皆さん、こんにちわ。

アマゾン電子書籍でおなじみの多門院 英蔵こと、ヒデクラです。

【今回は、「ヒデクラの真の戯言」シリーズの年末年始番外編の『実践英語上達最短のコツ』の【前半】です!】

(文字数の関係で、【後半】は年明けにお送りします!)

 

 下記は、毎年メルマガ【実践留学道場】に毎年、新年特別号に掲載していますエッセイの来年の年頭に発行分コラムから皆さんに特別にご紹介致します!

(自分で言うのも何んですが、毎年好評の、気軽に読めて、即実践できて、凄く役立つエッセイです!)

 是非、年末年始にご自宅でゆっくりお読みください。

 

★[出版情報の追記(12/30)]

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 先ほど、一番下に記載の新シリーズ本の、アマゾンKindleへの登録がKDPにて完了しましたので、早ければ、今日中にご覧になれると思います! 宜しくお願いします m(_ _)m

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 因みに、毎月2回(前半の水曜日と後半の水曜日)に楽しくて有益なメルマガ【実践留学道場】無料で配信していますので、この機会に、以下のメルマガ公式サイトのURLからご登録下さい。

無料メルマガ【実践留学道場】公式サイト

http://www.studying-abroad.jpn.org/merumaga.htm

(現在、コラムとして「海外都市訪問回顧シリーズ」を連載しており、私が初めて海外で訪問した都市を時系列に順に振り返って掲載しています。)

 

 前置きがちょっと長くなりましたが、本題です(笑)!

(以下は、来年1月6日発行予定メルマガ第750号のコラムからの抜粋です。今回は、その前半部分を掲載させて頂きます。)

 

 ~~~▼~~~~~【前半】の始まり~~~~~▼~~~~

    新年特別エッセイ『新・実践英語上達最短のコツ』
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   【実践留学道場】道場主のヒデクラこと、多門院 英蔵です。

  日頃の読者の皆さんの英語力向上、留学実現へのお悩み解決のお助けとなるように、今年も念頭に『新・実践英語上達最短のコツ』と題して、過去、これまでに私が述べました内容を整理し、毎年恒例の新年特別エッセイとしてお送り致します。

  いつもよりもかなり長~いですが、皆さんの英語力向上にお役に立つ内容も多く含んでいると自負していますので、どうぞ最後までゆっくり楽しんでお読み下さい。


 ● 第1章:実践英語とは?

  例年同じ第1章から始まり、昔からの読者の方は、また同じ話が始まったと思われるかも知れませんが、今年のは、ちょっと例年とは異なっています(笑)。是非、最後までお読み下さい!


  「実践英語」とは何でしょうか? これは私が勝手に命名したものですが、私はこれを以下のように昔から定義づけています。

  実践英語 ~ 単に資格や点数であらわされるモノでは無く、
    実際に留学や海外生活の実践の場で通用する”英語”

  これは、かなり意味深いものがあり、「言うは易く行なうは難し」と言った最たるものです。
  そして、このメルマガの読者や、実際に留学や海外生活を経験されたことのある方は、このことが良く実感できるのでは、と思います。

  ここで、敢えて「実戦」でなく「実践」としている理由は、もう一つあります。
  実践とは、実際に行うという意味です。つまり、主義・理論のみでなく、実際の状況で行うという意味です。
   英語では”Practice"と同じ意味です。Practice makes perfect."のあのPractice"です。日本語では「継続は力なり」とも言われます。まさに、その「実践」なのです!
   
  尚、昨今の国際化社会という背景から、各企業では社内英語検定が独自にかなり前から実施されていましたが、これらにかわるものとして、あの有名なTOEIC(企業向けのIPテスト)が多くの企業で長年利用されています。
 (これは、通常のTOEICと少し異なり、TOEIC IPテストと呼ばれ、企業の団体受験向けにアレンジされたTOEICテストです。
  内容は同じなんですが、一部過去に出題された問題がこのIPテストには出ることがあるようです。実際、私がかなり前に普通のTOEICテストを受験した際に出た長文の問題が、会社で受験したTOEICのIPテストに出たこともありました!)

 そして、善しにつけ悪しきにつけ、このTOEICの点数を、昇進のひとつの基準にしている企業も多いようです。

  したがって、このような現実を踏まえ、巷の本屋ではTOEIC対策本やTOEIC体験本が数多く並んでいます。
 (数多く並んでいるということは、それだけ多く売れているということだと思います。実際、私自身も過去TOEIC高得点にトライしていた頃に、これらの書籍に興味を引かれて、新しいものが出るたびについ買ってしまった、という経験もあります。)

  しかし、ちょっとここで考えてみて下さい。TOEICや他の英語の試験で高得点を取ることが、ほんとうの英語学習の目的でしょうか?

  このメルマガの読者の方は誰もそうは思っていないと思いますが、もしそのように考えておられる方がいるとすれば、少し視点を変えてみて下さい。

  実際問題として、本末転倒で馬鹿げたことなのですが、会社でTOEICの点数ノルマが課されたとすれば、多くの会社員は、 嫌でも英語を勉強してTOEICである程度の点数を取らないといけない、あるいは、高得点を取ることが目的(義務化?)されてしまっているかもしれません。
  しかし、TOEICはこのような目的の為のモノでは無く、自己学習、トレーニングの結果を評価するバロメータ、英語のモチベーション向上の手段であるべきではないでしょうか?


  本来は、実生活の中で自分の実践英語力を試すことができればベストなのですが、なかなかそのような機会が無い人もおられる
かと思います。よって、このようなTOEICテストのように客観的に自分の英語力を点数で評価できるテストがあるのは、大変ありがたいことです。
  しかし、このテストが目的になってしまってはダメです。また、いくらこれらのテストで良い点数が取れても、実際の場で活用できなければ何んの意味もありません。つまり、私が提唱する「実践」英語でないとダメなのです。

  このメルマガの中でも何度か引用させて頂きました、TOEICで有名な千田潤一さんの講演の中でも過去紹介されていましたが、TOEICで点数を向上させたほとんどの方は地味な英語の学習や英語のトレーニングを続けてこられた方々です。

  私がかなり前に会社での新入社員のイベントの一環として、千田さんの講演会をアレンジし、その実施前に控え室で、実際に千田さんご本人から色々お聴きした時にも、そのようにおっしゃっていました。
  その頃に私が千田さんにご質問させて頂いた時の回答を、今でも覚えています。
  それは、私が「なかなか英語が上達しなくて、900点が取れないので困っている。どうすればよいでしょうか?」というような質問だったと思いますが、それに対して千田さんの回答は、以下でした。
  「そのお歳で、英語力が落ちないだけでも立派です。そのまま継続されて下さい。きっと超えることができます。」と言うような回答だったと思います。
   
  その頃、私はもう40代も半ばで、なかなか目標の900点を突破できず困っていたのですが、そのまま英語のトレーニングを継続していましたら、40代が終わろうとする頃に急に900点を何度も突破することができたのです!
  千田さんのおしゃった通りでしたね~。嬉しかったです!

  よって、このように地味なトレーニングにて身についた英語、その結果としてのTOEICでの高得点は、「実践英語」力を示すバロメータとして、十分評価できるものだと思いますし、かつ、実際の場面で「使える英語」、すなわち「実践英語」になりえます。

  ★TOEIC高得点についてもっと詳しくお知りになりたい方は、
        「たかがTOEIC、されどTOEIC!」
        ~ 真のTOEIC攻略、実践バイブル ~
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   を、是非お読みください。アマゾンKinldeの電子書籍です。


 ● 第2章:実践英語上達のコツは?
 
  まず「実践英語」とは、と言うことで話を始めましたが、上記の内容からもお分かりのように、「実践英語」は単に受身的な学校の”勉強”や試験目的の付け焼刃的な”英語の勉強”や理論のみでは身につかず、積極的に学んだことを身につける”英語のトレーニング”つまり、Practiceによってのみ初めて身につくものだということです。

  これはネイティブであろうがなかろうが関係ありません。

  英語も日本語もコミュニケーションの手段である”言語”ですので、正しいやり方(トレーニング)によって必ずレベルの差はあれど「実践英語」は身につくと、確信して下さい!

  ただ、仕事でも勉強でも何でもそうですが、イヤイヤやっていては成果は出ません。楽しくやって下さい。また、楽しく継続できるように工夫して下さい。これが、実践英語上達の究極のコツです。

  私がこれまでの経験からして感じるに、英語が上達する、しないはほんの僅かな差だと思います。
  そうなのです、この、ほんの僅かな差、違いなのです。しかし、この差が実は、”大変重要な差”なのです!

  誰でも中学校、高校と皆んな同じ時間数の英語の授業を受けているわけですから、英語に接している時間は皆んな同じであり、平等です。

  よって、授業をサボってほかのことをしていた人は別としても、一応熱心に授業を受けていれば、皆んな同じように英語がマスターできてしかるべきです。

  しかし、実際問題、コミュニケーション手段として基本的で、かつ重要なこの英語が全くマスターできていない、しかも英語と聞いただけで嫌気がさすという人がまわりに多いのはどうしてでしょうか?

  私が過去のエッセイの中でも書いたかも知れませんが、私は英語は学問としてよりも、実際に使えるようになることを端から望んで学んでいました。

  というのも、私は中学校の頃、アマチュア無線(”ハム”といってその頃はかなりのブームでした!)をやっており、これは無線機で日本国中はもちろんのこと、欧米等々の世界各国のアマチュア無線家と自由に交信できるという趣味であり、この為には世界共通語である英語が必要なわけです。
  そして、これが私が英語というものに興味を持った切っ掛けでした。
 つまり、中学校で頑張って英語を勉強すれば、自由に英語を使いこなせるようになると思っていたわけです。

  しかし、実際は、”全く”違っていました!

  学校で1~2年学んでも(たとえ英語の試験の成績でいつも満点近くとれたとしても)、無線機を通じて聞こえてくる英語の内容が全く理解出来なかったのです!

  私も最初は、これは語彙力不足や文法力の問題からくるものかな、と思っていましたが、実はそうではありませんでした。

  そして、英語をマスターするためには学校の英語では不十分なのではと感じて、当時、NHKの「基礎英語」や「続・基礎英語」を聴いていましたが、実は、これらのレベルと実際に使われる「実践英語」との間には、かなりの差があったのです。
  それはたとえ中学3年間に加えて、高校3年間頑張って英語を勉強しても同じでした。

  自分の考えていることを一方的にしゃべるだけであれば、事前に準備しておけばある程度は大丈夫でしょう。しかし、相手の話していることを理解して、これに対して的確なレスポンスを英語で返すとなると、全く状況は変わってくるのです。
 (このことは、本メルマガの読者の皆さんや、既に留学等々で海外に行かれたことのある方であれば十分認識されているでしょう。)

  そして、ココのところの違いを認識して勉強(というよりも訓練、トレーニングです!)をしているかどうかが、「英語が上達する、上達しない」の"大きな差"となってあらわれてくるのです!

 


 ● 第3章:上達への近道は?

  それでは、どのようなことを心がけて普段から勉強と言うよりも練習(Practice)つまり英語のトレーニングをすればよいのでしょうか?

  その答えのひとつは、かなり前にこのメルマガの『留学、英語関連HP、書物紹介』コーナーでもご紹介させて頂きました、『國弘流 英語の話しかた』(著者:國弘 正雄、 発行:株式会社 たちばな出版)の中にもあります。

  國弘先生の提唱される、「只管朗読」(しかんろうどく、と読み「ひたすら朗読する」という意味です)や、あるいはその中でトレーニング方法として述べられているような、色々な表現変化のトレーニングが有効でしょう。

  例えば、I am a boy.というような、簡単な表現でも一旦学んだら、単に主語を変えたり、疑問文に変えたりだけのトレーニングでは不十分であり、更に色々な表現や変化を何十種類も考えて、完全に自分のものとしてしまうということです。

  あるいは、ディクテーションのような地味なトレーニングですが、聞き取った英文を、声に出しながら実際に書いてみる、といった通訳を目指されておられる方が良くやられているトレーニングも耳、手、口を動かすと言うことで、凄く有効だと思います。

  これらはほんの一例ですが、他にも色々なトレーニングの仕方があるでしょう。

  しかし、ここで私が言いたいのは、要はこのようなちょっとした気持ちの持ち方の違い、英語というものに対しての接し方の違いにより、その効果は大きく変わってくるということなのです。


  この"僅かな差"は、色々なところで生じます。

 

  例えば、英語の勉強をする時のほんのちょっとした気持ちの持ち方や、勉強の仕方の違いによっても発生します。たとえ、同じ時間英語に接したとしても、です。


  よく言われることに、楽しい時間は直ぐに過ぎて短く感じるが、嫌な時間は実際よりも長く感じるということがあります。


  皆さんが、英語の勉強、トレーニングをされる時はどうでしょうか? 短く感じますか、それとも長く感じますか?

  このことは、自分自身の英語学習に対してのモチベーションのバロメータになると思います。
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   (第3章は、後半にも続きます)

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 ~~~▼~~~~~【前半】の終わり~~~~~▼~~~~

 

 『実践英語上達最短のコツ』の【前半】、」如何がでしたでしょうか?
(因みに、1月6日(水)発行予定のメルマガのコラムでは全て纏めて配信されます!)
 

 では、新年、年明けの【後半】掲載(予定、多分)のこのブログ、【 ヒデクラの真の戯言 年末年始番外編:後半】『実践英語上達最短のコツ』を、お楽しみに!

 

 Take care and study hard. See you soon!

 (Have a  happy New Year!)

ヒデクラでした。

 

P.S. 以下は、きっと皆さんのお役に立つサイトです!

 

「使える英語力を身につけたい方の為に」のサイトです! アマゾンの書籍や無料コンテンツも、盛りだくさんのサイトです!

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 【新刊予告】 この年末年始に、アマゾンKindleの新刊(確か32冊目だったかな?)の新シリーズ『海外都市訪問シリーズ』の第一巻を発行予定で、目下頑張って編集中です!!

(尚、新刊の発行後、1月に恒例の既刊書籍の無料大キャンペーンも実施しますので、どうぞご期待下さい!)

 

                        - 以上 -