2015年3月2日月曜日

ビクターのカメラLS-300は万能カメラとなりうるのか?



先日ビクターさんのカメラGY-LS300の製品発表会に行ってきました。

前々からこのカメラには注目していて、この日2月19日をもって発売発表となりました。

3月末に発売される予定です。



このカメラの特徴は何と言ってもどんなカメラにも対応するということです。

どうゆうことかというとセンサーサイズを変える事でレンズのケラレに対応できるということなのです。


それともう一つ注目したいのはHD撮影でもセンサーサイズを50%?ほどまで小さくできるということです。

これはレンズを広範囲で使えることを意味します。
映像制作現場の規模に会ったレンズやセンサーサイズを選べるということになります。





この新しい発想によって、カメラを装着レンズによって大きく変化させることができます。



実際、撮影現場でカメラを選ぶときのポイントは、大きく分けると二つになります。
機動性が必要な環境と多様性が必要な環境の二つです。


機動性が必要な環境とは
ウェディング、舞台、ニュース、など被写体が常に動いている環境下での撮影になります。


多様性が必要な環境とは
映画、企業VPなど撮る映像があらかじめ決まっている環境です。


これまでLS300のようなレンズ交換式カメラに向いているのは後者のみでした。


しかしLS300はこれまでのレンズ交換式カメラより幅広く撮影できる可能性があります。


それはセンサーサイズを変えられるからです。

マイクロフォーサーズマウントとセンサーサイズをスーパー35の半分以上まで小さくしHD撮影ができることが大きなポイントです。



これによってENGレンズなどを装着して撮影することができるということです。



youtubeでGHシリーズにENGレンズを装着して撮影している人がいました。
https://www.youtube.com/watch?v=ZFveroQmhjo
https://www.youtube.com/watch?v=2b4gEYMVLBA




ENGレンズを眠らせている映像制作会社はたくさんあると思います。
レンズの再利用ができるのもこのカメラの魅力の一つです。





これからマイクロフォーサーズマウントで3リング使用が出てきたらもっと面白いカメラになると思います。


カメラ発売後、LS300のたくさんのレビューが出てくることを期待してます。

2015年2月6日金曜日

ビクターさんから見せていただいた新しいカメラスタイル

先日ビクターさんからまだ未発表の新しい機材を見せていただきました。

そのカメラはGW-SP100という今まであまり見たことのない新しいカメラの形をしていました。

実はこのカメラInterBeeでは拝見させていただいたのですが、自分的にはあまりはまらなかったらしく、完全にスルーしていました。

実際、新しい機材を見せていただけると話を聞いたときは、ビクターで話題のGY-LS300を見せていただけると思い楽しみにしていたが、この機材とわかったときは少しガッカリしました。

しかし、この機材の説明を聞くとかなり興味深いものがありました。




私は勘違いしていましたが、このカメラはジンバルのようなもので操作する為の開発された、カメラのレンズ部分と本体部分とリモート部分が分かれている4K35mmイメージセンサー搭載カメラです(私はてっきりGoProのようなものを想像しておりました)。

それとマウントはマイクロフォーサーズマウントです。





センサーとモニターとリモート部分が切り離されているカメラなので、色々な用途が考えられます。

一つは手持ちジンバル撮影。
手元リモコンでzoomなどの操作を行えるようです。




もう一つはマルチコプターです。
空に飛ばして撮影。


その他にも様々な用途がありそうです。



記録は4Kとハイビジョンの同時録画が可能、4K用スロットとHD用スロットそれぞれ2枚ずつのデュアルスロット搭載。

4Kは4096×2160 60P
HDは1920×1080 240P

十分すぎる内容です。





なお複数カメラの同期も対応可能らいしいです(どうなるかは未定)。
おそらくカメラの数を4台までつなげることができるということでしょうか?
となるとライブなどの撮影もこれがあれば十分です。






リモート部分。
フォーカスやアイリスは少し動かしにくく改善点はありそうです。
メニューの内容はHM650とさほど変わりはありませんでした。






正直説明を聞いてからかなり興味を持ちました。

しかしまだまだ開発段階のようです。

話を聞いているとまだまだ改善点はあるように思えました(カメラ部とモニター部のコードの問題など)。
値段や発表(6月?7月?)はまだまだわかりませんが、楽しみなカメラです。


1月にだされたHM650のファームアップがかなり良かった部分も含め最近のビクターさんには期待をしております。

2014年10月15日水曜日

4K映像の新しい用途“4Kフォト”

4Kという言葉を耳にしない人はいないぐらい最近4K映像の関心は高まってきています。
4Kテレビ、4Kカメラ、4K放送、4Kフォト・・・と4Kの時代を感じさせるフレーズが頻繁にとびっかっています。
4Kとはと言うと解像度のことで、調べるとトップに4K解像度のウィキペディアページが出てきます。



横4,000×縦2,000前後の解像度に対応した映像に対する総称である。Kは1,000を表す「キロ」の意味で、横・縦の解像度を意味する4K2Kとも呼ばれる。
   ウィキペディアより


とりあえず今のデジタル放送の解像度(1920:1080)の画面4つをくっつけた4倍の解像度があり、とてもクリアで美しい映像ということです。



さて4Kが話題になり最も気になるのは「4Kフォト」というフレーズです。

「4Kフォト」とは?


その中身はPanasonicさんにあります。


パナソニック4Kフォトページ
http://panasonic.jp/dc/4kphoto/special/



上のホームページを開くと
「カメラにシャッターボタンは必要か?」
という言葉が 最初に出てきます。


シャッターボタンを押さないで写真を撮るということは事前にシャッターでなく録画ボタンを押すとい事ですね。
もちろん録画ということは動画になります。
パナソニックの4K映像は後から写真にできるということです。

つまり動画から写真を切り出すことで瞬間を逃さずに写真を撮れるということです。

しかしそんなことは今までのフルハイビジョンでも十分出来たでしょうが、どこまで綺麗に撮れるかが重要です。


前述に記載したとおり解像度に関しては4Kあれば十分な大きさですが、色合いなど普通のビデオカメラでは綺麗にいかない部分もあるでしょう。
そこでパナソニックはミラーレス一眼で4Kフォトを売り出しています。
一眼レフで映像を撮り、そこからそのまま写真にできるのです。



4Kフォトの作り方
http://panasonic.jp/dc/4kphoto/special/



一眼レフなので、シャッターボタン写真も撮れて、しかも値段が安い。

この4Kフォトの動きはこれからの写真カメラマンの考えを大きく変えることでしょう。

様々な場面で4K映像で収め、映像はBlu-ray、写真は4Kフォトにするという形も増えていくことでしょう。


4Kのテレビ以外での用途が増えていけば、これから4Kが更に広がっていくことと思います。


この動きに期待して、今まで以上に更に 良いものづくりを目指します!!




すみれ映像部より

2014年10月10日金曜日

「優れた仕事に優れた道具 職人とノーベル賞」

テレビ東京の番組に「和風総本家」というのがある。

時々「世界の中のメイドインジャパン」として、世界中の技術者や職人が愛用している日本製の部品や道具作りの職人技を紹介している。

昨晩は、カナダのトーテムポール作りの職人が愛用する兵庫三木の「鍛造刃物」、フランスのモザイク作家が愛用する愛知岡崎「トンカチ」、元YAMAHAの職人がつくるクラリネットのリガチャ、イタリアのバイオリンの修復師が愛用する新潟長岡の小さく薄い鋸が紹介された。

最近多い、日本文化の自画自賛バラエティとは違い、職人の誠実な仕事に目を向けるこの番組は見ていて小気味いい。
同じ管楽器SAXを趣味とする私にしてみると、リガチャという部品一つで、音色が違うなんて全くの驚きだった。
さらに、この番組は芸術家や優れた仕事をする人と、その人が使う小さな道具にスポットを当て、尚且つ、作り手と使い手の作業をVTRで見せ合うという念の入った演出がしてあって心憎いのである。優れた仕事には優れた道具があるのだ。


 今はちょうど、ノーベル賞のシーズン。今年の物理学賞には日本人3人が受賞した。
不可能と言われていた青色発光ダイオードを発明し、今や照明のみならず、情報通信や映像などあらゆる応用技術が世の中に革新をもたらした。
ニュースではこの「応用科学」に寄与した「基礎科学」を築いた3名を賞賛していた。


 兵庫三田は大工、愛知岡崎は石工で有名な町、そういう町だからこそ、刃物やトンカチも優れた道具がある。
科学技術も、優れた「基礎科学」があってこそ「応用科学」が育つのだ。


 私たち映像の仕事で言うと、映像の技術は、日々進歩している。DVDからハイビジョン、今度は4K、8Kの時代だ。
基礎となる映像技術は進んでいる。あとは使う私たちが、もっと優れた仕事をしていかなくてはいけない。
 ノーベル賞受賞者と名も無き町工場の職人を交互に見ながら、秋の夜にあれこれ思う。


2014年9月5日金曜日

すみれビジネスのオープン


以前よりビジネス用映像制作を承っておりましたが、本日よりサイトをオープンし本格的に承ります。

映像はメッセージを強く出す事が出来ます。

強いメッセージを求めるビジネスでは映像は欠かせないものであると思います。

他社よりいいものを、

他社よりいいサービスを、

映像で伝えましょう!!


弊社は社会人のビジネスライフを応援します。




2014年9月2日火曜日

様々なウェディングの形

こんにちは、すみれ映像舎の制作担当です。

毎週ウェディングの撮影や演出映像の作成を行っております弊社ですが、
最近のウェディングはかなり個性的だと感じます。



リゾート地で行うリゾートウェディングやゲストハウス等を貸し切って行う形等、
昔行われていた神道での式、ホテルでの結婚披露宴が当たり前ではなくなってきました。





それはやはり個性を求める人が多いからなんでしょうね。

それと個性を出せる時代になったとも言えるでしょう。





しかしなにがベーシックなのか解らなくなって来たからこそ

逆に困る人も多いのではないでしょうか?



そう選択肢が多すぎるのです。




そんな中ゼロ婚というものを見つけました。


ゼロ婚とは『費用について安心して結婚式を上げてほしい』という思いから、京都という街で地域密着型の結婚式を提供しているそうです。



ただ安ければよいというわけではなく本当の意味で安心出来る結婚式のようです。

無駄を省き追加料金も発生しない、上に会場選び等一つ一つ丁寧に作り上げていってくれるそうです。


ゼロ婚
http://www.zerokon.jp/system/



新郎新婦にとってはとても良い団体だと思いました。



今後この流れが大きくなっていってほしいですね。




ちなみにすみれウェディングではプロフィールムービーを販売中!!

新商品でありますComicを紹介します。




よろしくお願い致します。














2014年8月29日金曜日

バレエ撮影!!

すみれ映像舎としていくつものバレエのビデオ撮影・編集に関わってきました。

改めて思う事ですが、



バレエは美しい。




その人がベテランであっても、まだはじめて間もない人であっても、同じことを思います。







そんな訳であって
舞台撮影の中でもバレエは特に“美しさ”を意識します。




一生に一回の彼女らの演技です。
映像として撮れる事は本当に幸せだと感じます。