細田暁の日々の思い

土木工学の研究者・大学教員のブログです。

託される思いと、覚悟と

2023-01-29 10:00:08 | 人生論

2023年も早くも1月が終わろうとしています。激動の年が日本にとってどのように進行するか、特に、回復傾向へのターニングポイントになるかどうか、という意味でも極めて重要な1年になろうかと思います。政権もボロが丸見えであり、3年以上続く例の災禍も、悪事が完全暴露されるステージに入ってきており、激動、大混迷になることでしょう。残念ながら、ほとんどすべて予見されていたことですが。

私自身も、あと2か月少しで、「天命を知る」50歳になります。40代後半、少し悶々とした時期がありましたが、その時期は脱却し、天命を知る、に向けてあと2か月ちょっと、日々を大切に重ねていきたい、という思いでおります。

「何をいつまでも甘えたことを言っているのだ」とお叱りを受けると思いますが、いまだに未熟なところが多々あり(死ぬまでそうでしょうね)、周囲にもご迷惑をおかけしており、なるべく改善しながら、役割を果たすべく前進していきます。私自身も当然ながら凡人でありますが、多くの先生方、先輩方からの思いを託されているつもりで生きており、私にしか果たせない役割がある、というのが天命かと思っています。

締切りに追われることが当然ながら多く、焦って対処することも少なくありませんが、時期を逸した、周囲に迷惑をかけた、と自省するときももちろんありますが、少し時間が経てば、それを挽回するように皆さんと議論を重ねてより良い解が出た、というようなことも何度もあります。焦るのではなく、いずれはやるのだ、という気持ちを持ち続け、皆さんと協働することが大事なのだろうと思います。

無事これ名馬。駄馬であっても、とにかく健康であれば、そして持続すれば、少しずつ役に立つことができるようになる。ここまでの私のこと、そのもののように感じます(「無事」の部分ね。この後、50代も、60代も、その後も、無事で駆け抜ければ、少しずつ「名馬」へと近づいていくものと思います。。。)が、健康への配慮も何段かギアを上げているところです。健康については、ブログではあまり発信しないようにし(専門家ではないので)、ツイッターで発信するようにし始めました。ツール(ブログ、FB、ツイッター)も使い分け、です。

若いころから、一級の方々の哲学を注入していただいて年を重ねてきました。一級の哲学は何年経っても、それこそ何百年経っても、変わらないものかと思います。それらの託された思いを背負って、様々な現場で実践していく、というステージです。そして、それらの哲学を周囲に、特に若い方々に伝えていく役割も、私の大切な役割である、と認識を深めています。この「実践」と「哲学の伝達」には、覚悟を持って臨もうと思っています。

今日の日曜日も、休日ではありますが、大切な一日です。心身を静養しつつ、大事な仕事にも取り組み、家族との時間も大切に。

例年、10月から2月の5ヵ月間が連続した繁忙期、という認識ですが、2022年はその前からトップギアで10月に突入し、例年感じている繁忙期間の4~5回のピークをあまり意識せずにここまで来ました。限界に近い状態も思い出せば何度かあったかとは思いますが、精神がタフになっているのでしょうか(ただ麻痺して鈍感になっているだけか?パンチドランカー?)。

2月も様々な活動を精力的に展開していきます。そして、それらの活動をともにする仲間たちとの時間は永遠ではありません。それらの時間をともにできることを幸せに思い、「温かさ」を意識して、日々を重ねていきます。

この「温かさ」がこれからの私のテーマの一つ、かなと思ってます。。。


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