はないと思います。

日本はウクライナへの軍事支援をあまり
(軍事支援の定義によりますが)していませんし、
アメリカの同盟国なので、仮に今、ロシアによる
岸田氏への暗殺が起きれば、アメリカやNATOによる
ウクライナ戦争への参戦があり得ます。
集団安全保障というのは、そういうことです。

そうなったら核兵器を使うとロシアは脅すかもしれませんが、
今までの「ウクライナとロシアの戦争」段階ならまだしも、
日本の首相がウクライナ訪問中にロシアによって殺された後では、
全く局面が変わってくるので、通用しないと思います。

更に、中国の習近平氏によるロシア訪問にぶつけて
きたのもポイントで、しかも最初に、約一年前に
ロシア軍による虐殺があったブチャを訪問してますからね。
武器の譲渡ができない日本としては、
人道的なアピールをすることが大事になってきます。

取り敢えず、うまくやったなという感想ですね。