①現地で日本語による英語学習サポートがしっかりした学校を選ぶ。
②留学時期を数か月遅らし、日本で単語と文法を徹底的に学習し留学する(留学前のサポートがある学校を選ぶ)。
③留学先でインターネットの学習サイトや参考書を頼りに、授業と並行して自習する。
今回は2点目の「留学時期を数か月遅らし、日本で単語と文法を徹底的に学習し留学する(留学前のサポートがある学校を選ぶ)」について詳しく検討していきます。
前回の記事はこちら
留学を少し延期し、日本で英単語と英文法を学習してから留学するのはとても賢明な選択です。
なぜなら、基礎力不足で留学し外国で英語の土台を築くより、日本で日本語を使って基礎力を養成した方が遥かに効率的だからです。フィリピン留学に来て初めてそのことを実感する方が少なくありません。本来であれば、学校を紹介するエージェントが留学前にそうしたアドバイスをすべきですが、現実はそうではないのです(その理由は後述します)。
しかし、ここにも問題点があります。
「単語の暗記はともかく、文法を独学でマスターするのは難しい」
英語ビギナーレベルの方は、学生時代英語が苦手だった人が多いように思います。英文法の授業がよく分からなかった記憶をお持ちの方が大半ではないでしょうか。
学校の英語教師はパーフェクトを目指して授業をしています。そして、大学入試の関係上、日常会話ではそれほど使わないような細かい文法項目も正確に説明しなければなりません。
このような教育背景が、英文法学習を難しくしていたのです。結果的に、学生は英語の全体像が把握できず、断片的な知識のみを習得したケースが少なくありません。
まずは、「英文法の全体像」をとらえることが大切です。
では、どうやってその全体像をとらえ、英語学習を独学で進めればいいのでしょうか。
簡単な解決ステップは「英語学習に精通した留学エージェントに相談すること」です。英語学習に詳しいエージェントなら、その答えを持っているはずです。
驚かれるかもしれませんが、留学エージェントは英語学習のエキスパートではありません。さらに、英語力がそれほど高くないエージェントスタッフも少なくありません。ある程度英語を習得していなければ、適切な英語学習のアドバイスはできないでしょう。
なので、まずは「英単語と文法をマスターする」のような曖昧なアドバイスで終わってしまう場合が多々あります。
英語の全体像をとらえるために、優先して取り組むべき文法項目は決まっています。そのピンポイントなアドバイスが出来ないエージェントは英語学習に詳しくないと思って頂いて構わないでしょう。
英語学習に精通した優良エージェントなら、カウンセリングを通じて学習者のレベルを把握し、留学前にどのテキストを使って、どの文法を理解すればよいか具体的なアドバイスできるはずです。
さらに、英語学習に詳しいエージェントの方が英語学校を見る目も分析的で洗練されているため、学習アドバイスにとどまらず、お客様にとってベストな学校を紹介できるのは間違いありません。
学生時代は、英語に対する「強いモチベーションもなかった」「先生の文法説明もよく分からなくなった」でしょう。
しかし、今は違います。英語を使えるになりたいと思い留学を決心しました。今は強いモチベーションがあります。
そして、文法に関しても、昔よりも遥かに分かりやすく、無駄を省いた英文法書が増えており、英語の幹が育てやすい環境となっています。
英語学習に長けたエージェントに相談し、良質の英文法書と学習法に関してアドバイスを受け、日本での事前学習を充実させて下さい。
フィリピン留学と言えばセブ・・・だけではありません。
日本と同じくらい治安がよく、虫が少なく、一年中クーラーなしで過ごせる快適な環境のバギオでの語学留学の人気が高まりつつあります。
日本と同じくらい治安がよく、虫が少なく、一年中クーラーなしで過ごせる快適な環境のバギオでの語学留学の人気が高まりつつあります。