2020年7月16日木曜日

コロナバスターズ宣言と生教会の役割− 現職教員と児童生徒に伝えること

 
  元公立高校教諭のK.Oです。

  世界中が新型コロナウイルス感染拡大の阻止で非常事態になっている昨今、私たち教育関係者は、何を思い何を実践すべきでしょうか。生長の家総裁・谷口雅宣先生が、2020.4.5に発表された「コロナバスターズ宣言」に基づき、私達生教会の役割について考えたいと思います。
 

「コロナバスターズ宣言」
1.責任:私たちは責任あるコミュニティーのメンバーとして考え、行動します。
2.柔軟に忍耐強く:私たちは忍耐強く生き、事態が正常化した時に正しく行動するための準備を怠りません。
3.決意:私たちはこの時期に、正常時にはなかなか決意できなかった新しい決意を固めます。
4.尊敬:私たちは、私たちの隣人ーー地上の全生物を含めたすべての仲間を尊敬します。
5.抑制・制限:私たちは現状が気に入らないというだけで、決して大騒ぎなどしません。
                              Facebook「生長の家総裁」2020.4.5より)

 上記の5つの項目が全て重要でありますが、ここでは特に4項目の「尊敬」について考えます。 

新型コロナウイルス感染はなぜ起きたのか-学ぶことは何か?

感染拡大阻止に全力を注ぐことは重要であります。また、制約された環境でも日々明るくやれることを力一杯やっていくことも大切です。

さらに、この感染がなぜ起きたのかを理解し、それを将来を担う子供たちに伝えることが大変大きな愛行であると考えます。 

  生長の家総裁・谷口雅宣先生は、「コロナウイルスは何を教える」かについて、次のよに説かれています。

 今回の新型コロナウイルスの地球規模の拡大が教えていることは、数多くある。そのうち、前記の2回の機会*で強調したのは、「人間中心主義の弊害」ということだった。(中略)「生命を礼拝する」ことも「生命の法則に随順する」こともせずに、人間の物質的、肉体的欲望を満足させることを至上目的として、長期にわたって自然破壊を進めてきたという事実を指している。(谷口雅宣先生ブログ「唐松模様」、2020.3.22より)(*3/1生長の家春季記念日、3/11「神・自然・人間大調和祈念祭」)


  総裁先生は、「生命を礼拝する」-「地上の全生物を含めたすべての仲間を尊敬」することを示されています。肉食を控えることをはじめ、全ての生物・鉱物を大切にし、自然に与え調和する生き方が重要です。


「倫理的な生き方」を実践し、教育関係者や教え子に伝えよう!


「倫理的な生き方」として、「ノーミート、低炭素の食生活」、「省資源、低炭素の生活法」、「自然重視、低炭素の表現活動」のライフスタイルを実践し、教育関係者や教え子に伝えていきましょう。一例として、クラフトづくりでは単にできたものを買うのではなく、自然素材から工夫して作ってみることです。特に自然素材から伝わってくる感触-肌触り・臭い、そして加工のしかたや難易等が自然との一体感を養ってくれます。また、この体験が全ての生命を仲間として尊敬する生き方を培ってくれます。自然とすべての生命と一体となり調和するとき、神様に導かれ、「神の子」の自覚が深まり、自他一体の自己肯定感に満たされるのです。コロナ問題の中にあって、生長の家の使命、生教会の役割は極めて大きいと考えます。                                                                                             K.O

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