日本がだんだん貧しくなっている状況にある
おはようございます みなさん




今円安が進んでいます
日銀為替介入前には円相場時1ドル160円台まで下がり
34年ぶりの円安ドル高水準となりました





円安は輸入物価の上昇で
生活必需品となる食品の値上がりを招いており
私たちの生活を直撃しています

34年前1ドル150円台に足したのは
円安から円高に向かう流れであり
今は反対に円高から円安方向に進んでおり
円が安くなることで
日本がだんだん貧しくなっている状況にあると言えます

34年前のアメリカの物価は日本の半分だった一方で
現在は2倍から3倍になっている
と言われています

円安の影響でこのゴールデンウィークの旅行先についても
国外に行きたいが円安が進みすぎているため
行くなら国内といった声も出ており
円安を理由に海外旅行を敬遠する動きも現に見られます

円安・ドル高の傾向に大きく影響を与えている
要素は日米の金融政策の方向性の違いです


例えば日本国債よりも
アメリカ国債の方が金利が高い場合
高い運用益を得られるとして
投資家による円売りドル高の動きが進みます

このように日米の金利差の大きさが
為替相場に大きく影響を与えているのが事実でしょう

アメリカは特に2022年6月以降
金融入引締めをして政策金利の引き上げを行っている
一方日本は先日マイナス金利を解除したとはいうものの
本格的な利上げまでは至っていません

政府日銀は円安是正のため
4月29日にはドルを売って円を買う
為替介入を5兆円規模で行い
5月2日にも3兆円規模で行ったとされています

一時円高方向へ動いたものの為替への影響は
限定的で焼け石に水
と言えるでしょう

日本時間の2日未名アメリカFRBの
連邦公開市場委員会(FOMC)が行われ
政策金利であるフェデラルファンド金利を
5.25から5.5に据おくことが決められました

早期に利下げが行われるという観測が後退し
当面は円安高基調が続くと見られます
もちろん金利で為替の全てが決まるわけではありません

このおよそ30年日本経済はゼロ成長が続き
財政状況も悪化の一途をたどり政府の債務は
1200兆円超に登る状況です


円が売られているということは
日本経済に対する期待と信用が失われていることも意味します

強い円に戻るには日本は健全財政のもと
正しい政策で力強い経済を取り戻さなければなりません

さて
当面の円安傾向に歯止めをかけるには
何が必要なのでしょうか
日銀が利上げすれば良いかといえば
そう簡単なことではありません

以前このチャンネルでもご紹介しましたが
日銀が利上げを行えば
国債の金利が上がり
これは政府にとって利払費が増えて
財政のやりくりが今より
さらに厳しいものになってしまうことを意味します

日銀が例え金利を上げたくても上げられないのは
やはり政府の財政状況が悪いという側面があるのです
少なくとも金融政策に自由性を持たせるためには
政府は無駄な仕事をなくす減量を徹底的に行い
歳出の見直しを
かけなければなりません


一方アメリカの場合政策金利が高止まりしているのは
アメリカでしつこいインフレが蔓延し
それを鎮圧しようとしているに他なりません

しかし
FRBが金利を上げれば
インフレは本当に収束するのでしょうか

一時15%以上の物価上昇をも記録した
80年代初頭にアメリカで生じた
グレートインフレーションに対し
当時のポールボルカーFRB議長は
強烈な金融引き締めで対応しました
BNPパリバ(エコノミスト)の河野龍太郎氏は
「石油ショクを機に露わになった
当時のアメリカでのインフレは
実はジョンソン政権ニクソン政権における
放漫財政路線が大きく影響を及ぼしており
インフレを沈めたのは
『小さな政府路線掲げ』
社会保障費を大きく抑制した
ロナルド・レーガン大統領によるところが大きい」

と述べております

インフレが収まらないアメリカで今後も
さらなる金融引き締めを余儀なくされれば
今度は景気が大幅に悪化して
インフレと景気後退が同時に生じる
スタグフレーションが本格的に到来するかもしれません



日米ともに財政インフレーションの側面から
「しつこいインフレ」に喘いでいますが
いかに経済財政のクラッシュを避けて
経済成長路線へと向かわせるかが
両国にとっての共通課題となっています

トランプ前大統領は
先月23日34年ぶりの円安ドル高水準について
アメリカの製造業にとって「大惨事」だと述べており


これまでも民主党バイデン政権による
放漫財政をはめとする
政権運営やFRBの金融政策の方向について
疑問を呈してきました


日米両国に必要となっているのは
かつてのアメリカのレーガン政権のように
小さな政府路線を取ることです

大川隆法党総裁は
『危機に立つ日本』の中で

​​

小さな政府を目指し政府として
必要最小限のところに
税金の使い道を絞らなくてはなりません

また
民間の力を抑えているもの
民間の活動を規制し抑えている
法律や条例などがあったら
これを除いて
民間の活力を呼び戻すことが必要です

と述べています

行き過ぎた社会保障の見直しなどによる
歳出削減や不要な規制の撤廃など
今こそ
政府の無駄な仕事の減量を
行うことが必要ではないでしょうか

【Truth Z(トゥルースゼット)】





アメリカにとっては

トランプ前大統領の見方が正しいように思います

トランプ前大統領はドル高について

「愚かな人々にとっては聞こえがいいが
アメリカ国内の製造業はドル高によって競争できなくなっており
ビジネスの多くを失ったり
外国に工場を建設したりすることになるだろう」

という考えを示したうえで

バイデン大統領は円安ドル高を放置していると批判しました



バイデン政権の放漫政権はウクライナへの過度な支援によるものでもあり

インフレに対して全くの無策です

株価も実態に合わない異常なほど高値が続いています



いずれ

中国経済の崩壊から一気に景気が冷え込み

世界大恐慌へ向かうことになります




今日の光の言霊は【春爛漫のような光明思考】です

自己卑下的な人には春爛漫のような光明思考で対処し

自己中心の増上慢には足ることを知ることを示すことです





世界経済はこの自己中心の増上慢的な天狗思考に陥っているようにみえます

天狗は高転びする傾向にあります

どこかの時点で転落する危機があり

それは間近に来ているようです







 

【春爛漫のような光明思考】






自己卑下的な方に
特に大事なものは
「光明思想」です

これで

一日

二日で
自分をコロッと
変えることが可能ですから

いつも春のような
「春爛漫」の心を
持つことが大事なのです















HS

 
『エル・カンターレ 人生の疑問・悩みに答える
霊現象・霊障への対処法』 P.78
 
 

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