卒業式が近づいて

写真パネル

気がつけば4月ももう終わり近く。早いもんですねぇ…。
(゚∀゚)

ハンガリーの高校の年間カレンダーで言うと、4月の終わりは卒業シーズン。
5月初旬にある高校卒業試験(筆記)の前に 高校では卒業式が行われるため、4月後半は卒業式を前にした準備等が色々とあって、なんとなくあわただしい時期です。

ハンガリーの高校に行くと、校舎の廊下に隙間なくずらりと掛かっている大きい写真パネルの数々を見ることになります。この写真パネルは、歴代の卒業生たちの顔写真がクラスごとにパネル化されたものです。

最近のものは、大きな1枚の紙にキレイに紙焼きされたのが額縁に入っているのですが、40〜50年くらい昔のだと、卒業生一人ひとりのポートレイトをパネルに貼り付けて、名前も上手に手書きされてたりしていて手作り感がある。時代の流れを感じさせてくれるんですよね〜。

卒業式が近づく4月後半にもなるとフニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)の職員室に、今年の卒業クラスの真新しいパネルが届いて(↑)、先生たちのミニ品評会が起こったります。

卒業式の時にはもう廊下の壁に貼り出されていることになるので、パネルが職員室にあるのは今だけの光景なの。

 
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ドラマチックな4月

2018.4.4校庭

懐かしのフニャ高校庭、2018年4月4日。(↑)
そして下は、同じくフニャ高校庭、同年4月23日。(↓)

2018.4.23.校庭

フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)にいた頃から、4月の景色の変化は劇的だと思っていましたが、写真で見てもやはりドラマチックな変化です。

今年、日本は予想を裏切って桜の開花が遅かったですが、桜以外の花々の多くがほぼ一緒に花開いたみたい。花盛りの4月がドラマチックなのは、日本でも同じだなぁ〜〜。
(⌒▽⌒)

 
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師匠!奥義の伝授を…

春

4月も半ばになり、春も本格化…というか、春を飛び越えて夏日もあったりする今日このごろです。
寒くなくなったのはありがたいのですが、近頃、我が家の、特にベランダ周辺でのカメムシ出没率がダダ上がりなのには困っています。

カメムシといえば思い出すのが、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)時代の同僚で、職員室ではたぶん10年くらいワタシのお隣さんだった人のこと。

彼女は、カメムシに臭いニオイを発生させることなく素手で掴んで窓の外へ投げ捨てる!という技を持っているのです。
教室にカメムシが出たときには、この技で生徒らの尊敬を集めている…と、自分で言ってたな〜〜。

ワタシはカメムシを素手で掴むことへの抵抗感が強いので、やり方を聞くこともしなかったのですが、ソレをやるかどうかは別として、一応、その奥義を伝授してもらっておいたら良かったのに…と、今でも思っているんですよね〜〜〜。
^^;

 
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クラス替えが無い世界

教室

4月。
日本は年度初めで、学校も今週から始まったところが多かったことでしょう。

今日のニュースによると、滋賀県の中学校で異例の「クラス分けやり直し」をしたんだそうです。どういうことかと言うと、人間関係に問題がある生徒同士が同じクラスになってしまっていたため、クラス分けをやり直しして、新たに新学期を開始した…ということらしい。

この件は、クラス分けのやり直しで今後が上手くいくならイイんじゃないか…と思うのですが、こういう事態はハンガリーの高校では起こり得ないとも思うのです。

だってハンガリーの高校には、クラス替えが無いから〜〜。
入学してから卒業するまでの4年間、基本同じメンツで、担任の先生も同じ人だから〜〜〜。

ハンガリーの小学校のことは あまり良く知らないけど、たぶん小学校もクラス替えが無いと思う。なぜなら、ワタシの生徒の中に出身小学校が一緒でクラスも一緒だったため、フニャ高(←ワタシの元・勤め先の高校の仮の校名)での5年間(←その子たちはフニャ高に5年通うクラスだったから)と合わせて13年間同じクラスだったという子たちが居たから。

フニャ高の場合、1学年に4クラスあるけど、クラスごとに特色があって科目ごとの授業数が違ったりもするので、クラス替えで人間シャッフルするわけにはいかないですし。

そんなわけで、ハンガリーの高校では、新学期にクラス替えでリセット…というのはありません。

 
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八重桜見物

大使館の八重桜

ハンガリー語の「チェレスニェ(cseresznye)」は、「サクランボ」や「サクランボの実がなる木」を指します。 だから、ハンガリーではサクランボの実がなる木こそが 桜の木ということになるんだと思う。

サクランボの桜の木は真っ白の花が咲き誇り、とても美しいです。
でもソレは、日本人のワタシが思う「桜」ではないんです。

ハンガリーへ行って初めての春に、当時の生徒が、
「日本の桜を見に行きましょう」と誘ってくれて、ブダペストのとある植物園へ連れて行ってくれました。

彼女たちが見せてくれた「日本の桜」は、とても美しい「八重桜」でした。
当時のワタシは正直、「キレイだけど、日本の桜って言ったら、八重じゃなくて一重のソメイヨシノじゃない?」…って思ったんですよね〜。

もっともハンガリーで数年過ごしているうちに、「八重でも桜は桜!」と思うようになっていきましたケドさ〜。(^_^;)

今になって思い出すのは、「日本の桜」が八重か、一重か…ってことよりも、八重桜見物に連れて行ってくれた生徒たち(ワタシの初めての生徒たち)は、本当に親切な子たちだったなぁ…って事だったりします。

 
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