実感

賠償金の振り込み予定日が決定し、その予定通り私の口座に振り込まれました。


判決文もデータでしたし、判決後も長い期間宙ぶらりんになっていた事から、「判決が確定し裁判は終わりました」と言われてもいまいちピンときていなかったのですが


ようやく、ようやく


入金を確認した事で「ああ、終わったんだな」

と心から理解できたように思います。


労働組合に入金確認の連絡を行ったあとに、弁護士や長い間一緒に闘っていただいた支援者の方々にも電話をかけてお礼と完全終結の報告をしました。


それから数日後、飛行機で以前住んでいた所に行き労働組合や応援してくれた友人たちに会い、お礼と終結の報告をしました。


本当なら弁護士にも直接会ってお礼を言いたかったのですが、片道の移動だけで丸1日必要になってしまうので、時間の都合上電話での連絡とさせてもらいました。



労働組合を訪ねた時に、「もうあと少しで、発端となった社長の飲酒会議から丸5年が経つ事になるのですよね」と言われた言葉がとても印象に残っています。



丸4年以上、いやほとんど丸5年。


長い長い時間であり、そのほとんどが我慢の連続だったように思いますが、それでもこうやって笑顔で終了報告ができている事は、本当に感謝すべき事なのだと思います。


ようやく「自分の人生に一つの区切りをつける事ができた」

その言葉がでてきたように思います。



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