さあ! | 防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

防浪堤は壊れても ~たろうの海から~

「防浪提に抱かれて磯の香りも生き生きと」
田老一小校歌の歌い出しです
津波が来ても二重の防浪提が守ってくれると思っていました
津波はその防浪提までも破壊して、ふるさとを壊滅さた
それでも、やっぱり海は麗しいし、川は清い

 ワカメ種苗を供給するための設備

 稼働のための準備を始めました

 

 サッカー日本代表がゼッタイ負けられない

 のと同じぐらい

 ゼッタイに失敗できない種苗生産

 なにせワカメ養殖漁業者の生活が係ってますからね

 

 きちんと設計されたシステムを

 業者が作って提供してくれるんならいいんですが

 

 まだこれといった正解のない状況

 (なので失敗するところもたくさんあるみたい)

 

 全て現場あわせでパイプを切断して

 角度や流量を調整していきます

 何じゃこりゃ?って思われますよね(笑)これが私の仕事道具。しっかり稼働すれば漁業者の所得向上

 稼働しなければ・・・・・・(汗)

 

 去年はなんとか供給できたので

 同じにやればできそうなものですが

 漁業者からのリクエスト多数につき

 施設数を倍以上に増やしたことで海水やエアの必要量が大幅に変わってきますし

 

 当初実施を予定していた場所は工事の遅れから使用不能となり

 急きょ場所を変更

 ってことで

 ほぼほぼまっさらの状況からのスタートって感じですかね

 

 

 どうやったら成功するか教えて欲しい

 とのお話しもありますが

 

 エアレーションの量

 気泡の大きさ

 水量

 水流

 水が噴射する角度

 噴射口の口径

 種苗の質

 糸の長さ・比重

 等々、様々なバランスの上に成り立っていくモノなので

 

 私にもわかりましえん(笑)

 

 メッシとネイマールとCロナウドとレバントフスキを並べたとしても

 最強のチームができるわけじゃない

 バランスなんですね

 どの選手とどの選手を組み合わせれば上手く回るか

 実際にやってみて調整していくしか

 

 

 

 岩手県内の自営定置網は休みだったところも多いようですが

 サケを一番獲ったところが

 なんと!

 8本(汗)

 8㌧じゃないですからね

 

 10月も下旬

 最盛期に入るところ

 これはとんでもない事態です

 大変です

 まじで(泣)

 

 ただ、北海道は予想の3割増で獲れてるようですので

 普通に行けば岩手も・・・・・

 

 単に来遊が遅れているだけ

 なんですよ

 きっと

 

 


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