ビタミンCとは水溶性ビタミンで、すごく水に溶けやすい性質があります。
そのため、たくさん栄養をとっても、水に溶けて体外へ排出されやすいんです。
しかし、人間が生きていくうえでビタミンCは大切な栄養素にも関わらず、人間は自分の体内でビタミンCを作ることができないんです。
だから、定期的にビタミンCを食べ物から補給する必要があります。
特に、ストレスを受けるとビタミンCを消費するので、現代のストレス社会においてはとても重要な栄養となっています。
ビタミンCが不足すると、酸化を防ぎにくくなるので、老化が進みやすくなるんですね。
どうりでストレスを受けすぎると老けるのが早くなるなって思ってたんですよ。
だから、最低限の摂取量以上のビタミンCの補給が必要ですね。
これで加齢臭を少しは抑えられるかもしれません。
次に、ビタミンEですが、脂溶性ビタミンに分類されて油に溶けやすい性質を持っています。
抗酸化作用をもっているので、老化予防に寄与してくれます。
加齢臭のニオイ成分であるノネナールは、皮脂が酸化したものである過酸化脂質が原因で起こってくるので、ビタミンEが脂肪の酸化を防いでくれることでノネナールの発生を抑制してくれます。
ただ、ビタミンEだけでは不十分なため、ここで重要になってくるのがビタミンCとの連係プレーなんです。
どういう共同作業をしているのか見ていきましょう。
ビタミンCとビタミンEのチームワーク
皮脂などの脂質が酸化するのを防ぐ役割があるのが、脂溶性ビタミンであるビタミンEということを説明しましたね。
しかしビタミンEは際限なく脂質を酸化から守る働きができるかというと、そういうわけではありません。
脂質を酸化から守ったビタミンEは疲れ果ててしまい効力を失ってしまいます。
ここで、効力を失ったビタミンEに力を貸してくれるのがビタミンCの役割なんです。
ビタミンCとは、効力を失ってしまったビタミンEを復活させてくれるんですね。
このようなチームワークによって、身体が酸化するのを防いでくれているんです。
加齢臭が発生しない若々しい身体を保つには、ビタミンCとビタミンEの力が必要と言うことですね。