元OL留学生のコロンビア漫遊記

元OL留学生のコロンビア漫遊記

ひょんなことからコロンビア留学行くことになりました☆★
スペイン語できないけど、ケ・セラ・セラ♪♪♪

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インディアンの遺跡が残っている一方でVilla de Leyvaは恐竜などの化石がたくさん見つかることでも有名だ。もともと海だったVilla de Leyvaは山に囲まれているため、海が引いて行くときに様々な生物が中に取り残されてしまった。


✴︎Museo el Fósil 化石博物館✴︎


Villa de Leyvaにはふたつの化石博物館があるけれど、正直このMuseo el Fósilはボッタクリもいいところで、入場する必要は全くない。入場料6000ペソ(約300円)だけど、入るとびっくり!教室ほどの大きさの展示室が一つとトイレほどの大きさの展示室があるだけなの。

驚いちゃって3周くらいしちゃったよ。そこそこ古い博物館で1977年に設立したらしいけど。


一番の目玉はこちら。



入り口から入ってすぐに目に飛び込んでくる。プレシオサウルスの仲間で、クロノサウルス・ボジャセンシスという恐竜で、1992年にドイツ人の研究者に名付けられた。1億4千万年前に生息していたイルカみたいな生物だったらしい。全長12m。

スペイン語版Wikipediaのクロノサウルスのページにここの博物館が載っているから珍しい恐竜なのかしら。


他の展示物はこんな感じ。




現在の世界地図らしいけど、なぜ日本がないのか。






とまあこんなである。

一般人がこんな施設を家に持っていたらどっひゃービックリでんがなってなるけど、博物館としては物足りない。付け加えて、トイレの紙が切れているとそばにあるレストランまでもらいに行かなければいけないので、ご注意を。


それよりも面白いのが出たところにある塀。



この丸いの、なんと恐竜の糞の化石なの!!!!惜しみなく使っているところからして、山のように採れるんでしょうね。それにして大きい。さすが恐竜です。でも象並みかしら。





✴︎Museo Paleontológico 古生物学博物館✴︎



最初にも書いた通り、化石博物館は行かなくていいけど、こちらの博物館もMuseo el Fóseoと同じくらい小さいながらも充実していたから、行くなら絶対こっち。入場料は化石博物館と同様6000ペソだけど、ガイドを頼むと10000ペソ。英語とスペイン語どちらでも対応してくれるので、冒険せずに英語でお願いした。

ガイドしてくれたのは14,5歳の男の子だったけど、何を聞いてもなんでも答えてくれてなかなか優秀なガイドさんでした!


ここの博物館はUniversidad Nacional(国立大学)所有で、研究所も兼ねている。なんとアメリカのスミソニアン博物館からも研究・調査を依頼されることもあるらしい。物凄く小さいのに、ビックリ!!!!それだけVilla de Leyvaに残っている化石は少し変わっていたり、状態が良かったりするのかしら。



奥にあるガラスの奥と地下が研究室だけど、研究室の中は写真を撮らせてもらえなかった。残念。

ここに収蔵される化石のほとんどがVilla de Leyvaで見つかったものなんだって。首が長い恐竜から亀みたいなのまでけっこう色んなのがいたんだね。



ガイドの少年が教えてくれたけど、水の中に住んでいた恐竜は厳密には恐竜と言わず、地上で生活していた奴らだけ恐竜と呼ぶらしい。てことはネッシーも恐竜ではないんだね。




この恐竜はVilla de Leyvaで発見されたわけではないらしい。



この化石は化石博物館にもいたプレシオサウルスの仲間なんだけど、口を中途半端に開けた状態で見つかったっていうのはとても珍しいことなんだって。


アンモナイトのレプリカを加えさせているのが可笑しい。


他にも小さな子供ができる採掘体験みたいなのもあったから、私も自分で砂をかけた後、また自分で掘り出してみたよ。そこにあるとわかっていると感動はなかったね。でも雑だから絶対本物の採掘場に行ったら、化石を傷つけるだろうなということが分かってよかったよ。


何にしろ最初からこっちに来ていたら、Museo el Fóselには行かなかったな。