サッカーの審判でもっとも人口が多いのがこの4級審判員である。
少年サッカーの大半はこのカテゴリーの審判がジャッジをするのだが、4級審判とは?
何が求められているのか??
実はルールブックに書かれているのである。(あまり読まれている方はいないかもしれないが)
審判の目標
サッカーの魅力を最大限に引き出すように、試合環境を整備し、円滑な運営をする
となっている。これはカテゴリーに関係なく設定されている目標である。
では、この目標を達成するために各カテゴリーでの目標が設定されているのである。
4級審判の場合は
競技規則を理解し正しく施工することによって、試合を円滑に進めることを追求する。
試合を進める上で、これだけは知っておかなくてはならないという競技規則の知識や審判の方法を実際に試合で実践し経験を積んでいくレベルである。
そして重点項目として、知識・経験、技術、フィジカル、心理、パーソナリティ があげられている。
これらについて4級審判員は
知識・経験
サッカー競技そのもの
競技規則についての基本的な知識
審判の役割の理解と試合での実践
試合の運営方法や笛の吹き方
シグナルなどの実践的知識
技術
学んだ基本となるレフェリング技術の積極的な実践
競技規則に沿った運営(競技を止め、処置をし、競技を再開する)
副審の任務と援助の具体的な実践
フィジカル
基本姿勢
全体的なフィジカルバランスの獲得
基礎的な持久力(スタミナ)の獲得と全身の強化
心理
試合前、中の天候やグラウンドなどの状況とチームや選手などの情報収集
試合の流れや雰囲気
審判の役割や任務の気づき
試合の振り返り
パーソナリティについてはカテゴリに関係なく日ごろから培われたパーソナリティがレフェリングに反映される。といわれている。
試合に対して、常に誠意を持って、中立性、公正さを保ち
最後まで与えられた責任を果たす努力をすること
が求められている。
積極的に失敗を恐れず臨み、試合後は謙虚に反省し、外からのアドバイスをポジティブに受け入れ、オープンマインドの態度を心がける。
とされている。
指導されているのに空返事で話を真剣に聞かない。
口答えする。
これらは論外である。こういう人が多く見受けられる。
実際に市内で指導をしているときに目にした人である。
こういう人にはもう指導しようとは思わない。
今度、上位大会で審判をする。
上級審判の方からアドバイスをされると思うが、きっと注意されることがほとんどだろう。
それを受け入れて自分の糧にして向上していきたい。
今回は4級審判について書きました。
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