まず、酸化と言うのは身体が老化することをいいます。
金属で言ったら錆びるということと一緒ですね。
鉄を外に放置しておいたら錆びついてしまって、最初は頑丈であっても、だんだんとボロボロになってきます。
人間の身体も一緒で、酸化をすることでどんどん老化が進んでしまい、ボロボロになってしまうんです。
酸化する原因は、空気中に存在する酸素が結合することによって起きるので、酸素がなければ酸化は起こらないと考えることができるんです。
食品を保存するうえで真空パックという方法は、保存容器の中にある空気を抜くことで酸化を抑えて食品が腐らないように保存することをいいますよね。
これと同じで、人間も真空パックの中にいたら酸化を抑えられるんじゃないでしょうか。。
・・・・って無理ですよね(笑)
空気がなかったら息ができないので死んでしまいます。
だから、人間は酸化しにくいように体質を変えていかないといけないんですね。
抗酸化作用で加齢臭予防
人間は空気を吸わないといけないので、酸化しないことは無理なんですが、酸化を遅らせることはできるようなんです。
これがアンチエイジングの発想で、老化を遅らせて若さを保つってことですね。
そのためには、抗酸化作用のある食事を心がける必要があります。
そうすることで加齢臭を予防することができますからね。
では、どんな食事がいいのかというと、ビタミンCやビタミンEが豊富に含まれる食事がいいですね。
というのも、ビタミンC、Eは抗酸化作用のあるビタミンと言われているからです。
ビタミンCが含まれる食品としては、アセロラ、グァバ、オレンジ、菜の花があります。
ビタミンEが含まれる食品は、サーモン、ヒマワリ油、カボチャがあります。
意識して食べていきたい食事ですよね。
でも、抗酸化作用が老化を遅らせるのは分かったけど、どうして加齢臭と関係があるのか疑問のある人もいるんじゃないでしょうか。
加齢臭と言うのは、皮脂が酸化してできた過酸化脂質が細菌によって分解されてノネナールが発生することで起こるんだから、皮脂の酸化を防がないといけないんですよ。
身体から出てくる皮脂が酸化してたらすぐにニオイの原因になっちゃいますからね。
だからこそ、酸化させない身体作りのために抗酸化作用のある食事が必要なわけです。
若々しい身体を維持して、加齢臭を予防するためには抗酸化作用のあるビタミンCやEが含まれる食事を心がけて、素敵な人生を送りたいものですね。