この本は、実は数年前に読み始めたんだけど、なんだか続かなかったのだ。そして、ふと忘れ去っていた。
 
だがしかし、7月にバンクーバーのポジティブ心理学の会議に勝手に行くことにして、会議の登壇者を見ていたらこの方の名前も載っていた。
 
それなので、この本の続きを読もうと決心したのである。
 
なんだかね。本って、ほんと読むタイミングがあるんだなって。
今が、まさにこの本を読むタイミングだったようなのだ。
 
この方の優しく、誰でもわかるように変換した言葉というのが素晴らしい。ほとんどが知っていることだったけど、改めてポジティブ心理学とか知らない人に説明するにはこういう言葉使いが必要なんんだって、気がついたのである。
 
そして、様々なワークもたくさん。このワークは、年末のネパール等で、やりたいなとひらめいたのだ。
 
自分の考え方を科学的根拠に基づいて、いい状態に変えてくれる本。ぜひたくさんの人に読んでほしいなあ。(ってか自分は数年前、途中でそのままになってたけど。)
 
博士も推奨しているように、心に残ったことを書き留めるのがよいということ。
それなので、ここに書いておくのである。
 
ここでは、1から52のレッスンが書いてある。どれもが幸せになるために、そして幸せになって人生を変えるためのレッスンなのだ。
 
音符1感謝する
Action:毎日感謝すること5つ書き出すといこと。
心理学者ロバート・エドモンズとマイケル・マッカローによる実験。これを続けた被験者は、人生を肯定的に評価できるようになり、幸福感が高くなり、身体的な不調も減ったのだという。
 
(寝る前に3Good thingsをやっているので、会社でやってみようかな。)
 
音符3運動する
これがここに入っているのもとてもうれしい。
ここでは、ディーク大学のマイケル・バヒャクらの運動は抗うつ剤を服用するのと同じような効果があるという研究を用いている。そして、運動で治った人は、再発しにくいという。
加えて、自己評価や思考力・免疫力を高め、寿命を延ばすよりよい睡眠が得られるとも書いてある。ほんと運動はいいことだらけ。
 
音符8すべてをシンプルにする
時間の使い方を見直すAction。
1-2週間の行動を書き出して、どこを簡素化できるか、何をやめるか、何が自分に異議のあることか、楽しいことかを考えて選択する。
(これはやらないといけないかも。仕事している時間がやっぱり多すぎる気がする。)
 
音符17最高の瞬間をつかむ
Peak Experience:人間として最高の瞬間、人生におけるもっとも幸せな瞬間。恍惚や、歓喜や、至福を味わう体験 By アブラハム・マズロー
 
これがあると、自分が何者で、これから何をしようとしているのか、将来の困難を乗り越える勇気と自信が生まれるのだという。
 
(これは、ほんとおもしろい。そして、私にとって、これはキリマンジャロだった気がする。あれを乗り越えられたから、なんだか次のも大丈夫な自信がでてきた。)
 
Peak Experienceを毎日書き出すワークがいいらしい。
 
音符19親切な行動をする
Action:週に1日まとめて5つの親切をしてみる。
親切にすると幸福度があがる。そして毎日ではなく、まとめて1日にするのがより効果が高いというソニア・リュボミルスキーの研究結果より
 
音符20いいところを探す
そうそう、これがまさにポジティブ心理学の神髄。
幸福とは、出来事をどのように解釈するかという主観的な心の動きによって決まる。
 
あらさがし人間ではなく、いいこと探し名人に♪
↓これめちゃくちゃ響いた。チャーチルがポジティブ心理学学んだとは思えない(というかその時代は存在しなかった)けど、成功した人っていうのは、こういうのがわかっている人なんだなあと。
The pessimist sees difficulty in every opportunity. The optimist sees the opportunity in every difficulty. Winston Churchill
 
音符21ありがとうを言う
これは、実際に感謝する誰かに手紙を書いて、届けましょうということ。
やる価値がとってもありそう。
 
音符23パートナーシップを築く
ジョン・ゴットマンの研究:良好な関係にあるカップルのポジティブ:ネガティブの割合は、5対1であると指摘
 
音符24解釈を変える
PRP法 
Permission:自分自身が人間であることを許すこと
Reconstruction:状況を再構築すること
Perspective:より広い視野から見ること
この方法は、いいかもしれない。何か嫌なことが起こったことにやってみよう。
 
音符28期待をコントロールする
捕虜収容所で生き残れた人たちとは:1.悲惨な環境を真正面から受け止めた。2.いつの日か必ず脱出できるという信念を持ち続けていた。
やる気が最大となるのは、成功する確率が五分五分の場合という。
 
(ちなみに、これは、登山の時になんとなくわかっていて、自分の限界より少し高めのとこにいつも目標設定していた。今年の夏は、甲斐駒と仙丈、、、果たして私はクリアーできるのか。あと他人に期待しないってのもめちゃくちゃ得意。他人に期待しなくなったら、ほんと人生楽になった。)
 
音符31本来の自分に戻る
これ、本当に大切。ひとそれぞれ本来の自分に戻る方法は違うけど、これを意識してとらないと、崩壊する。
本来の自分に戻る時間とは、例えば、他人に気持ちを語ったり、日記を書いたり、ひとりで過ごしたりすること。
 
(私の場合は、自然の中でにふらふらしながら、日記書くことかも。)
 
音符37.偉業を観察する
偉業を達成した人も、才能だけでなく、努力、下積みの時代があったということを理解する。
Action:成功までの道筋をつくる。
どうしても達成したい目標を書き出す
→成功のための必要なステップ、直面するかもしれない障害、試練、どうやって克服するか。
 
音符42安心できる場所をつくる
ここでは、心理的安全性の重要性を述べている。
そしてベストを引き出す環境をつくることが大切だと説いている。
(本当にそう。心理的安全性のある職場をつくるだ! 最近少々結果がでてきてうれしいのである。)
 
音符46本当の目標を知る
Self-concordant goals とは、心の奥底にある個人的な信念や強い関心から追及される目標のこと。
目標がある人は、ない人よりも成功し、より幸せを感じている。
長期目標ー短期目標ー行動計画を立てるのがよいとのこと。
 
音符47天職をみつける
心理学者 エイミー・ウジェスニェスキによると仕事は、労働、キャリア、天職に分かれるという。
MPS質問
1.Meaning 何が自分に目的意識を与えてくれるか?
2.Pleasure 自分にとって楽しいことは何?
3. Strength 自分の強みは何?
 
音符48気持ちを切り替える
ここでは、ハピネスブースターを奨励している。
ちょっとしたことで幸せになる活動のこと。
例えば、好きな本を読むとか、ボランティアをする等いろいろ。
そして、これを毎日のスケジュールに組み込むのだという。
 
音符深く根を張る
意義を楽しさの両方を生み出してくれるものを求める。それで得られる幸福に限界はない。
Action:AI(Appreciative Inquiry )
ほとんどの教育、コンサルは、うまくいかないことに焦点をあてているが、うまくいぅていることに焦点をおき、それを強化していく手法。
(これぞまさに!ポジティブ心理学!)
 
音符51未来から今をながめる
みんな死に直面して、懸命に人生を生きるようになる。
Action:110歳ぐらいの自分を想像してもっと幸せになるには、どうしたらいいか現時点で始めることができることを自分にアドバイスしてみる。
(これも、効きそうである。)
 
これを若い時に聞いて、納得して、実践したら、ほんといい人生を送ることができそうである。
私は、若い時に聞かなかったけど、登山があったから、これらのことを登山から学ぶことができたのだ❤

 

スターWell-beingポイント

本を読むタイミングは、正しい時にやってくる。(みたい)

 

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