胃下垂はほっておいても大丈夫? | つれづれ養生訓 ~ 神戸から中医学の健康の知恵のお届け ~

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胃下垂はほっておいても大丈夫?
 

フーフーです。
胃下垂について質問をいただきました。
なんで起きるんですか?そのままにしておいても大丈夫?


イメージ的な伝え方になりますが、胃の張りがなくビヨーンと垂れている感じをイメージしてください。食べたときに当然張りがある胃と比べると消化力が落ちます。消化力が落ちると気血を作ることも低下します。貧血になったり体力も低下すると言うことですね。それだけでなく、胃自体も破れやすくなったりするので、潰瘍ができたりすることもありますので、改善したほうがいいですね。

中国医学的な診断では脾虚、中気下陥などと言われることがあります。

原因としては、水分過多により胃が浮腫んでしまいビヨーンとなった。過労や加齢により気力低下のために胃に張りがなくなりたらーっとなった。胃薬必要な薬の服用で胃がやられてふにゃーっとなった。

と言う感じです。セルフチェックは、食べた後などに妙に下腹部に張りが出るとか。消化不良感が慢性的にある。後、舌チェックで舌に強さがなく、歯形がついてたり、ひび割れや傷みたいに荒れてたりする場合に注意が要ります。

食事で改善するならさつまいも、そば。いいですね。
多少酸味のある柑橘系や甘酢いいですね。

ダメな食事は、刺激の強いハーブ類、水分の多飲、海藻類なども多食は良くないです。コーヒーもダメですね。コーヒーは胃が浮腫んでいるだけならいいんですが、弱っている時には良くないです。
後、消化力が落ちているので、消化の悪くなるような食べ方は控えたほうがいいです。

他に対策というと、弱っているので胃を休ませることです。舌の状態が落ち着くまで少食にし、消化の良い柔らかいものを食べる、多飲は控える。
運動養生も効果的です。
胃の経絡を刺激する運動はおすすめです。

胃下垂は、大きな病気の元にもなりますので、しっかり改善していきましょう。

 

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