強迫が発症してから約4年。
症状はなくなることはないし、これからおそらく完全にゼロになることもないだろう。
強迫観念を発症した場合、完全にゼロにすることは難しく、
忘れる、というか、気にしているレベルを薄めていくことでしか対応することはできない。
だから、1つの解決策としては、強迫性障害のことなどどうでもいい。
治らなくてもいい、それがどうした、と開き直ることである。
しかしながら、これができない、開き直りきることができないからこそ治っていかない、ということもできる。
かつて、自暴自棄、というか、すべてのことがどうでもいい、と思っていた時期があった。
これは強迫観念が発生するずいぶん前のことであるが、
すべてのことがどうでもいい、と心から思っていたせいで、悩みゼロ、ストレス完全フリーの状態だった。
まあ、進路のことなどでどうしても越えられない壁があったりとか、
背を伸ばしたいのにもう伸ばせない、とか、まあ、そんなことが原因だった。
家族もいるし、仕事もしていかないといけないし、いろいろ責任というか、
かつてよりは、いろいろプレッシャーがかかる状況なので、かつてのようにはいかないが、
1つのヒントにはなると思っている。
つまり、何にも期待しない、うまくいかなくてもうそれでいい、という心境のときは、
すべての悩みというか、問題ごとがどうでもよくなるである。
開き治ることができれば、強迫性障害は改善される。
どのようにそういった状態を作りあげていくことができるのか。
コメント
コメント一覧 (4)
30歳男性です。
私もocd(記憶への確認)に悩まされています。
ブログを読ませていただき、自分の症状と全く一緒で驚いています。
私の場合は気になった事を全て覚えておきたいという思いが強く、頭でメモをしておき、後に紙やスマホに書き出すのですが、思い出せない項目があると、どうしようもない不安にかられます。(そのメモが後で役にたったことはありませんし見返すこともありません)
高3の秋からですのでもう12年になりますがしんどさは変わりません。
症状の同じ方がいるとわかり、親近感?というか孤独ではないのだという気持ちがありコメントさせていただきました。失礼しました。
自分だけではないと知れて嬉しい。
身の回りで同じ症状の人がいるとは聞いたことはないのですが、
人に簡単に言いやすいものではないので、実際にはけっこうこういった症状の方がいるのかもしれませんね。
12年間ですか、大変ですね。
私は思い出せないことがあった場合に、1日中仕事するふりをしながら考えていて、実際に何も仕事が進まなかった、ということがたまにありますね。
人によって、脳の性格、性質は同じではないので、結局は自分なりの対応策を見つけて変えていくのだと思っています。