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テーマ:【ブレインジム】
土日は、2日間コースのブレインジム104開催。エクササイズをお伝えするためのセミナーですが、エクササイズを行うときに何が大切なのか?それは『自分軸』で生きるということ。また、『機能的で意味のあるゴール設定』の大切さ。セミナーのなかで、私は、いわゆる日本の『褒める』’を使うときには慎重に使います。決して、全くほめないわけではない。でも、そもそもの言葉をかけるのが、『褒める』ではなく『ポジティブなフィードバック』常に、言葉がけをするときも、『機能的なゴール設定』をしています。✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜✜書籍を読んだり、お話をしていても、たまに『自己肯定感をあげてあげるために、褒める!』なんて話をされる支援者の方もいます。でも、自己肯定感かあがるのは、他人に認められるからではない。そりゃ、認められたらうれしいかもしれない。でも、何よりも大切なのは、自分で自分の行いや行動を認められること。やれたじゃん!とか思えること。他人の視点ではなく、自分の評価。そのときも、他の人と比較するのではなく、自分軸での評価。褒め言葉を100個書き出しましょう!という記事もよくみかけて、例の言葉が挙げられてます。その中で、他人軸での評価を教え込むものがなんと多いことか😭😭😭かわいいね!→え?可愛いってどういうこと?天才!→え?天才は良いことなの?線をまっすぐ引けたね!→線はまっすぐであることは良いことで、歪んでるのは悪いこと?きれいな字を書けたね!綺麗!って何?→綺麗の基準って何?などなど。大人の理想のこども像を支援者の大人側が、使う言葉の中に含んで行きます。褒め言葉をたくさん思いつきます!まずは思いつくことは大切かもしれない。でも、その中身は見直すべき。知らず知らずに、自分の価値観を押し付けているということ。言葉がけ、それも、ポジティブなことばがけ、注目は大切。また!構音訓練は、行動療法だから、良い!悪い!のフィードバックは、細かく、明確に行います。でも、例えば、服装でも、おしゃれね!という言葉掛けをするときに、何の目的で、ことばがけをされてるのかな?とおもうのですよね。何のために?子どもの何が成長するために?服装をほめるとき。その服を自分で選んだのか?親が選んだのか?それだけでも、かける言葉は変化してきますよね。なんか、不思議な組み合わせの服装をしてきたときに、なんで言葉をかけますか?あれ?今日のファッションは、個性的よね?誰がかんがえたの?選んだの?となると。親は、『自分で選んで一人できました!』とねると。私の言葉がけの目標は、自立なので。えー。自分で選べたの!ということはがけ。そして、自分で全部、着ました!という行動。これに対して、ポジティブなフィードバックをしていきます。でも、とても、整った、カラフルで、今どきな服装。それは、お母さんが選んだ服。それをきているお子さんに『おしゃれね!』『可愛いね!』という言葉がけをするのは、誰へのフィードバックになるんでしょう?そして、親が選んだ服をきたら、注目される子どもは、その後!だれの価値観で、着るものを選んだりしていくのでしょう?✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰✰支援者の言葉がけは、語彙数が多いことで、さまざまなフィードバックに結びつきます。でもね。ほめるや、語彙数を増やすのが大切なのではなく、深く、おこさんを観察したい気持ち、その子そのもの、個性に、『興味』をもち、『深く理解したい』という気持ちがあるのかどうか?大人の価値観や評価、ジャッジのことばを多様される支援者は、そんな個性的なお子さんを深く知りたいというよりも、自分の理想のお子さん像にしたい褒め言葉が多かったりします。こぼさないで食べられたね!↑これも、こぼすは悪い、こぼさないは良い!というジャッジ。その次の子どもの行動にも注目してほしいし、こぼしたときの行動にも注目してほしいのですよね。私は…おこさんを、自立した子どもに育てる思考することを育てる目標は、誰の目標なのか?そこまで考えて、ことはがけ、言葉を選んでほしいと考えてます。今回のセミナー。そんなほめる、認めることばかけ、機能的な目標、ゴールは何か?そんな深い話まで盛り上がった涙あり、笑いあり!異文化コミュニケーションありの104セミナーとなりました!今年は、あらためて、ブレインジムをもっともっとたくさんの方に届けますね💪💪💪
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