カテゴリ:【ディズニーシー】or【・・・シー+α】
いよいよ11月9日から始まった舞浜のクリスマスシーズン。 社会状況の影響を受けて今年もパークのクリスマスイベントの規模は縮小されているようですが、やはりこの期間のディズニーシーの様子をどうしても見たくて、夫と二人で早朝から出かけてきました。 本日、車で東京ディズニーリゾートに到着したのは6:30頃。 今回は日帰りではなく、パークで時間を過ごした後は舞浜に一泊してゆっくり休んでから帰ることに決めていたので、車はパーク駐車場ではなく部屋を確保していたディズニー・アンバサダーホテルの駐車場にとめました。 (6:30過ぎ頃。地下駐車場は満車に近い状態で、とめる場所を探すのには結構時間がかかりました。) 荷物を車に残したまま駐車場エレベーターでホテルロビーに上がり パーク行きのリゾートクルーザー乗り場であるホテル正面玄関に向かうと、車寄せにはちょうど「ディズニーシー行き」の便が停車していて運転手のキャストさんがゲストを案内していらっしゃるところでした。 これ幸いと乗り込むと、ほどなくして運転手さんも席に着き パークに向かって出発!となりました。 ディズニーシーのパークエントランス・ノース後方のバスターミナルにリゾートクルーザーが着いたのはそれから数分後の6:50くらいでした。 この時間のノース側チケットブース前には ディズニーホテル宿泊者限定で販売されているアーリーエントリーチケット(ディズニーシーに8時から入園できる券)を持つゲストの列が既に幾筋もできており、一般入園ゲストの待ち列は同じようにその後方の植え込みあたりを先頭にして作られていました。 路面に引かれたラインに従ってグループごとに一定の間隔を保って作られている列のひとつを選んで最後尾につき いちにいさん…と前方から続くラインを数えてみると、私達はこの時点でこの列の10組目前後であることがわかりました。 7:15になると、前方チケットブースでは「ホテルアーリー組」の保安検査(手荷物と体温のチェック)が始まりました。 それから10分ほどが経った7:25過ぎには「本日のホテルゲストのアーリーエントリーは10分早まって7:50からになる」というアナウンスが一帯に入り、ほぼ同時に私達一般ゲストに対しては「まもなく列を大きく前方に移動させるので準備をしてお待ちください」という予告案内がありました。 (「ホテルアーリー組」の列が保安検査通過後は入園ゲート前まで前進するので、チケットブース前に余地ができるためです。) その後 本当にまもなく、予告通り私達一般ゲストの列も大きく移動しました。 7:50になると 前方の入園ゲート方向からパスポートを読み取る音が聞こえ始め、ホテル宿泊ゲストのアーリーエントリーが始まったことがわかりました。 その入園がおおかた落ち着いた8:00過ぎ、私達一般ゲストの列はさらに前方に移動して 保安検査をしているチケットブースが目の前となりました。 一般入園ゲストの保安検査が始まったのは8:15頃、同時にエントランス一帯には「本日の開園時刻は 混雑回避のため予定を30分繰り上げて8:30になる」旨のアナウンスが流れました。 私達が検査を終えて入園ゲート前のエリアに入ることができたのは その5分後の8:20でした。 そして8:30、ディズニーシー開園。 2~3分後に「紙」のパスポートでゲートを通過した私達が入園して一番最初にしたことは、たった今入園に使用したパスポートの情報を東京ディズニーリゾートアプリに読み込ませることでした。 (電子チケットの場合はこの手間が省けるので簡単でいいですよね~) アプリに表示された本日のパーク状況を確認しスタンバイパスの取得も済ませ、落ち着いたところでミラコスタ通りに足を踏み入れると。 今年のこの季節のミラコスタ通りには 去年まで柱の周りやお店の軒先にたくさん立ち並んでいた「クリスマスツリー」がひとつもないことに私は気づきました。 入り口両脇の大きなツリーは設置されていたのですが、以前は路地のあちこちにまで無数に並んでいたツリーが 今年は全くないのです。 アーチ状の天井部分の飾りはちゃんとあり、お店のウインドウにもクリスマスデコレーションは見ることはできたのですけれど。 ――路上にクリスマスツリーを置いてしまうとスペースが狭くなって 混雑時にゲスト同士の距離を保つことが難しくなるからなのかなー… なんて、一瞬 私は世情を思ってしまいました。 しかし ミラコスタ通りを抜けてメディテレーニアンハーバーに出で空を仰ぐと... そこに流れていたのは懐かしいクリスマスの音楽。 いつものパークBGMとは違ったこの時期にしか耳にすることができない清らかな音は、一気に私の心をクリスマスの国に連れて行ってくれました。 周りを見渡すと確かに 街灯にあるのは少しの装飾だけでクリスマスのバナーもなく、広場には凝ったフォトロケーションも無く街角には趣向を凝らしたクリスマスツリーもないけれど。 でも音楽だけはこの街に今年もクリスマスがやってくることを教えてくれていました。 街の佇まいをよくよく眺めてみると、ツリーは設置していないものの ささやかながらデコレーションを施しているお店もいくつか見つけることもできました。 いろいろな意味でいつも通りとはいかない今年のクリスマスですが、…あれもない これもない と悲しむのはお門違い、晴れてクリスマスシーズンを迎えられてこうして楽しめることにあらためて感謝しなければならないのかもしれないなぁ と、思ってしまいましたよ~ (エンポーリオ前にちょこちょこ並んでいた可愛いツリーもありませんでした) さて、ピアッツアトポリーノ周辺のクリスマスの風景を訪ねて歩くうちに 朝一番に取得していたスタンバイパスの指定時刻が近づいてきたので 私達は対象のアトラクション「ソアリン:ファンタスティック・フライト」に向かうことにしました。 ザンビーニ前の階段を上り丘の上に着いてからはスタンバイパス画面にQRコードが表示されるまでしばし待機、表示されたのを確認してからスタンバイの列に並び アトラクション入り口でコードをかざして敷地内に入ることができたのは9:00過ぎのことでした。 中庭を巡って、博物館の建物にたどり着いたのはそれから10分後でした。 今さらあらためていうことでもないのでしょうが、ソアリンは本当に 何度体験してもただただ驚き 心を大きく動かされてしまうアトラクションです。 こんなに素晴らしいものを産み出してくださった全世界の科学に携わる方々に感謝して、手を合わせるような気持ちで博物館の建物から退出したのは9:40頃のことでした。 その後は、本日の私達の最大の目的であるクリスマスのハーバーグリーティングを観られる場所を探してピアッツアトポリーノ方面へ戻りました。 グリーティングなので水域周辺ならばどこにいても見ることができそうでしたし「10分足らずのグリーティングだし長時間場所を確保するほどのものでも…」という気持ちも頭の隅をよぎりましたが、如何せん今年のシーのクリスマスシーズンは「クリスマスらしいエンターテイメント」がこれしかないのですからしっかり観なければ気が済みません。 そんな思いの方は少なくないようで、この時間のピアッツアトポリーノには既にたくさんのグリーティングを待つゲストの姿がありました。 私達がとりあえず落ち着くことにしたのはアメリカンウォーターフロント方向へと続く坂が始まるあたりの水際、船が停止する場所の正面でもないし近くでもないけれど ストレスなく過ごせそうな場所でした。 目的の「ディズニークリスマス」グリーティングまではあと三時間以上、「タイム・トゥ・シャイン」グリーティングまでだって一時間半以上あるので、ここで夫と二人ちょっと今後の予定の確認をすることにし、ショーの抽選などもしてみることにしました。 その結果、夕方早い時間に取得してあったどうしても行きたいレストランのPS時刻を避けショーの座席や鑑賞エリアの抽選にチャレンジしたものの全て外し、施設グリーティングなどは興味の対象外なので行かないことに決め、結局昼過ぎまではこの場所に留まることが決定しました。 (アトラクションのスタンバイパスも一応取得しました。) …それでは一通り今日の予定が決定したということで と、夫がこの場所を離れて買い物に出かけたのは10:00少し前。 ニューヨークデリでルーベンホットサンドやビールを購入して戻ってきたのは10:20頃でした。 この時間のニューヨークデリはレジ待ちの列がお店の外まであふれていてびっくりしたそうですが、それは「ゲスト同士間隔を空けて並んでいた」ためで、実際には購入まで10分くらいだったそうです。 今はどこの待ち列でもそんな感じですよね。 私達のいた場所は日陰になっていたのでビールをいただくにはまだ気温がやや低いか と思われましたが、私達にとってはパークでのアルコール提供が再開になって初めての乾杯です。 ディズニーシーの抜けるような青空の下、プロメテウス火山を眺めながらの、久々の嬉しい楽しい待ち時間となりましたよ~ そうこうするうちに、時刻はあっというまに11:30に。 本日の第一回目の「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング ”タイム・トゥ・シャイン!”」が始まり、船が近くまでやってきました。 近くにいらしたキャラクターファンと思しき方々は口々に 遠い~ とおっしゃっていましたが、私達にとってはじゅうぶん楽しめた数分間となりました。 (よく考えたら、パーク内でこのグリーティングをゆっくり観たのは初めてです。) 水域から船が見えなくなった後は、周辺のクリスマスを眺めるために私だけ場所を離れました。 まずは朝は混雑していてゆっくり眺められなかったミラコスタ通りの入り口へ。 小さなクリスマスツリーは一切ありませんが入り口両脇の大きなツリーは健在です。 朝入園するときに確認した通り、天井部分の飾りはありましたが入り口上部のタペストリーは「20周年」デザインのまま、各柱に設置されているポスター風のデコレーションもクリスマスバージョンにはなっていませんでした。 2019年までの十数年間のクリスマスイベントの様子を知っていると ついつい「あっさりしすぎて寂しい」と思ってしまいがちですが、ディズニーシーでクリスマスイベントが開催されるようになった当初はかなり飾りつけもおとなしい感じだった記憶がありますから、これでじゅうぶんといえばじゅうぶんなのかもしれません。 ミラコスタ通りからヴェネツィア(クリスマスデコレーションはほとんどなしでした)を通り抜けてアメリカンウォーターフロント、ブロードウェイへ。 街灯にはヤドリギのような飾りがありました。 以前 通りの上を渡すように飾られていたガーランドは今年も無しです。 ニューヨークデリの看板にもリースなどはありませんでした。 しかし さすが! マクダックス・デパートメントストアは今年もきれいに飾り付けられていましたよ。 たぶんこれでも例年と比べたら「かなり控えめ」なんじゃないかなーとも思われますが。 きっと、デコレーションを控えめにしすぎるとゲストの購買意欲もそがれる と経営者(スクルージ・マクダックのことですよ!)はお考えなのでしょうね~ メインの入り口の両脇のゴージャス&クラシカルなクリスマスツリーも素敵ですよね。 もうちょっと足をのばしてウォーターフロントパークまで行きたかったのですが、あまり長時間にわたって確保場所を離れるのも良くないだろうと考えて、このあたりで私はピアッツアトポリーノに戻ることにしました。 そうして夫の待つ水際の場所に戻り、ようやくやってきた13:05。 私達の今回の一番の目的「ミッキー&フレンズのハーバーグリーティング:ディズニークリスマス」が始まりました。 オフィシャルサイトの情報によれば、今年のディズニーシーのクリスマスグリーティングは、時期によって「イッツ・クリスマスタイム!」「クリスマス・ウィッシュ」「パーフェクト・クリスマス」の三つのバージョンとなり、それぞれ過去にディズニーシーのクリスマスで上演されたショーをテーマに内容を変えて行われるとのことです。 11月9日から11月23日のテーマは「イッツ・クリスマスタイム!」なので、今日のグリーティングも空から星が降り注ぐようなあのキラキラした音楽から始まりました。 2018年~2019年に上演されたショーの始まりの部分で クリスマスカラーの凧がジェットスキーに引かれてハーバーの上を飛び回ったあの光景を思い出して涙が止まらなくなったゲストの皆さんはきっと多かったことだろうと思います。 そしてこの上なく楽しい、お馴染みのスタンダードメロディー「We Wish You the Merriest」。 メリエストでハピエストなクリスマスの到来です。 次から次へと繰り出されるクリスマスソングはかつてのショーの再現を見ているようでもあり、いつまでたっても変わらない伝統的な古き良きクリスマスを彷彿とさせるようでもあり。 登場するのはサンタクロースとキャラクター達だけという ダンスパフォーマンスも仕掛けもないたった10分足らずのささやかなグリーティングでしたが、いまだ変則的な運営を続けている東京ディズニーシーの今年のクリスマスで行われるエンターテイメントとしては あらゆる面でこれが最良の形というしかない内容だったと思います。 クリスマスソングに乗せて全身で最大限のアピールをしてくれるキャラクター達の姿には、熱烈なパークファンの皆さんも一般のごく普通のゲストの皆さんも それぞれきっと様々な違った思いを抱いたことでしょう。 「イッツ・クリスマスタイム!」のショーそのものを知る人と知らない人とでは満足感だって違ってくるでしょう。 でも私自身は、ハーバーから船が去り 音楽が終了した後、 きょうはクリスマスのディズニーシーに思い切ってやってきてよかったなあ と、心からそう思うことができましたよ。 楽しい!楽しい!楽しい! クリスマスのひと時でした。 (その2 に つづく・・・) ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ 文中に登場する、ディズニーリゾート内の固有名詞(ホテル・レストラン・ショップ・場所などの呼び名)については 「東京ディズニーリゾート」の公式サイト をあわせてご覧いただくと、いくらかイメージしやすいか、と思います。 利用なさってみてください。 ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ ◇◇◇ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
November 25, 2021 03:57:53 PM
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