2023年01月13日
柳川家＠東武練馬：自分勝手を一番最初に持ち出して好きなモノを好きなだけ好きなタイミングで
常々思うのですよ
年越し蕎麦の定義ってナニかね、って
「別に混む大晦日に食わなくたってエエやん」
とは長年思ってる所だったりして
わざわざ時間軸を合わせてた過去はあるけど
ここ最近は特に前倒しで食べるのを良しとする
ね、誰ひとり悪役のいない快適な蕎麦屋
年の瀬になると眼を吊り上げる野蛮な輩が
無駄に足並みを揃えて世を往来する気がする
だからこその前倒しという僕らならではの叡智
だって我先にと血眼になるドアホは
できればミリすら見たくないモノね
機動警察パトレイバーのOVA第二期
『視聴率90%』のラストのオチみたいな
浅ましい人間の本質を見たホシの逮捕劇
みたいなみたいな
混み混みしてたら長居は遠慮するけど
こういうひとときを潤沢に差し出されたら
否応なしに店の売上の一端を担いたい
そういうマインドは常に持ち合わせていたい
と、のんびりタイムも束の間
徐々に混み始めた店内を見やって
僕らの本質が急に収束に向かう時
ラストに向けて歩き出すわが家
ハニーは牡蠣蕎麦
僕はといえば
まさかのカツ丼
蕎麦とのセットじゃなしに
丸々一個のカツ丼っていうね
「ちょっとあんた、ナニしに来てんのよ」
当然ハニーからのツッコミは百連発
確かに確かに
年越し蕎麦という出かけるのに揺るぎない理由
ラストで反故にして裏返すとは意味が解らない
だって食いたかったンだもん
ってのが、かろうじての理由だとするならば
なんとまぁ幼稚で独善的なんだろうと小一時間
でもねでもね仕方がないのよ
ここのカツ丼小気味イイんだモノ
食欲を動員させる甘辛いツユはもちろんの事
そいつを受けるコメが土台として強いという
それでいて
カツのサクサクと卵のトロトロの共存なんて
難しい技術を後方に置き去りにするカチカチ
カツ丼のカツ丼たるを見せつける原記憶
ひとまずの区切り
2022年の終幕（の前倒し）
好きなモノを好きなだけ好きなタイミングで
次の年もそうありたいと願うのでした
（ハニーからのツッコミありきで）
