伝統ある英国の10吋ユニットで、いい音で音楽を聴きたい・・・・・

音楽好きの、古いオーディオ機器10吋TANNOYを改良そて聴くダメオヤジの金ちゃんです。

以前購入したJ.S.バッハ:カンタータのフリッツ・ヴェルナーの芸術を考察

2024年04月24日 | 2022J.S.バッハ関係

季節柄なのであろうか、長引く風邪は随分良くなり体調も整い始めたが、花粉の影響かくしゃみ、鼻水が止まらず、テッシュは手放せく花粉症である、お世話になっている病院で診察して頂き薬を飲んでいる、愛犬Mシュナウザーのモジャ君との散歩途中で今の時期は八重桜が満開で丁度見頃でもある。現在は自宅の庭にも春の花が咲き出し過ごしやすい良い季節になって来ました。

風邪が長引き春になったのに未だ自宅近くで燻ってますが、様子を見て5月連休後には気晴らしに家族でドライブでもと思っている。



筆者が最近良く好んで聴くカンタータの指揮者にヴェルナー指揮による演奏は素晴らしいと思っている。曲毎に雰囲気が変化し、実に表情豊かです。録音時期が古い割に総じて状態は良好である。 曲によっては録音ホールの音響効果も良く考えられていてバッハの宗教曲に相応しい様に思います、なんと言っても聴き疲れせずに新鮮に聴ける処は素晴らしい。以前フリッツ・ヴェルナーの芸術-1〜3の10枚組のセット3集を入手し時々愛聴している。
但し3集は録音はモノラルで受難曲、オラトリオ、ミサ、モテット 他のバッハの大曲が並んだ全集である。
1〜2集の録音は1959~1972年と少し古いが今演奏のカンタータと比べ若干遅めのテンポではあるが、聴き慣れるとこれがまた実にリラックスするのである。



フリッツ・ヴェルナー(Fritz Werner、1898.12.15 - 1977.12.22)ドイツの指揮者・合唱指揮者・作曲家・オルガニスト。教会音楽の復活に尽力した。
1947年、ハイルブロンでハインリヒ・シュッツ合唱団を創設し、1973年まで指導にあたった。後にはヨハン・ゼバスティアン・バッハの多くの受難曲・オラトリオ・モテット・カンタータの録音を残した。多くの声楽家や、トランペットのモーリス・アンドレ、ホルンのヘルマン・バウマン、オルガンのマリー=クレール・アランなどの独奏者を招き、ハイルブロン・ヴュルテンベルク室内管弦楽団や南西ドイツ放送交響楽団などと共演している。

ヴェルナーのバッハの録音は同年代のカール・リヒター(Karl Richter, 1926.10.15 - 1981.2.15)のそれと比べられるものであった。「ミュンヘンではリヒターが、ハイルスブロンとプフォルツハイムでフリッツ・ヴェルナーが、そしてシュトゥッツガルトではハンス・グリシュカトが、東西分裂後の西ドイツで、東のライプツィヒとは別の新しいバッハ演奏を目指していたのである。
ピリオド奏法によるバッハ作品の演奏は、稀に部分的に斬新に感じることもあるが、手間いらずで途中で飽きてしまう。中でもヴェルナー指揮による演奏は素晴らしい。曲毎に雰囲気が変化し、とても表情豊かです。レビューではこれも感動しないが、輝かしいとさえ言える演奏も演じている。者には超大物の名前がある。 録音時期が古い割に総じて状態は良好である。 曲によっては録音ホールの音響効果も良く考えられていてバッハの宗教曲に相応しい。です!



一時代を描いた名演奏の数々の系的なリマスタリング・シリーズ。は1898年生まれ、1977年に没したドイツの合唱指揮者。組織しています。1960年代にエラート・レーベルに、バッハとシュッツの録音を何度も行い、その演奏は、カール・リヒターと並んで、日本でも多くのファンを持っていました。違う、ヴェルナーのバッハは、常に温かさを持つ穏当な解釈を特徴とし、その「優しさと慈愛に満ちた」演奏は、古楽器演奏による優れた録音が数多く存在する現在でも、独自の価値を語り続けヴェルナーのバッハ録音は、全200曲の約3分の1にあたる58曲の教会カンタータ録音(2曲は新旧録音あり)、受難曲やオラトリオ、ミサなどの大規模な宗教曲の録音があります。



上記の様な説明書が付属するが全ては英文で表記してありますので、細かな内容は不明であります。

フリッツ・ヴェルナーの芸術-2
バッハ:カンタータ選集-2

Bach,J.S. バッハ Kantate BWV 51 'Jauchzet Gott in allen Landen': Barbeitung W.F. Bach
カンタータ第51番「もろびと、歓呼して神を迎えよ」
  1. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): 全地よ、神にむかいて歓呼せよ Jauchzet Gott In Allen Landen
  2. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 レチタティーヴォ(ソプラノ): われらは宮にむかいて伏し拝む Wir Beten Zu Dem Tempel An
  3. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): いと高き者よ、汝の慈しみを H#ochster, Mache Deine G#ute
  4. カンタータ第51番《全地よ、神にむかいて歓呼せよ》bwv 51 アリア(ソプラノ): アレルヤ Alleluja!
 アグネス・ギーベル(ソプラノ)
 飯山恵巳子(ソプラノ)
 インゲボルク・ライヒェルト(ソプラノ)
 フリーデリケ・他ザイラー(ソプラノ)、
 バルバラ・シェルラー(アルト)
 ヘルタ・テッパー(アルト) )
 マルガ・ヘフゲン(アルト)、他
 クルト・フーバー(テノール)
 ゲオルク・イェルデン(テノール)ヘルムート・クレプス(テノール)、他
 エーリヒ・ヴェンク(バス)
 バリー・マクダニエル(バス)
 ヤコブ・シュテンプフリ(バス)、他

 マクサンス・ラリュー(フルート)
 ピエール・ピエルロ(オーボエ)
 ポール・オンニュ(ファゴット)
 モーリス・アンドレ(トランペット)
 マリー=クレール・アラン(オルガン)、他

 ハイルブロン・ハインリヒ・シュッツ合唱団

 プフォルツハイム室内オーケストラ団
 ハイルブロン=ヴュルテンベルク室内管弦楽団団
 指揮:フリッツ・ヴェルナー

 1959~1972年ステレオ録音

演奏者名に日本人名があるのに気がつき、その飯山恵巳子(S)の参加しているBWV51のソプラノ歌手名が飯山恵美子となっている。調べると現在は飯山恵人妻先生は70歳を過ぎた今は日本でドイツ歌曲のエキスパートとして後進の指導にあたられているそうですと明記されていた。



魅力的なバルセロナの歌姫ヌリア・リアルカタルーニャ州のソプラノ歌手です。近年、リアルはヘンデルやモンテヴェルディの作品など、ルネサンスやバロック時代の音楽は魅力的ではあるが、今回紹介の落ち着いた大人の雰囲気の豊かなキャロリン・サンプソンも良く聴くソプラノ歌手でもある。
Kantate BWV 51を聴けばバッハ・コレギウム・ジャパンとの度重なる共演でもおなじみの英国のソプラノ、キャロリン・サンプソンの演奏が気になり早速試聴する。

本名キャロリン・マーガレット・サンプソン大英帝国勲章は、オペラやコンサートで活躍するイギリスのソプラノ歌手です。歴史に基づいたパフォーマンスを専門とし、鈴木雅明によるバッハのカンタータ録音プロジェクトで歌ったり、イングリッシュ・ナショナル・オペラにも出演したりしている。

キャロリン・サンプソンは、初期バロックから現在に至るまで、幅広いレパートリーで世界中で目覚ましい成功を収めています。オペラの舞台では、英国国立歌劇場、グラインドボーン祝祭歌劇場、スコットランド歌劇場、パリ・オペラ座、リール・オペラ座、モンペリエ・オクシタニー国立歌劇場管弦楽団、ラン国立歌劇場などに出演している。



J.S.バッハ : ソプラノのためのカンタータ集 / キャロリン・サンプソン
J.S.Bach: Cantatas / Carolyn Sampson


 しりぞけ、もの悲しい影(結婚カンタータ) BWV 202
 信仰の道を歩め BWV 152
 わたしの心は血の海を泳ぐ BWV 199
 演奏
  キャロリン・サンプソン(ソプラノ)
  イザベル・レーマン(リコーダー BWV 152ソロ)
  カタリーナ・アルフケン(オーボエ BWV 152ソロ)
  ゴットフリート・フォン・デア・ゴルツ(ヴィオラ・ダモーレ BWV 152ソロ)
  ファウケ・ヘス(ヴィオラ・ダ・ガンバ BWV 152ソロ)
  フライブルク・バロック・オーケストラ(指揮/ペトラ・ミュレヤンス)
  アンドレアス・ヴォルフ(バス=バリトン)
 録音
  2016年5月/テルデックス・スタジオ(ベルリン)

今回の聴き物はBWV 152の4曲目のソプラノのアリアでの、リコーダーとヴィオラ・ダモーレの作り出す天上的な響きもまた聴きどころです又お得意の世俗結婚カンタータも良く、全ての演奏録音も優れている様です。



マイナーなディスクの一つかもしれないのですが、丁寧なセッション録音とフライブルク・バロック・オーケストラの暖かく柔らかな伴奏を背景に、キャロリン・サンプソンの伸びやかなソプラノが美しく響く魅力的なCDになっています、サンプソンは今を代表するソプラノの一人でしょう。
録音は素晴らしいものです。ハルモニアムンディ(フランス)らしい艶やかで繊細な楽器の音色を感じさせる録音で、独唱を支えるフライブルク・バロック・オーケストラの柔らかな響きが何とも魅力的です。ブラボー!

ロシアはウクライナ侵攻開始から2年も過ぎている、いつまで続くのであろうかの検証。

2024年04月13日 | 日記

筆者の自宅の庭には春の花が咲き始めた、新しい芽も吹き出し春の息吹とはこの様な事であるのかと思わせる、たわいも無い事に何故か喜びを感じる様でもある。

勿論最近は天候不順のため桜の見頃も短く、桜吹雪の舞い散る歩道をモジャ君と早朝散歩する。今日は何時もより若干早く遠吠えし散歩に連れて行けとせがむ・・・。朝6時30分から始まるラジオ体操を終了後散歩から帰宅しゆっくりとモジャ君とシャワータイムである。
その後は淹れてての珈琲を飲みながら最近見つけたソフトにH. シェルヘン ~ ウィーン国立歌劇場 Orc. / マグダ・ラズロー等:バッハ カンタータ 第210番他を聴くが妙に落ち着いた演奏に今までにない重厚な香りを感じを得られた、1962年録音とあるが意外と良い音が聞けるのはありがたい。



思うに2022年2月24日、ロシアはウクライナへの本格的な軍事侵攻を開始し、民間人に死傷者を出す攻撃を行い、病院、学校、住宅などの市民の建物に被害を与えている。しかしこの軍事侵攻はロシアとアメリカの争いであろう・・・、これは間違いなくウクライナはアメリカの代理をしているに過ぎないのである。これらの事にきな臭い裏事情を疑るのは筆者も悪い曲なのであろうか?

冷静に考えれば米国、日本、欧州諸国の民主国家はウクライナに武器等援助、ロシアの経済封鎖を続けるが意外とロシアはしぶとく余り痛手も感じない様である、ロシアは化石燃料は豊富にあり共産圏に販売し外貨を稼ぎだしている状態では武器等は他の国頼りのウクライナ側が不利であろう。
一部のウクライナ戦争の報道を見ると明らかな事にこの戦争の進め方は、第一次世界大戦の模様であり、戦車等は新しいが、我が国の体験したロシア戦争当時と変わらなく、榴弾砲の弾不足で、上手い砲弾の補給がある程度の勝敗が決まる様子でもある。ロシアの保管する第二次世界大戦以前の兵器も未だ多く保管し、使用可能と言われている長期戦はロシアの得意戦法でもあるのだ。



だが戦争はこの地区だけには終わらず2023年パレスチナ・イスラエル戦争は、2023年10月7日より続いている、パレスチナのガザ地区を支配するハマースとイスラエルとの間の戦争であると言う解説もあるようだ。

筆者が思うにこの戦争は長引けばウクライナ側が不利であろう、また軍事物資等の補給する事も使用方法をレクチャーしなければならず、多くのテクニックあるアメリカ兵が犠牲になって戦死者も出ているとも聞く、アメリカのユダヤ系の資本家は戦争を続けろとアメリカ国家に迫る、ベトナム戦争以来アメリカは全ての戦争で失敗しているのだ!バイデン大統領が終わり、時期大統領に変われば収束するかも知れない。

プーチンはこの戦争を始める前にNATO軍はこれ以上ロシアに近づかない約束をしてのに近づいたとも吐露している。



これに関係する戦争の背後には間違いなくユダヤ系アメリカの影が蠢く、アメリカは当時ハリー・S・トルーマン(Harry S. Truman、1884年5月8日〜1972年12月26日)は、アメリカ合衆国の政治家。同国第33代大統領。ミズーリ州選出連邦上院議員、副大統領を歴任した。第二次世界大戦終結当時の大統領である。東京大空襲の約1カ月後の4月12日、わが国を戦争に追い込んだ米大統領ルーズベルトが死去し、後任に副大統領のハリー・トルーマンが就任しました。
このトルーマンが8月6日に広島に、9日に長崎に原爆を投下した大統領になります。

トルーマンがルーズベルトが死去したのちに米大統領になるために画策し世界の金貸し集団のユダヤから大金を借り集め大統領就任した。
勿論日本も日露戦争でユダヤに金策し戦争には勝利したが、ロシアからがは代償金は貰えなかった、その為近年までユダヤに約束通り満額を支払い終了した。



ユダヤ人は国を追われ世界中に拡散したが世界を放浪後英国の産業革命で大金を融通し資本家のしての道を歩む、勿論米国にも同じ手法で資本家になる。
所謂国を無くしたユダヤ人は世界に放浪するが一心教のユダヤ教を信仰するが故に辛い思いもするようで、それ以降所謂新約聖書以降のキリスト教信仰者とも違いアブラハム(信仰の父)所謂ヘブライ語聖書聖典として先祖代々受け継ぐ集団であるユダヤ教、キリスト教、イスラム教との日本人との違いは日本では圧倒的に多神教信仰が多く宗教の違いを理解できない事が多い事が現状でもある。

一般的にはイスラム教(旧約聖書)からキリスト教(新約聖書)に代わったところが、処女マリアが如何にして妊娠したのであろうか?そしてキリスト誕生となる勿論マタイも実に謎めいて来るのは筆者だけなのであろうか?当時バッハのお造りになったマタイ受難曲は素晴らしいのだがこの辺り造作の聖書は日本人では理解出来ない様にも思う。

アメリカの黒歴史ジョン・F・ケネディ大統領が射殺後すぐにロバート・ケネディはFBIにCIAが怪しいと捜査と犯人逮捕を依頼したが、国防省、CIAは全く動きを止めた話は有名でもある。その後アメリカ大統領がディープステートまたは闇の政府を始め個人財団を作り個人所有は個人財団の税金免除である。これこそ今行われている少しの額が裏金問題である。15億で行われた間違った東京裁判の結果敗戦国日本はアメリカにひれ伏した国となった様である。

特に裏金作りはクリントン、オバマ、最悪はヒラリー・クリントンでクリントン財団は有名である調べれば以下のような事柄が残されている。一番の性悪は悪き事を企むことが趣味でもあり、大好きなヒラリー・クリントンこそが最悪の性悪でもある。

基本的にはそもそも黄色の猿と蔑まれた日本はアメリカからは嫌われており、今日本は憲法改正をしてアメリカから独立するチャンスだったのかも知れない。平和を維持するには最強の武力こそが肝心であり、江戸幕府の時代の歴史を調べれば理解できる。今回最低の丞相岸田は米国から帰り国民は今回の顛末に相当の不満が多く残り、政治離れも甚だしく相当な混乱を残すであろう。



「ハイチ地震の義捐金のほとんどが他に流用され被災者に使われなかったのはクリントン財団のせいと咎められている。 国務長官クリントンに面会するには億単位のクリントン財団への寄付が必要であったという。 中国の人権問題の追及の緩和のために1兆円の賄賂を中国に要求したという。 児童救済のためのヒラリー財団もほとんどの資金が流用され本来の目的に使われなかったという。 彼らの財団運営はお金集めの偽善団体に過ぎない。 大統領選挙直前彼らはすべての資金をカタールとスイスの銀行に送金している。 FBIとCIAの追及を躱して国外逃亡する準備であるという。 少額献金した人の口座から許可なくさらに100ドル以下の範囲でクリントン財団に振り込まれていたという。 彼らは選挙での敗北を予想していたという。 
大手のマスメデアのみが世論調査の結果を無視してヒラリー有利と捏造報道を繰り返したのである。 日本の報道機関も完全に予測を外した。 国民をミスリードしたことを謝罪すべきである。 選挙後の反トランプデモもお金で雇われた捏造デモである。 米国人の民意はトランプだったのである。 著者はヒラリーの負の側面も書くべきであった。」



勿論バイデン親子もハンター・バイデンのラップトップに記録があったように100万ドル程支那から多額の献金を受けている為にある程度は近平には忖度すると言われる様である。オバマ辺りから近年の米国政府は財界人と結び、間違い無く金権腐敗政治である。
アメリカ社会を簡単に思えば政治に関わり合いのある事柄として・・・
ウォール街
ウォール街は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタンの南端部に位置する細いストリートの一つ。ブロードウェイから東へイースト・リバーに下る場所にある。 現在では通りの周辺の区域も含めて、世界の金融センター「ウォール街」として定着している。裏話ではクリントン時代のウォール街の連中は後ろでクリントンを操りゴールドマンサックスと共に莫大な金を稼いだ話は有名であり勿論クリントンも莫大な裏金を稼いだと言われる。

ネオコン
アメリカ合衆国における新保守主義は、政治イデオロギーの1つで、自由主義や民主主義を重視してアメリカの国益や実益よりも思想と理想を優先し、武力介入も辞さない思想。1970年代以降に米国において民主党のリベラルタカ派から独自の発展をした。
次の選挙ではディープステートまたは闇の政府を倒す勢いのある、ウォール街並びにネオコン連中を撃破する二人の候補者に期待しましょう。



敗戦国日本はアメリカには逆らえない状況であるが、その様な時期に親中の検討史岸田はアメリカに行きウクライナ戦争のの加担をしている、馬鹿さ加減は如何なものであろう。今日本は一番大切な時期に国内の仕事を放置しアメリカ旅行に出かける事がまともな政治家であろうか、大きな疑問である。

国内政治をまともに出来ない総理に世界の事を話させる事は大間違いではなかろうか・・・? 昔であれば岸田は小部屋に小刀を置かれ、配下のものは部屋を出たのであろう。

日本が最も強かった時代は、正義感があり優れた精神があった頃、明治30年頃江戸時代の武士が歳とともに亡くなり時代が変化した頃までとも言われる、江戸時代を過ごした武士がいなくなったからだと言われる。そして現在は一番の悪の中心は資本家ではなくそれらを牛耳る政治屋と資本家である、政治家が少なくなった長年の驕りと現状が民主国家の敗退かも知れない。しかし以前も回答したが自民党の代わりになる団体が不在な事が日本の不幸かも知れない。



これからの時期はアメリカの大統領時期選挙であろう・・・次のバイデンの大統領は無いと思うが・・・まさか今回はディープステートによる妨害が少なければ、大統領は交代し現在のアメリカ政府の経済関係に支障を来し、イスラエル紛争並びにウクライナ戦争も今年中には終結する道を歩むであろう。

注目はロバート・フランシス・ケネディ・ジュニアは、アメリカ合衆国の政治家、弁護士。第64代司法長官ロバート・ケネディとエセル・スカケル・ケネディの息子。父同様に名前のイニシャルをとってRFKジュニアあるいは愛称であるボビーと呼ばれることもある来年のアメリカ大統領選挙に向けてこう宣言したのは、“RFK”こと、ロバート・F・ケネディ・ジュニア氏(69)です。
あのケネディ元大統領の「おい」で、ことし(2023年)10月、民主党でも、共和党でもない、「無所属」の候補者として大統領選挙に挑戦する意向を表明しました。



ドナルド・ジョン・トランプは、アメリカ合衆国の政治家、実業家。第45代アメリカ合衆国大統領。不動産業の富豪として著名になり、リアリティ番組の司会などタレント業も行ったのち、2016年の大統領選に共和党から出馬して当選し、合衆国大統領を一期務めた。
新しいアメリカに期待したくなる様な候補者でもあり今後の展開が久しぶりに期待できそうでもある。ブラボー!

ピエール・フルニエ(チェロ)の演奏でチェロの新約聖書と言われるベートーヴェンを考察する

2024年04月05日 | クラシック音楽・オーディオ


台湾花蓮市で地震・・・! 台湾有事の際の反攻点候補地とも言われる処の被害は大きいと言われる、津波警報も出され皆様の無事を祈るばかりである。

今年の桜開花予想は初期の頃と随分違い大幅に遅れているのである、筆者の暮らす千葉より東京の開花は早く今週末あたりが見頃である。昔役所広司主演のShall we ダンスの映画のロケ地も筆者の自宅から近い(白井木戸公園)北側歩道橋から白井駅まで続く桜並木道の景観もこの時期が一番でもある桜も開花し今後一週間が見頃であろう。お陰で最寄りの公園も後2か所と多く犬の散歩には実に良い条件であるが、常識ではあるがワンコの汚物処理の小道具は必至でもある。

しかも最近は雨の予報も多く桜の見頃は少ないのかも知れない、何時もの様にモジャ君を連れ朝の散歩を楽しんでます、サロンでのカットより丁度一ヶ月が過ぎ一番カッコ良い状態でもあり、曇り空ながら写真に収めた、意外とスマホの写真もバカに出来ない仕上がりに驚く、最近はコンデジも不要になった、この様な最新のテクノロジーには驚きを増すばかりでもある。



確かにOE機器は進化の速度は緩めない様である。確かに我々が耳にする音楽の分野でもOE機器は昔とは違いDAC等をPCに繋ぎ簡単に音楽配信サービスを受ける事も安易になっています。

しかしオーディオ機器についてはみなさん色々新しい装置等は数ある中の機材を繋げて聴く様です。最近細かな個所の補修を行い見事に蘇ったTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetで楽しむ音楽は弦楽器の音が今までより実にリアルに聴こえる様になった・・。ブックシェルフ型に音と比べ10吋のユニットでのチェロの胴鳴きはある程度リアルなチェロ本来の音が再現する事を体感できるのは嬉しい。筆者は技術屋さんではなく電気関係は素人の為詳しいことは解りませんが、オーディオマニアに戻った当初は勿論TRアンプで鳴らしていましたが、昔と比べトランスを代替え品で賄うアンプも増え技術は上がったのですが聴くと不満が出てきた、そこで最近は真空管の様な音が鳴るTRアンプも販売していると聴くが確かにテクノロジ=の変化には上がったが音そのもには対応できない様である。

現在は好みの音が聞きたい欲求から真空管愛好家に戻った様である。真空管の手入れは偶に真空管本体ZAIKA5300の脚の部分とソケットの重なる部分を無水アルコールで丁寧に綿棒で良く磨きあとは同じく綿棒に接点回復剤雨を塗布しソケットを注入して終了である。筆者の300Bのい定番はいつの間にかZAIKA5300が鎮座ましましてます。



この球は実に良い鳴り方をする球で特に弦の再生に於いては実に自然な感じに鳴るとことが優れている、LUXKIT A3500も所有するがTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetをドライブするには三極管ZAIKA5300が勝る様に思う。

筆者好みのチェロの音は一般的にはストリングスにおいてベースパートを担当することも多いチェロですが、ベースからメロディまで幅広いフレーズを弾きこなす魅力溢れる楽器である。それに対して、チェロは後述する「エンドピン」という足で接地しながら楽器を支えるため、音域に対して十分な大きさを確保することができています。また音楽すべての範囲で掲載され幅広い音楽ファンにも愛聴されている様です。

筆者は昔からベートーヴェンの音楽は比較的に多く聴くが、何故であろうかを考えて探ってみた。早速調べると、ベートーベンが好きはどのような特徴がありますか?の問いに、一般的にイメージは「感情の起伏が激しい」「気難しい」「情熱的である」が上位となりやはり、有名な掲げられる肖像画のように、少し近寄りがたいイメージがあるのかもしれません。 ベートーヴェンが怒りっぽい性格だったという逸話が関係している様な事が挙げられていました。確かに私事ではあるが筆者も気短で怒りっぽいかも知れない。

肖像画からは思えないような甘い、ロマンチックな曲(ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス 第2番 ヘ長調 作品50)も作り、片思いのテリーゼのためにルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンが1810年4月27日に作曲したピアノ曲。「WoO 59」の番号が与えられているほか、通し番号をつけて(バガテル第25番)と称される場合もありベートーヴェンのイメージが変わるのかも知れない。



しかしメトロノームの形をしたお墓の下に眠っているベートーヴェンはメトロノーム記号ではっきりと速度を指定することによって、自分が理想とする演奏速度を演奏者に極めて正確に伝えようとしました。また交響曲を壮大なスケールの音楽に変えた作曲家とも言えます。趣味あったのであろうかベートーヴェンは毎日、一杯につき60粒の珈琲豆を自分で挽いて楽しんでいたそうです。 こだわりが強く、他人任せにせず自分できっちり60粒の豆を数え相当神経質だったといわれるベートーヴェンの性格をよく表したエピソードです。

確かに筆者も相当珈琲好きで早朝散後シャワーを浴び着替えをし落ち着いてからの好きな豆を挽き、しかし筆者は60粒は拘らないが一人前100gは計量計で計り、淹れる珈琲は実に上手い勿論そのままブラックで頂く、そして朝の音楽を聴きながらのコーヒーブレイクは毎日のひとつの楽しみでもある。



一般的にはベートーヴェンが最も情熱を注いだピアノ曲等とは異なり、チェロ曲には格別の演奏技術はなかったと言われる。しかしチェロの名手との交流があり、デュポール兄弟などとの親交が動機となっている。チェロソナタ作曲史上「チェロの新約聖書」とされ、多くのチェロ奏者にとって大切なレパートリーとなっている。弦楽器では弦楽四重奏曲やヴァイオリン・ソナタ等に比べると、やや地味かもしれない。

ベートーヴェンは作品5の2曲(1796年)、作品69(1808年)チェロソナタ第1番は、ベートーヴェンが半年をかけてウィーンからボヘミア地方とプロイセンに旅行した1796年の半ばに、5月から7月にかけてベルリンで第2番と共に作曲され、初演はフランスの高名なチェロ奏者デュポール兄弟とベートーヴェン自身のピアノで行なわれた、作品102の2曲(1815年)のチェロソナタ5曲を作曲している。


上記はジャン=ルイ・デュポール(1749-1819)。
作曲家・教育者でもあり、兄とともに当時もっとも高名なチェリストだった。ジャン=ルイが所有していたストラディヴァリウスのチェロはのちに、ショパンの盟友フランショームや20世紀最大のロシア人チェリストであるロストロポーヴィチに受け継がれた。



上記はルイジ・ボッケリーニ(1743-1805)。ハイドンと同時代にヨーロッパを席巻したチェロの名手であり、作曲家でもある。

初期に作品が集中したヴァイオリンソナタとは異なり、チェロソナタに初期、中期、後期の各形式を代表するような傑作を遺している、ベートーヴェン作の室内の中で、この5曲は弦楽四重奏曲に次ぐ成功を収めたとされ、室内楽作品全体を理解する上でこの5曲は重要である。

特に注目されるのは、第3番イ長調作品69は、第五交響曲、第六交響曲、合唱幻想曲などと同じ頃に作曲されている。チェリストであるイッサリースは、チェロとピアノに歴史上初めて同じ比重が与えられた作品である、と評している。この作品は、三楽章で構成されている。やはりチェリストであったグライヒェン男爵に、献呈されている。特に運命、田園、皇帝の作曲された時期と重なって、中期の傑作の森を代表する室内楽です。

演奏も可成多くの有名なチェリストが演奏をするが、
 ゴーティエ・カピュソン /フランク・ブラレイ 
 アンナー・ビルスマ /ジョス・ファン・インマゼール 
 ミッシャ・マイスキー /マルタ・アルゲリッチ
 リン・ハレル/ ウラディーミル・アシュケナージ
 ヨーヨー・マ /エマニュエル・アレックス
 ピエール・フルニエ /ヴィルヘルム・ケンプ
 ムスティスラフ・ロストロポーヴィチ /スヴャトスラフ・リヒテル
特に有名な上記の演奏者が挙げられると思うが、其々有名な演奏者が羅列されどの演唱者を選ぼうが各々個人の選択は自由である、と同時にでの演奏を選んでも素晴らしいヴェートーヴェンに出会えることと思います。

最近知った新世代の代表的チェリスト、実力とイケメン人気のゴーティエ・カピュソンが、盟友ブラレイとの共演で、満を持して録音した、チェロ作品の高峰、チェロ作品の新訳聖書ともいわれるベートーヴェンのソナタ&変奏曲集。


特に注目は第3番イ長調作品69は、第五交響曲、第六交響曲、合唱幻想曲などと同じ頃に作曲されている。やはりチェリストであったグライヒェン男爵に、献呈されている。録音も高音から低音まで無理なく聞き取れる。デュオの演奏も、呼吸が合っている。



ゴーティエ・カプソン(Gautier Capuçon)1981年生まれ。生地シャンベリで5歳からチェロを始め、パリ音楽院でアニー・コシェ=ザキーヌにチェロを、クリストフ・エジティアーノにピア ノを師事した。
最新の録音で実に良い音を聴ける、演奏のバランスよ良く1981年生まれのフランス人、ゴーティエ・カピュソンである。録音が2016年だから、当時35歳と言う若さである。フランク・ブラレイと言うピアニストは、1968年生まれなので、48歳であろうか。録音も高音から低音まで無理なく聞き取れる。2人の演奏も、呼吸が合っている。



フランク・ブラレイ (Frank Braley)。フランスの男性ピアニスト。1968年2月4日生まれ。コルベイユ=エソンヌ生まれ。4歳のとき母からピアノを習い始める。10歳でオーケストラデビュー。18歳で音楽に転向するまでは、科学を専攻していた。パリ国立高等音楽・舞踊学校に入学し、パスカル・ドヴォワヨン、クリスティアン・イヴァルディ、ジャック・ルヴィエに師事。



TANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetとの三極真空管での音はチェロ演奏には正に水を得た魚の様でピアノ演奏の端切れも優れ特に筆者の好きな第3番イ長調作品69の演奏は放心状態ですが次に演奏者を変えて聴いて見る。

筆者の22~3歳頃購入し今も大切に保管する、ピエール・フルニエ、JSバッハ: チェロ組曲(ドイツArchiv盤)購入時と同じ頃発売された古い演奏ではあるが今聴くも古さはなったく感じなく新鮮な気持ちになる、爽やかとして、同時に温かみのある演奏です。 彼がギターの巨匠セゴヴィアに影響を受けていることが意外で自ら大変影響を受けていると語っているそうです。

現在では生演奏では聴けない古き奏者の演技は筆者の持つ三極管と10吋TANNOYのコンビのバランスの良い音はこの1960年前後の曲の再生には実に長けていて、特に弦楽器は良い音が鳴る様である。そして本日の本題とも言える筆者の好きなピエール・フルニエの三種の演奏に注視してみる事にした。



Pierre Fournier (ピエール・フルニエ)
1906年6月24日、パリ生まれのチェロ奏者。1986年1月8日没。1918年からパリ音楽院でアンドレ・ヘッキングに学び、その後ポール・バスレールに師事。1924年パリでデビュー。1930年前後は室内楽でブイヨン、ペルルミュテールと三重奏団を組み、第2次大戦後はシュナーベル、シゲティとの三重奏、それにヴィオラのプリムローズを加えたピアノ四重奏、ウィルヘルム・ケンプとのソナタ演奏会等活発に活動した。1935年、レジョン・ドヌール勲章を授与された。後は世界的なチェリストの一人であるピエール・フルニエは、ドイツ軍がパリを占領した際にパリに残って民衆と共に耐えたという気骨の人でもある。フルニエは、フルトヴェングラーと同じように、ナチス支配下の母国フランスに積極的に残って活動した。ただし、フルトヴェングラーとはナチスに対するスタンスが異なっていたことは、多くの人が知るところであろう。
気品溢れる優美な演奏で「チェロの貴公子」と呼ばれたフルニエのベートーヴェンのチェロ・ソナタ全集は、1947/8年(ピアノ:シュナーベル)や1959年(ピアノ:グルダ)もありますが、ピアノ:ケンプとの1965年のパリでのライヴ録音は、1966年度のレコード・アカデミー賞を受賞した名盤です。

実は筆者不勉強にてはこの1947/8年(ピアノ:シュナーベル)は知らずApple MusicよりDAC経由にて配信される音楽を聴く事にした。
シュナーベルは技巧よりも表現を重視した演奏を行ったが、大げさな表現をよしとせず客観的な表現に特に重きを置いたと言われているそうです。



ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集 フルニエ&シュナーベル
 01.チェロ・ソナタ第1番 op.5-1:(録音:1948年6月23日)
 02.チェロ・ソナタ第2番 op.5-2:(1948年6月24日)
 03.チェロ・ソナタ第3番 op.69:(1948年6月21日、22日)
Cello Sonata No. 4 in C Major, Op. 102 No. 1: II. Adagio - Allegro vivace
Pierre Fournier & Arthur Schnabel - 5 Sonatas for Cello and Piano (Beethoven) [1947-48 Recording]
 ピエール・フルニエ(チェロ)
 アルトゥール・シュナーベル(ピアノ) 
 すべてモノラル録音

ソナタ2番のロンドを一聴あれ! 完全ナシュナーベルのピアノ主導権。 当時シュナーベルはすでにベートーベンの約束としてピアノ界に君臨、一方フルニエは第一次大戦が明けて一気に売り出したアウェースター、「位」からして当然と言えばしょう。従って、シュナーベルのピアノを聴くと面白いです。
かつ流石に見事です。 お勧めは、ソナタ2番の終焉の楽章のロンド。が「歌える」のスピードで演奏されます。 そうすると、ピアノにはやや「遅めとなり」音楽が間伸びます。 ただし、この演奏はチェロの都合程度はお構いなく、シュナーベルがピアノで最も歌うテンポ要は普通の演奏よりかなり速いということ。 

結果は、ピアノの旋律は非常に心地よく、一方チェロは聴いていても「ついていくの大変そう」というのが如く分かりやすく、面白い演奏ただ、フルニエはちょっとだけど、このテンポ設定のおかげで、普段あまり聴けない、ワクワクな誠実ベートーベンの推進力がシュナーベルのピアノからはっきり聴こえます。当然、同じ曲の1930年代の録音です。モノラル録音が残念なところですが、今回は心地よくきけるソナタ第2番 op.5-2だけでもお得感満載です。


チェロ・ソナタ全集、変奏曲集 
ピエール・フルニエ、フリードリヒ・グルダ
ベートーヴェン:チェロ・ソナタ
 第1番ヘ長調Op.5 No.1、2
 第2番ト短調Op.5 No.2、3
 第3番イ長調Op.69
 第4番ハ長調Op.102 No.1、2
 第5番ニ長調Op.102 No.2
 ヘンデルのオラトリオ『ユダス・マカベウス』の「見よ、勇者の帰還を」の主題による12の変奏曲WoO45
 モーツァルトの歌劇『魔笛』の「恋を知る男たちは」の主題による7つの変奏曲WoO46
 モーツァルトの歌劇『魔笛』の「娘か女か」の主題による12の変奏曲Op.66
【演奏】
 ピエール・フルニエ(チェロ)
 フリードリヒ・グルダ(ピアノ)
【録音】
 1959年6月28日、ウィーン



ベートーヴェン:チェロ・ソナタ全集
Disc1
 1. チェロ・ソナタ第1番ヘ長調 Op.5-1
 2. チェロ・ソナタ第2番ト短調 Op.5-2
 3. チェロ・ソナタ第3番イ長調 Op.69
Disc2
 4. チェロ・ソナタ第4番ハ長調 Op.102-1
 5. チェロ・ソナタ第5番ニ長調 Op.102-2
 6. 『マカベウスのユダ』の主題による12の変奏曲 WoO.45
 7. 『魔笛』の主題による7つの変奏曲 WoO.46
 8. 『魔笛』の主題による12の変奏曲 Op.66

 ピエール・フルニエ(チェロ)
 ヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)

 録音時期:1965年2月
 録音場所:パリ、サル・プレイエル
 録音方式:ステレオ(アナログ/ライヴ)
 SACDシングルレイヤー

一般的には1965年2月パリ、サル・プレイエル録音場所があり一般的にはヴィルヘルム・ケンプ(ピアノ)が有名でもあろうがこの際是非聞き比べてみる事にする。
早速聴き始めると最初に紹介のゴーティエ・カプソン盤も良いと思ったが、比べて聴くとまるで品格が違うのです、フルニエの演奏が気高く品が滲み出ている様な響きを感じたのである。

筆者の22〜3歳頃ピエール・フルニエ・バッハ、JS: チェロ組曲(ドイツArchiv盤)購入時と同じ頃発売された古い演奏ではあるが今聴くも古さは感じなく新鮮な気持ちになる、意外とキレのあるシャープなチェロ演奏に改めて驚いたのです。爽やかとして、同時に温かみのある演奏です。
彼がギターの巨匠セゴヴィアに影響を受けていることが意外で自ら大変影響を受けていると語っているそうです。

フリードリヒ・グルダのピアノ演奏はどちらかと言えばいかにもドイツ流のしっかりとしたぶっきらぼうにさえ聴こえる打弦、分厚い音のならし方などと言われるが本作品は良い感じであり、ヴィルヘルム・ケンプを聴くと限りないまでに敬虔で気高い精神に満たされており、その澄んだ一音一音の表現はさすがでもある。又モーツアルト(グルダ)弾きの演奏者がベートーヴェンを演奏したアルバムとバッハ(ケンプ)弾きの演奏者がベートーヴェンを演奏した違いの様に感じた。ケンプのベートーヴェンのピアノソナタ109を聴けば解ると思う。

この様に聴き比べ楽しむ事が出来ることは、時間のある老後の身の上の事もあり好きな楽器の音の聴き比べは真空管の玉転がしの様相でもある、この辺りがオーディオ・マニアとしてのお遊びの面白さでもある、この様に未だ知らない世界が多く未だ不勉強を感じて止まない様に思う・・・ブラボー!

何故か聴きいる、バッハ:カンタータ「楽しき狩こそ我が悦び」BWV208の考察

2024年03月30日 | 2022J.S.バッハ関係

最近に飛躍的に音質が安定したと思われる拙宅の10吋TANNOYの鳴り方は個人的には満足しているが、中でも取り分けこの音楽の再生が良いと思われる音楽ソフトを選んで見た、以前と比べヴァイオリン・コンチェルト等演奏時の第一ヴァイオリンの鳴り方が良い意味合いて主張するような感じになり音楽性豊かになったと感じます、間違いなく実に細やかな表現を聴かせる様である。より音楽が身近に感じられる様に思う。

オーディオに関わるとお分かりと思うが、人の声の再生が一番難しいと言われるが筆者などは実に一般的な感じで聴いている、特にカンタータ等は従事する点は、何時迄も聴き続けて聴き疲れしないスピーカーが一番で、ブックシェルフタイプの小型の物は、無理やり音を出すタイプの物は敬遠する、特にカンタータを聴き始め、その様な傾向が強い様である、なるべくナチュラルに再生するエンクロージャーが一番だと思う。筆者のTANNOYⅢLZ in GOODMAN AXIOM80Cabinetを組込み使用する写真は見る限りは以前と変わらないが、全面ネットを少し補修したがその変化にも機敏に対応するTANNOYのIIILZ Monitor Goldユニットは実にデリケートでもある。

それでは筆者好みのカンタータ:心と口と行いと生活で(BWV147) 第5曲 アリアは好きで良く聴くが、同じ様に平和を与えて頂き様な、J.S.バッハ:楽しき狩こそ我が悦び アリア「羊は憩いて草を食み」 BWV 208 Bach, Johann Sebastian:Was mir behagt, ist nur die muntre Jagd Aria: Schafe konnen sicher weidenは第1曲から第15曲で構成されがバッハ作曲した世俗カンタータの一つ。通称『狩のカンタータ』(Jagdkantate)。現存するバッハの世実によく俗カンタータの中では最も古く、1713年2月27日のヴァイセンフェルス公クリスティアン(1682年 - 1736年)の誕生日を祝う作品である。中でも第9曲の『羊は安らかに草を食み』は、バッハ作曲のカンタータの中の世俗カンタータの『楽しき狩こそわが悦び』BWV208の第9曲。通称『狩のカンタータ Hunting Cantata』。『Sheep May Safely Graze』とも題される。

このように記してある。現存するバッハの世俗カンタータの中では最も古く、1713年2月27日のヴァイセンフェルス公クリスティアン(1682-1736)の誕生日に献呈されたと言われる。本日この曲を取り上げたは、なんたる事に偶然にも3月31日はJ.A.バッハの誕生日でもあるのです。

聞けば納得するが、誕生日に献呈されたと言われるように1713年2月27日のヴァイセンフェルス公クリスティアン(1682年 - 1736年)の誕生日を祝う作品である。筆者も昔はよく聴いていた全15曲からなり、特に第9曲 アリア「羊は憩いて草を食み」(Schafe Können sicher weiden)のアリア冒頭はNHK-FM放送の長寿番組である「あさのバロック」のオープニング曲に編曲されてバロックファンには大変有名になったであろう。



昔から誰もに知られるバッハの肖像画は最近は色々のことが言われるが上記の肖像画が一番安心できる絵画である、勿論見た目の印象からも音楽を想像するようで印象は大切である。

現在J.S.バッハの残された多くの曲は約半分が声楽曲であり、多くの演奏曲より編曲したり新しく作曲したと言われるライプツィヒ時代には毎週教会で歌われるカンタータの作曲、編曲をしたと言われるバッハ家族、アンナ・マグダレーナ・バッハ(バッハに妻)も楽譜を記載する事は非常に早く、バッハの息子達も総動員して楽譜を作り忙しい時を過ごしたと言われる。ライプツィヒ時代には300曲余りのカンタータを発表していると言われるが、現在残されたカンタータは約200曲と言われる、これは大変な人類への財産でもある。



今回90歳を迎えた巨匠ヘルムート・リリングの卒寿を記念してヘンスラー・レーベルから過去の名録音から新バッハ・編による大全集」から世俗カンタータだけを集めた8枚組を見つける。筆者も世俗カンタータ全ては違うアルバムで持参するが、バッハ演奏のエキスパートとして一時代を築いた巨匠ヘルムート・リリングと手兵シュトゥットガルト・バッハ・コレギウムに今日もあり筆者のアルバムに備えた。

JSバッハ:世俗カンタータ集



Disc5 
狩のカンタータ『わが楽しみは、元気な狩のみ』 BWV.208 

 シビラ・ルーベンス(ソプラノ) 
 エヴァ・キルヒナー(ソプラノ) 
 ジェイムズ・テイラー(テノール)
 マティアス ・ゲルネ(バス) 
 シュトゥットガルト・ゲヒン聖ゲン歌隊 
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム
 ヘルムート ・リリング(指揮) 
 録音:1996年9月/シュタートハレ・レオンベルク 

『街を知る者』 BWV.209 
 シビラ・ルーベンス(ソプラノ) 
 シュトゥットガルト・バッハ・コレギウム 
 ヘルムート・リリング(指揮) 
 録音:1998年1月/シュタートハレ・ジンデルフィンゲン

バッハ演奏のエキスパートとして一時代を築いた巨匠ヘルムート・リリングとシュトゥットガルト・バッハ・コレギウムのコンビによるカンタータ大全集。
合唱はやはりリリングが自前で育てたゲッヒンガー・カントライ。リリングの演奏を一言で例えると”「中庸」の美”ということになろうか。「実にJ.S.バッハらしい常に変わらない、過不足がなく調和がとれていること、とても聴き易く、万人に薦めうるスタンダードである。音質も程よく良好である。
聴いた後に満ち足りた充実感を味わうことは実に幸せに思います、他の世俗カンタータにも興味を抱き今後も楽しみたいとおもいます。



1948年生まれは筆者と同じ歳と思えば身近にも感じます。バーバラ・ヘンドリックス(Barbara Hendricks)は、アメリカ合衆国出身の声楽家。真珠にもたとえられる透明感あるリリック・ソプラノとして、オペラや演奏会で活躍する傍ら、人権活動などの社会奉仕でも著名である。現在はスウェーデン国籍を取得している。
彼女の70歳を記念してのベスト盤「La Voix du ciel」中にもJ.S.バッハ:『全地よ、神に向かいて歓呼せよ』『羊は憩いて草を食み』が掲載され、彼女のお得意の宗教的作品と黒人霊歌と幅広い歌手でもある。リリックな声質、優しく語りかけるような歌唱にはしっとりとした色香が感じられ、繊細な味わいを堪能させてくれます。



J.S. バッハ:カンタータ集(ヘンドリックス/C.P.E. バッハ室内管/シュライアー) 
BACH, J.S.: Cantatas (Hendricks) 

もろびとよ歓呼して神を迎えよ BWV 51 (Jauchzet Gott in allen Landen!, BWV 51)
作詞 : 不詳 - Anonymous
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ) 
 ホーカン・ハーデンベルガー - Håkan Hardenberger (トランペット) 
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮) 

 Aria: Jauchzet Gott in allen Landen! 
 1.  Recitative: Wir beten zu dem Tempel an 
 2. Aria: Hochster, mache deine Gute 
 3. Chorale: Sei Lob und Preis mit Ehren 
 4. Finale: Alleluja! 
 5. 我は満ち足れり BWV 

82 Ich habe genug, BWV 82 
作詞 : 新約聖書 - Bible - New Testament 
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ) 
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮) 

Aria: Ich habe genug 
 6.Recitative: Ich habe genug! Mein Trost ist nur allein 
 7. Aria: Schlummert ein, ihr matten Augen 
 8.Recitative: Mein Gott! Wann kommt das schöne 
 9.Aria: Ich freue mich auf meinen Tod 

10.結婚カンタータ「いまぞ去れ、悲しみの影よ」 BWV 202 (Weichet nur, betrubte Schatten, BWV 202, "Wedding Cantata" )
作詞 : 不詳 - Anonymous 
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ)
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (テノール) 

Aria: Weichet nur, betrubte Schatten 
 11.Recitative: Die Welt wird wieder neu 
 12.Aria: Phoebus eilt mit schnellen Pferden 
 13.Recitative: Drum sucht auch Amor sein Vergnugen 
 14.Aria: Wenn die Fruhlingslufte streichen 
 15.Recitative: Und dieses ist das Glucke 
 16. - **:** » Aria: Sich uben im Lieben 
 17.Recitative: So sei das Band der keuschen Liebe 
 18.Gavotte: Sehet in Zufriedenheit 

 19.狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208 - アリア「羊は安らかに草を食み」

 20. Was mir behagt, ist nur die muntre Jagd!, BWV 208, (”Hunt Cantata": Aria: Schafe konnen sicher weiden )
作詞 : サロモ・フランク - Salomo Franck 
 バーバラ・ヘンドリックス - Barbara Hendricks (ソプラノ) 
 C.P.E. バッハ室内管弦楽団 - Carl Philipp Emanuel Bach Chamber Orchestra 
 ペーター・シュライアー - Peter Schreier (指揮)



勿論結婚カンタータBWV202も良いが筆者が好きで良く聴く「ヌリア・リアル, フィリップ・ピエルロ & リチェルカール・コンソート」演奏が聴き慣れて馴染むと共にルネサンスやバロック時代の音楽を専門に扱っているヌリア・リアル(ソプラノ)が好みでもある。



テノール部分は時期を取るペーター・シュライアーが参加し補っているこの作品が実にバランスが良好である、彼女の70歳を記念してのベスト盤でもある「La Voix du ciel」、1枚目は宗教的作品と黒人霊歌、この辺りが幅広い歌手と思う処である、勿論お得意の狩のカンタータ「わが楽しみは、元気な狩のみ」 BWV 208も収録している。リリックな声質、優しく語りかけるような歌唱にはしっとりとした色香が感じられ、繊細な味わいを堪能させてくれます。聴き慣れた、もろびとよ歓呼して神を迎えよ BWV 51も実に聴き続け安心して聴ける居心地が得られ10吋タンノイで聴くには実に具合が良いである。

一般的には馴染みの深い、結婚カンタータ「いまぞ去れ、悲しみの影よ」 BWV 202は全曲を収め、残念なことにBW V208の演奏はアリア「羊は安らかに草を食み」のみで矢張り全曲を注入してもらいたかった。


今日早朝モジャ君との散歩する、桜の花一輪の開花を見つける。



霧が深く前が見え難い状態であり昼間は暖かくなりそうである。三月も終わり新年度は始まるが日本の政治のこの先が心配である。


伝統ある英国の10吋ユニットでDon MenzaのJAZZを聴く・・・

2024年03月26日 | JAZZ・ボサノヴァ

三月も終盤になり天候不順が続いている、此の時期は三寒四温とも言うが。先日は最悪に雪も降り筆者の住む千葉も雪が若干積もり、未だ冬用タイヤからの変更を躊躇している、体調が戻れば一度田舎に墓参りを考えているのだが、後少しで三月も終わってしまう・・・

初候3月5日〜3月9日頃を蟄虫啓戸(すごもりむしとをひらく)即ち啓蟄と言うが日本の季節は実に明確で春の花桜、菜の花が必ず咲くピンク色と黄色の色の色合いは誠に春らしい色である。1年を24の季節(節気)に分けた二十四節気は、四季よりももっと細かく季節の小さな変化を表しています。「啓蟄」は春分のひとつ手前の節気で、暦の上では春到来の直前と言えます。啓蟄の意味や時期、過ごし方を解説します。
土中で冬眠をしていた虫たちが、暖かい春の日差しの下に出てき始める頃。虫とはいいますが、冬眠から目覚め始めるすべての生き物のことを表しいるそうです。



先日図書館で何気なく本を見ていると面白い記事を見つけた。東京医科歯科大学の角田忠信教授がご自身の体験に基づき研究なさったそうですが、とても興味深い内容でしたので簡単にご紹介します。表題は脳内処理の仕方での日本人と外国人の違いについて 「なぜ日本人には虫の「声」が聞こえ、外国人には聞こえないのか』ってホント?調べた結果は日本人は自然の音を言語と同様に左脳で聴き、西洋人は雑音として右脳で聴いている為と言われる。

解説によりますと以下の様に解説されてます、角田教授がキューバの学会に参加された際、会場の周りで「虫の音」が蝉しぐれのように激しく聞こえているのに、他の方にはその「虫の音」が聞こえていないことに気づき、日本人の耳と、外国人の耳は違いがあるようだと考え研究をされたそうです。

 人間の脳は右脳と左脳とに分かれ、それぞれ得意分野があります。右脳は音楽脳とも呼ばれ、音楽や機械音、雑音を処理し、左脳は言語脳と呼ばれ、人間の話す声の理解など、論理的知的な処理を受け持ちます。
この機能は日本人も西洋人も一緒でありますが、虫の音をどちらの脳で聴くかという点で違いが見つかったそうです。
このような特徴は、世界でも日本人とポリネシア人だけに見られ、中国人や韓国人も西洋型を示すそうです。これは遺伝子が違うのかも知れない。
この「虫の音」を日本人が言語脳で処理し、西洋人は雑音として処理していることは、文化の違いによるものだそうです。

西洋人は、虫=害虫という認識があり、その鳴く音も雑音だと認識するが、日本人は、「虫の音」に聴き入る文化が子どものころから親しまれているので、「虫の音」を人の声と同様に言語脳で聞いているのではないかということです。
「虫の音」と同様に、日本人は言語と同様の左脳で聴き、西洋人は楽器や雑音と同じく右脳で聴いている音は他に「波」「風」「雨の音」「小川のせせらぎ」などがあるそうです。 日本人はよく情緒的といわれています。それは、自然の音を雑音として認識するのではなく、自然から発せられている言葉として認識してることからなのでしょうか。

以上の様な仮説がされていました、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語は発音の面では日本語とよく似ていますが、母音主体であっても母音一つ一つが意味を待っている言葉ではありません。
日本語以外の言語では単一母音は有意語をほとんど持ちません。母音の二つ以上の組み合わせからなる有意語は更に日本語では豊富ですが他言語では非常に数が少ないです。また、すべての開音節では母音で終わることから、日本語における母音のウエイトがとても大きいことが分かっています。



The Beatles Abbey Road 「Sun King」

Beatles大好きな筆者は発売当時からビートルズのアルバム、アビーロードに収録されている「Sunking」のイントロに流れているのはコウロギの鳴き声ですかそれとも楽器による演奏かは定かではないが。。。西洋人には聴こえないと言われる虫の音を何故加えたのであろうか・・・・疑問でもある?

丁度此の頃のLP盤から擬似的なステレオ録音ではなく現在の様な演奏者の位置がわかるような録音になり音響テクノロジーも進歩した様だが、レコード会社により音質はさまざまであり、特に好んだレーベルはVerve Recordsの音質は良好で良いJAZZ演奏も優れていたと思う。



今日は未だ現役であるジャズ・サクソフォーン奏者で重鎮のドン・メンザ(Don Menza、1938年4月22日 - )のジャズを紹介します。アメリカ合衆国の編曲家、そして作曲家、 ドン・メンザは、ダイナミックで独特のサウンドとソロスタイルを持つ強力なテナーサックス奏者です。1936年にニューヨーク州バッファローで生まれたメンザは、13歳からテナーサックスを吹き始めた。除隊後はメイナード・ファーガソン楽団にソリスト兼編曲者として在籍した(1960~1962年)。ダイナミックで独特のサウンドとソロスタイルを持つ強力なテナーサックス奏者です。1936年にニューヨーク州バッファローで生まれたメンザは、13歳からテナーサックスを吹き始めた。除隊後はメイナード・ファーガソン楽団にソリスト兼編曲者として在籍した(1960~1962年)。現在ドン・メンザはバッファロー・ミュージックの殿堂入りを果した。今も立派な現役演奏者でもある事も凄い。



彼はカリフォルニアに定住し、エルビン・ジョーンズ(1969年)、ルイ・ベルソンとともに教育者として、またスタジオで働いてきました。ドン・メンザはあまりにも少ないレコードしか残していないが、ドイツの『サバ』(1965年)、『ディスクワッシャー』(1979年)、『リアルタイム』、そしてパロアルト(後者の2つは1981年)でリーダーとしてレコーディングを行った。ドンは、ジョニー・カーソンとともにトゥナイト・ショー・バンドの長年のメンバーでしたそうです。

今回の紹介する同様の叙情的な感覚がフランク・ストラッツェリの演奏にも吹き込まれています。そしてその伝統は、彼の絶妙な口調に特に際立っています。ストラッツェリのような温かく繊細なタッチを持ったピアニストはほとんどいません。歌手は皆、伴奏に優れた感性を持つピアニストだけと仕事をする喜びを知っています。この美しいバラードのアルバムを聴いた後、私はただこう言うしかありません。温かく、柔らかく、優しく、感動的です。それは歌います。



フランク・ストラッツェリ(Frank Strazzeri、1930年4月24日 - 2014年5月9日)は、アメリカのジャズ・ピアニスト。彼はニューヨーク州ロチェスターで生まれました。ストラッツェリは12歳でテナーサックスとクラリネットを始め、その後すぐにピアノに転向しました。彼はイーストマン音楽学校に通い、その後 1952 年にロチェスターのナイトクラブでハウス ピアニストとして就職しました。その間、ロイ エルドリッジやビリー ホリデイなどの訪問ミュージシャンに同行しました。
彼は 1954 年にニューオーリンズに拠点を移し、ディキシーランド ジャズの環境でシャーキー ボナーノやアル ハートと演奏しましたが、それ以降の彼の主な焦点はビバップです。彼は1957年から1958年にチャーリー・ベンチュラと、1959年にウディ・ハーマンと共演し、1960年にロサンゼルスに移住した。 そこで彼は西海岸ジャズシーンでスタジオミュージシャンとして幅広く活動し、ジョー・ウィリアムズ、メイナード・ファーガソン、レス・ブラウン、エルヴィスらとツアーを行った。プレスリー! (1971–74)。彼はまた、エルヴィス・プレスリーとも共演しました 。



Don Menza & Frank Strazzeri / Ballads


1987年当時LPでのみ発売されたものが初CD化されたアルバムで当に60年代を思わせるJAZZの音が聞ける!

スイング&バラード両方に長けたテナー・マンと流麗でチャーミングなフレーズが魅力のピアニストの吟醸デュオ作品です!
ドン・メンザのオリジナル。スインガー&バラード双方に長けたテナー・マンの異色作。

 1.Penthouse Serenade (Val Burton, Will Jason)
 2.My Foolish Heart (Ned Washington, Vicotr Young)
 3.You’re My Thrill (Jay Gorney, Sidney Clare)
 4.Over the Rainbow (Yip Harburg, Harold Arlen)
 5.Darn That Dream (Eddie DeLange, Jimmy van Heusen)
 6.Soultrane (Tadd Dameron)
 7.More than You Know (Billy Rose, Edward Eliscu, Vincent Youmans)
 8.It's You or No One (Jule Styne, Sammy Cahn)
 9.Guess I'll Hang My Tears out to Dry (Jule Styne, Sammy Cahn)
 10.Smoke Gets in Your Eyes (Otto Harbach, Jerome Kern)
 11.What's New (Johnny Burke, Bob Haggart)
 12.Blues in the Dark(Frank Strazzeri, Don Menza)
 
 Don Menza (ts)
 Frank Strazzeri (p)

 Recorded at Perpinya 
 Studio, Barcelona, March 29, 1987

メイナード・ファーガソン、スタン・ケントン、バディ・リッチなど数多くのオーケストラで腕を磨いたサックス奏者がドン・メンザです。このアルバムは盟友のピアニスト、フランク・ストラゼリとのデュオによるバラード集。
メンザもストラゼリもバラードの名手として知られるだけに、内容は極上の一言に尽きます。(4)や(10)などの超有名曲を筆頭に、溢れんばかりの歌心を披露します。
極め付けは評論家で作詞家としても知られるジーン・リースが、
“warm and soft and gentle and moving"と賞賛した至福のコラボレーションを、楽しみました。



先日補修した筆者のGOODMANS AXIOM 80の箱のバッフル面を修復させジャズ音楽を試聴するが、以前と比べ随分メリハリは良くなって様である、以前と比べ低域がボケることも無くしっかりトレースする様に変化した事は大変嬉しいことでもある。以前黒人が叩く乾いたスネアー等の太鼓の音の再生にはジムラン等の音の様には鳴らないがそれでも今回の様な何方かと言えば品の良い欧州の感じのジャズは実に味わい深い鳴り方をする、若い頃夢中になって聴いた当時のJAZZ音楽を聴くのが楽しくなった様でもある。

一番の音質が変化してた音は以前に比べ打楽器の音のキレは向上したが、所詮乾いたキレのある太鼓の音は欧州英国のユニットにはこれが限界の音の様に思う。一方弦を擦る音は正にTANNOYユニットの独壇場である。自宅で音楽を聴くのはお得意の音が聴けるソフトが多くなる様である。AXIOM 80の箱のバッフル面を補修して結果い何時もとと同じ音量で聴くが隣の部屋での低音の音量が若干増して様に思う、間違いなく音質は変化した様である。

最近のお好みは癖の少ないブレンドの淹れたての美味しい珈琲と共に頂きながら、筆者の好きなスコット・ハミルトン(ts)との共演の北村英治(ci)のアルバム「Vintage」エディ・ヒギンズ(p)と熟成したメンバーでコクのあるまろやかジャズは何時迄も聴き続けたいと思う音が鳴った。ブラボー!