2017 日本ダービー | とある医学生の競馬日記

とある医学生の競馬日記

田舎の医学生による競馬日記です。
主に阪神・京都に出没します。

こんばんは。

 

今年のダービーは混戦模様で非常に面白そうだったのでこのブログを使って予想を書きたいと思います。

正直予想を文章に起こしているとメチャクチャ時間がかかるので、今後もかなーり気が向いたときにだけ書くと思います。

 

日本ダービー予想

 

まず、馬場としては土曜10Rのマイル戦が1.33.5。雨の影響が残っている馬場での時計で明日はもう少し早くなりそう。ドゥラメンテの年の土曜10R47.1-46.5=1.33.6であり他のレースを見ても今日より少し早めの馬場なので2015ダービーぐらい、つまり流れれば2.23.5ぐらいの勝ち時計が出る馬場を想定。まあ超高速もあり得るかと。

内外に関しては、土曜10Rは外差し、8Rは内外フラットな印象も8Rはコーナー最速でありやや内有利の展開であった。しかしながら雨の影響が残っており、明日は回復傾向になると考えると内外フラットぐらいで考えるのがベターか。さらに今日のように騎手の意識が変わらず内の場群がばらけるなら内を狙うのも・・・。

 

 

レース展開としては最序盤出していくのは内からマイスタイル、外からクリンチャー、トラストが絡んでいく形。この3頭ともハナにこだわるというわけではなく、スローに落ち着くのか、それとも競って飛ばしていくのかはなかなか予想が難しい。

しかしながら過去10年の良馬場で行われたダービーでハイペースバランスになったのは2012201420153回。12,14はそれぞれ前が離して逃げる展開で2列目集団は実質平均~スローバランス。純粋にハイペースになったのは2015年のみでこの年はノリの奇襲逃げ+外から出足の遅いスピリッツミノルが押し上げた分でペースが上がったか。(まあミノルの影響はほぼなかったかもしれんけど・・・)

どちらにしろ今回も前3頭以降の集団は平均~スローで入ってくると考えるのが自然なように思える。

後半に関しては、ここ3年はL2F最速で11.0前後を問われる競馬になっているが今回は仕掛けが早くなる要素がいくつかある。

まずスロー気味になるならミルコがどこかで動いてくる形になるかと思われる。またそうではなくとも前3頭が少し離して逃げるならある程度早めに捕まえに行くことにはなるかと思われる。その点を加味して後半5Fは番手で12.3-12.0-11.5-11.3-11.9=59.0とやや分散したラップから幅を持たせて考える。つまり後半要素としてはある程度要所で動けるトップスピード持続タイプがベスト。

 

◎スワーヴリチャード

○ダンビュライト

▲クリンチャー

☆ダイワキャグニー

×アドミラブル

△ベストアプローチ

△ペルシアンナイト

△マイスタイル

 

◎ スワーヴリチャード

東スポ杯や共同通信杯をみるとやはり武器はL2Fの最速地点でのトップスピードのように思われる。また今回はマイスタイルやクリンチャーといった先行馬の近くで少々出負けしてもリカバーして好位内をとれそう。前半ある程度流れても皐月賞から一足は使える。その皐月賞も最速地点で大外とかなりきつい競馬だったがラスト流れ込んで6着と見どころのある競馬だった。皐月賞で最も強い競馬をしたのはダンビュライトだと思うがダンビュライトよりも要所での反応は上。また皐月賞は右手前のままのゴールであり、左回りになってさらにパフォーマンスを上げてくる可能性は高い。好位で流れに乗ってL2Fで出し抜けば好勝負可能。

 

○ ダンビュライト

59.0-58.8L3F最速戦だった皐月賞で大外から自分で動いての3着と明らかに一番強い競馬をしていたのがこの馬。前半流れても削がれず、後半長く脚を使えるのが長所。

朝日杯の敗因はややはっきりしないもののサウジアラビアロイヤルCを見る限りはある程度トップスピードが問われてもやれそう。(朝日杯は場群に包まれたのが良くなかった?馬場緩かったしキックバックでもくらった?())

内から早めに来る外の各馬に脚を使わせる形で早めに仕掛ければ頭まで。

 

▲ クリンチャー

3走からも12秒近くのラップを長く続けるようなレースで粘りこむポテンシャルタイプだというのは明らかで、皐月賞の速い流れでも削がれなかった。

今回も流れ次第ではかなり面白い一頭だと思っていて2番手集団を離しての逃げで前半59.5あたりで行ければ頭まであると思っている。この競馬を藤岡兄ができるかどうか。皐月賞やすみれSを見る限りでは藤岡も早めに仕掛けるべきこの馬の特性は分かっていると思うが、netkeibaのコラムを見ると積極的なレースができるかどうか・・・。しかし人気は低くここは重めの印を打っておきたい。

 

☆ ダイワキャグニー

前走は59.0-59.3=1.58.3の時計。前半流れてさらにL3F最速の消耗戦。先頭からの差を考えるとこの馬のL3F11.0-11.9-12.4程度であろう。かなり中距離色の強い競馬が問われた。

問題となるのは位置取り。前走を見ると前半飛ばしていった方がいいのは明らかで外枠から2番手集団の先頭列を狙えそうなのは好材料。もはや逃げ候補3頭に絡んでいくぐらいでいいかと思われる。また外々から後半早めの仕掛けになればこの馬の展開か。人気無くここは狙いたい。

 

× アドミラブル

皐月賞組とは別路線で力の比較はしにくいが、青葉賞のタイムと当日の馬場(一応芝マイルの1000万下で47.8-46.4=1.34.2)を考慮するとレベルとしては十分通用してもいいと思われる。また適性としては青葉賞のL2Fではベストアプローチに詰められているように絶対的なトップスピードはまずまずでどちらかというと持続力で勝負するタイプのように思われる。

となると今回のダービーでは適性的にも合うと思うし地力も足りると考えられる。

しかしながら今回は大外枠。しかもフルゲートで前走以上のロスは否めない状態で突き抜けることができるほどかと考えると自分は微妙ではないかと考えている。ある程度ミルコがうまく乗ったとしてうちの馬にすくわれて3着当たりまで。

 

△ ベストアプローチ

弥生賞、セントポーリア賞から後半勝負になればかなりやれるんじゃないかと思っている一頭。青葉賞からトップスピードの持続力はやや見劣るものの最速のL2Fではアドミラブルに迫る脚を見せた。弥生賞は4着も直線入り口で待たされる不利がありながらダンビュライトにL1Fは迫ったしスローのヨーイドンでアドミラブルを前受けできれば頭まであると思っている。

ただ気になるのが位置取りで普通に考えれば出たなりで中団からやや後ろ。前走のような競馬をしてしまえばもう少し内で溜めている先行馬の方に妙味を感じる。抑えまで。

 

△ ペルシアンナイト

この馬もベストアプローチと同じような考えで、高速馬場で後半ある程度トップスピードを問われれば高いパフォーマンスを引き出してくる。しかしながら中団外からぶち抜けるかというと微妙なところだし、皐月賞は最内で恵まれた形でダンビュライトより上の評価はしづらい。これも抑え。

 

△ マイスタイル

前走は馬群で貯める競馬で大敗。今回は出して行って自分の競馬に持ち込むかと思われる。スローからの残り目に一応警戒して抑えておく。

 

無 カデナ

この馬は後半特化のトップスピード持続戦ならだがそうなったとしても外からまとめて面倒を見切れるかは?穴人気気味で無印で。

 

無 アルアイン

この馬の良さはやはり高速馬場で前半流れても後半一脚使える点。皐月賞では前半5F59.0の流れを好位追走しての一脚で抜け出してのゴール。

ただこの皐月賞では展開が向いたし、最速のL3Fでうまく内を通れた。また少しL3Fで待たされたのも最終的にはプラスに働いたように思える。

ダービーでは前の3頭をつつきに行くぐらいの積極策なら二冠も視野に入ってくるが果たしてそこまでの積極策は?行っても2番手集団の前目あたりかと思われるし前と離れてスローバランスになるようならもはや用なし。ここは人気を考慮して総流しで買う程度で。

 

無 サトノアーサー

一応毎日杯は悪くない競馬でスローからの後半勝負では侮れない。

しかしその毎日杯でも内外の差はあったにせよ同じ位置から3F戦となったキセキと僅差。今回も後方からになりそうだしアドミラブルが外から早めの仕掛けになるならエンジンのかかりが遅いこの馬の展開になりそうだがぶっこぬくまでは・・・?人気を考えるとここは印回らないでしょう。

 

無 レイデオロ

新馬にしろ皐月賞にしろ最速地点ではやや置かれていた印象でホープフルSのような12秒前後のラップを連続させるポテンシャル戦が本来合っていると思われる。今回はある程度トップスピードは問われると思うし前走もコーナー最速のラップで最内を通って大外を回ったスワーヴリチャードと僅差。ここは見送り。

 

 

馬券は少しひねって

三連複F ▲☆-◎○▲☆-全

ワイド◎-

で勝負します。

 

それでは、また気が向いたときに。