もう黙ってられない! 原発なくせ! ちばアクション

原発再稼働阻止!原発輸出絶対反対!福島の子ども達を守ろう! chiba20110507@mail.goo.ne.jp

11.21 ふくしま共同診療所 千葉報告会

2021-10-29 09:49:08 | 保養

11月21日 日 13時~ 
千葉市生涯学習センター小ホール

講演 杉井吉彦さん

ふくしま共同診療所医師  国分寺・本町クリニック院長

 福島では、いまだに公式には4万人が避難を余儀なくされ、強制帰還の強制によって、住民の被曝が続いています。帰還率は20%であり、「安全・安心」にたいする人々の反対の意思が示されています。さらにコロナ禍のもとで、国は汚染水の海洋放出や原発再稼働・新設も進めようとしています。
 コロナ第5波のもとで、菅政権は東京五輪を強行。日本全体で「医療崩壊」の危機に立たされています。
 福島では、「原発事故の内部被曝は低線量」だから、「甲状腺がん287人(21 年6月)の発症は見つける必要のなかった過剰診断」とも言われ、学校検査縮小の動きもあります。
 被曝と健康被害に立ち向かうため開設された、ふくしま共同診療所は今年で9年目を迎えます。今回、この長年の取り組みの報告をうけ、私たちに何ができるのかを探ります。

杉井吉彦さんプロフィール 

東京医科大学卒業後、武蔵野赤十字病院勤務、整形外科副部長を務める。
92年より国分寺に本町クリニックを開設。院長に。3・11 事故をうけ、「ふくしま共同診療所」建設に尽力。12年開設より診療にあたる。

 

 


福島原発事故10年企画3・6「コロナとフクシマ 〜私たちはいかに立ち向かうべきか?」

2021-02-18 11:10:37 | ちばアクションの活動

日時:3月6日(土)13時〜

場所:DC会館会議室

(JR東千葉駅そば)


今夏の保養についてー残念ですが、中止です

2020-08-26 09:44:57 | 保養

今夏の保養についてー残念ですが、中止です。

 「私たちは保養を続けたい」との思いで、今年の夏に、18回目となる保養に向け、実行委員会で何度も議論を重ねてきました。
 しかし、外房でコロナ感染者が出て、この夏の保養は残念ながら辞めざるを得ないとの結論に達しました。
 今回はできませんが、私たちはこれからもずっと福島とつながって保養を続けていきますので、今後とも変わらないご支援を宜しくお願いいたします。


コロナ禍でも原発推進

2020-07-03 10:30:26 | 主張

コロナウイルスの感染拡大のなか、緊急事態宣言を発し人びとに「自粛」を強制していますが、安倍政権は「自粛」することなくやりたい放題のことをやっています。

沖縄での辺野古の基地建設が継続され、千葉・木更津にはオスプレイを押しつけ、福島では原発・「復興」政策がどんどん進んでいます。


 まず国と東電は汚染水の海洋放出を狙っています。説明会強行に各市町村から反対の決議があがっています。
 飯舘村などの避難指示区域についても解除しようとしています。しかもいくかの要件を満たせば除染しなくていいということです。まったくのデタラメです。


 また原発政策も止まっていません。六ケ所村の再処理工場の安全基準が「適合」となり、東海第二原発の防潮堤工事も本格着工に入っています。
 こんななか、小児甲状腺がんは237人に増加し、基準値ごえの山菜の流通など不安はたえません。


 「福島安全」を世界にアピールするシナリオを描いていた安倍政権。しかし、東京五輪は延期され、検察庁法案や河合夫妻の汚職問題で今窮地に立っています。コロナ感染の中ですが、自粛してはなりません。創意工夫をこらしながら、声をあげましょう!

 


(2020年冬保養・速報 )台風災害・東京五輪…、私たちは負けずに保養を継続したい!

2020-01-09 12:04:37 | 保養

 1月3~6日の5日間、福島から7家族26名をむかえ、17回目となるちば保養は無事に終了することができました。
 今回の千葉保養は、台風災害を直撃した南房総市での取組となりました。民宿も大変な状況のなかで受け入れていただき、また多く
のご支援をいただき、感謝申し上げます。

 会報『NEWS LETTER』は、のちほど作成いたします

 

参加された家族の方の感想より

 なかなか福島で凧揚げやビーチサッカーをするこ
とが難しく、今回、良い経験ができたと思います。
千葉県も台風の被害があり、大変だったと思います。
そんななかでも、今回の冬の保養を開催していただ
き、みなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。あり
がとうございました。
 また、今回の台風で、スタッフや民宿の方の被害
状況を見たり、話を聞くことができ、貴重な時間を
すごすことが出来ました。少しですが、現地に来て、
お金を使わせていただくことができ、少しでも復興
の手助けになればと思いました。本当にありがとう
ございました。また機会があれば参加したいです。
(Aさん)

 今年も保養に参加することができ、うれしく思います。福島はオリンピックに向け、ますます原発事
故は収束したと思わせたい政府の考えが見え見えになっています。でも地域がら反発する人が少なく声
が届かない状態です。一人の力は小さいですが、声をあげる人がいなくなってしまう状況は一番だめだ
と思うので声をあげつづけようと思います。福島のことを気にかけて下さる人がいるかぎり、がんばり
たいと思います。
 スタッフのみなさん、今年も楽しい時間をありがとうございました。(Bさん)


  初めての千葉での保養。子どもたちは元気いっぱいに過ごすことができました。海に沈む夕日、素敵でした。子どもたちどうしで学びあったりする姿を見れてうれしかったです。また親としても学ぶ機会をいただけてありがとうございました。(Cさん)

 今回、2回目の参加で、子どもたちも優しいスタッフさんと会えるのを楽しみにしていました。福島で思いっ切り外遊びができないストレスを千葉に来て経験させられることにとても感謝しています。安心・安全な食事、当たり前の生活ができる喜びを教えていただきありがとうございました。(Dさん)

 今回も親子そろってゆっくりすごすことができました。娘も新しい友だちができてとても楽しそう
でした。私もうれしい再会や新しい出会いでいろいろな話をすることができました。半年分ためていた
心のもやもやをとることができました。話すって大事なことなんだなとあらためて思いました。オリン
ピックにむけてますます原発事故のことはなかったこと、終わったことにされがちですが、まだ何も解
決していないし、終わってはいない。安全基準をしっかり自分で確認して、家族を守っていきたいと思い
ます。(Eさん)

「岩井海岸 カメラ」の画像検索結果


11/23原発事故―福島の  被害者と寄り添う 吉田千亜さんお話会

2019-11-24 18:25:21 | 保養

11/23原発事故―福島の  被害者と寄り添う 吉田千亜さんお話会

原発事故から8年。東電「無罪」判決、汚染水放出、汚染土「再利用」、避難者への住宅追い出し……。東京五輪にむけて、「原発事故をなかったことにする」動きが加速しています。さらに今、福島は台風による河川の氾濫などで大きな被害をうけています。フリーライターとして活躍する吉田千亜さんを迎え、福島現地の報告をしていただきました。

 吉田千亜さんの本


募集は終了しました。--2020年冬保養プロジェクト

2019-11-05 15:17:49 | 保養

 

参加家族募集中!

今年も冬休みに保養プロジェクトをを開催します。この冬で17回目の保養になります。みなさんの参加をお待ちしています。 

福島県内にお住いの子どもとその保護者の方を対象としています。参加希望の方、詳細知りたい方は、下記まで連絡ください。

連絡先
      090-4017-8373(深谷)
      090 -2446 - 6834(木内)

私たちの活動はすべてカンパによって支えられています。
ぜひご支援をお願いします

ゆうちょ銀行
口座番号 00140-7-512647
口座名称 避難プロジェクト@ちば
ワンコインカンパ ゆうちょ銀行口座
記号105001 番号516411(通帳またはカードから)


原発事故―福島の  被害者と寄り添う 吉田千亜さんお話会

2019-10-27 16:41:06 | ちばアクションの活動

原発事故から8年。東電「無罪」判決、汚染水放出、汚染土「再利用」、避難者への住宅追い出し……。東京五輪にむけて、「原発事故をなかったことにする」動きが加速しています。さらに今、福島は台風による河川の氾濫などで大きな被害をうけています。フリーライターとし
て活躍する吉田千亜さんを迎え、福島現地の報告をしていただきます。


2019 年夏保養・速報  ご支援ありがとうございました!

2019-07-30 15:59:27 | ちばアクションの活動

2019年7月26~29日の4日間、勝浦市にて、福島から4家族12名をむかえた夏保養を無事に成功することができました。
台風が心配されましたが、無事にすべてのプログラムが実施できました☆

■第16回目の千葉保養は、多くのボランティアに支えられました。
カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。

詳しくは、会報『NEWS LETTER』で報告いたします。


参加された家族の方の感想より

◎毎回、開催していただき感謝

 震災から8年が経過し、原発事故にたいして関心をもつ人が少なくなり、今でも水道水を飲ませなかったり、福島県産品を極力食べない人たちのほうが、肩身の狭い思いをしていると思います。
国や県はあてにならないので、親として子どもたちを守りたいと思います。
毎年、保養を開催していただき、感謝しております。
(Aさん)

◎仲間を信じてがんばる

 昨年に続き、2回目の参加ですが、今年も大変お世話になりました。
今年は参加者も少なかったけど、子どもたちも保護者もトラブルもなく、のんびりすごせて良かったです。
 私は保養に来て皆と話をして、いろいろな情報をもらえるのが、なにより勉強になります。普段、福島で生活しているなかで、気持ちに迷いが出た時は、仲間がいること、今やっている努力はけっして無駄ではないと信じて頑張ります。
なにより、子どもたちが元気で、笑顔で、育っていってくれることを願っています。
(Bさん)

◎毎回の再開がとても楽しみ
 初めて参加したのが2013年の冬で、娘が4才の時でした。今年、娘は11才になります。
 福島の現状はさほど変わりなく見せかけの復興が進んでいます。
娘は千葉保養を毎回とても楽しみにしています。
久しぶりに会える友達や大好きなスタッフさんたちと過ごす時間は本当にたくさんの笑いとても楽しそうでした。
 今回はいつもより一泊少なかったのが残念でしたが、また来年もぜひ参加したいと思います。ありがとうご
ざいました。(Cさん)

◎心に寄り添ってくれる安心感
 原発事故から8年以上が経ちますが、事故当初からたくさんの「後出し」や嘘、いろいろなことをごまかされて、私たちは、自分自身で信用できるものを見極めなければならなくなり、そんな日が何年も続き、とても疲弊してしまいました。
 私は福島からは引っ越してしまいましたが、あの喪失感や絶望感は一生忘れないと思います。
今でも、何かのタイミングで時々思い出しては激しく落ち込み、さまざまな思いが心をしめつけます。
「原発事故」
「東日本大震災」
私のまわりでは、もう口にする人はいません。
時々、話題になっても、気にかけている人など、めったにいません。
今回の交流会で「今まであまり考えたことがなかった」とおっしゃっていた方がいましたが、そのような方にも「保養」というもの、あまり知られていない現実を知っていただけて良かったと思います。
 何かして欲しいと言うのではなく、自分たちのこと、子どもたちのことを考えて下さる。
それだけで、母たちは『がんばろう』というモチベーションが上がる、保たれる。
そう思います。
 いつも思いますが、こちらの保養では子どもたちのことを考え、心に寄り添って下さる安心感があります。
とても心地よいです。
これからもどうか長いご支援をお願いいたします。
(Dさん)



参加家族募集中!2019 夏保養 プロジェクト

2019-06-01 16:09:01 | 山本太郎

参加家族募集中!

勝浦市の民宿でゆっくり、のんびり過ごしませんか? 福島県内にお住いの子どもとその保護者の方を対象としています。参加希望の方、詳細知りたい方は、下記まで連絡ください。

連絡先
      090-4017-8373(深谷)
      090 -2446 - 6834(木内)

私たちの活動はすべてカンパによって支えられています。
ぜひご支援をお願いします

ゆうちょ銀行
口座番号 00140-7-512647
口座名称 避難プロジェクト@ちば
ワンコインカンパ ゆうちょ銀行口座
記号105001 番号516411(通帳またはカードから)


福島の子供たちを放射能から守ろう  2019年夏保養プロジェクト 

2019-05-31 10:05:04 | ちばアクションの活動


「福島は絶対負けない! なくそう!原発 とめよう!改憲・戦争3・11反原発福島行動19」

2019-03-13 15:42:22 | ちばアクションの活動

 3月11日(月)午後1時より、郡山市開成山公園・野外音楽堂で開催された集会に参加。全国の反原発を闘う労組と市民700名が結集し郡山駅までデモ行進を行った。

 


福島は絶対負けない!3.11反原発福島行動2019 

2019-03-07 10:27:01 | ちばアクションの活動

■福島は絶対負けない!3.11反原発福島行動2019
とき◆3月11日(月)午後1時開会、3時~デモ行進
ところ◆開成山公園・野外音楽堂(郡山市開成1-5)
避難者、医師などアピール
主催◆実行委員会(tel.024-905-7759動労福島)


■被曝・医療 福島シンポジウム「事故より8年、福島の現実と課題」
とき◆3月10日(日)午後1時30分~
ところ◆コラッセふくしま多目的ホール(福島駅西口1分)
パネリスト◆矢ケ崎克馬さん(琉球大学名誉教授)他/1000円(医師2000円、学生500円)
問合せ◆ふくしま共同診療所(tel.024-573-9335)

■さようなら原発3.21全国集会
とき◆3月21日(木・休)12時30分~開会(野外ステージ)、3時10分~デモ
ところ◆代々木公園(渋谷区)
主催◆「さようなら原発」一千万署名市民の会(tel.03-5289-8224)

「さようなら原発3.21全国集会」の画像検索結果




 


「放射線の影響は、実はニコニコ笑ってる人には影響ない」「「深刻なレベルに達する可能性が」

2019-01-28 18:36:54 | 東京新聞

震災後「放射線ニコニコしている人に影響ない」 山下・長崎大教授「深刻な可能性」見解記録

2019年1月28日 東京新聞朝刊

 東京電力福島第一原発事故の直後、福島県放射線健康リスク管理アドバイザーの山下俊一・長崎大教授が子どもの甲状腺被ばくについて「深刻な可能性がある」との見解を示したと、国の研究機関「放射線医学総合研究所」(放医研、千葉市)の文書に記されていたことが分かった。国の現地派遣要員らが集う「オフサイトセンター(OFC)」にいた放医研職員の保田浩志氏が書き残していた。 (榊原崇仁)

 山下氏は二〇一一年三月二十一日の午後二時から、福島市内であった講演で「心配いらないと断定する」「放射線の影響はニコニコ笑っている人には来ません」と発言していたことが知られている。保田氏によると、この日の昼、県庁内のOFCで山下氏と面会。その結果は放医研内部の連絡のため、同日夜に記録していた。これらに従えば、「深刻」発言は「ニコニコ」の講演と同じ日にあったことになる。

 本紙は保田氏の記録の写しを情報開示請求で入手した。それによると「長崎大の山下俊一教授がOFCに来られ、総括班長(経産省)&立崎班長とともに話をうかがいました。山下先生も小児の甲状腺被ばくは深刻なレベルに達する可能性があるとの見解です」と記されていた。立崎班長はOFCの医療班長だった放医研職員の立崎英夫氏。OFCは事故直後の同月十五日に福島県大熊町から県庁へ移転。山下氏の講演会場から徒歩五分の距離だった。

 山下氏は取材に書面で回答。保田氏との面会を認めたうえで「原発事故直後の避難指示区域内の被ばく、特に、放射性ヨウ素の子どもへの影響は最も考慮しなくてはならないとの見解を示したのみ」とした。

 「ニコニコ」などと語った講演については「福島市民への説明。新たな爆発も起きておらず、原発から離れた福島市で深刻な状況は想定されなかった」と説明。避難指示区域内と、区域外の福島市の違いにより、見解が異なったとした。講演があった二十一日時点の避難指示区域は、原発から二十キロ圏内だった。

 福島県のアドバイザーは放射線と健康に関する正しい知識を住民に提供する役職。甲状腺内分泌学が専門の山下氏は同月十九日に委嘱されていた。保田氏はこの後、国連科学委員会の事務局員となり、原発被災者の被ばく線量をまとめた二〇一三年報告書の作成に携わった。現在は広島大教授。


2019 年冬保養・速報-- 思い出がいっぱい! 60人でつくった冬保養

2019-01-21 13:48:25 | ちばアクションの活動

2019 年1月4~7日の4日間、南房総市岩井にて、福島から9家族32名をむかえた冬保養を無事に成功することができました。第15回目の千葉保養は、多くのボランティアスタッフに支えられました。 カンパなどのご支援をいただき感謝申し上げます。 詳しくは、会報『NEWS LETTER』で報告いたします。

 

初めて参加された家族の方の感想より(抜粋)

真剣に話し合う場こそ必要

 災害から8年ちかくが経ち、目に見える復興は進んでいると思っています。 しかし一方では、福島で生計を立てている人々の各々の立場により自らの主張を表現することが地域全体を表すものとならない現実が年々顕在化しています。

 保養を必要と考える人たちが必要とする理由を声高にすることは隣人の生業を脅かすことになるということを福島に住む人間は知っています。

 だからこそ保養を必要とする人々が集まり、自らの意見をはばかりなく話せる場がより一層必要となっていると思います。

 子どもたちは真剣に話をする親たちの話を良く聞いています。すべてを理解しているとは思いませんが、その多くを年齢なりに理解しているはずです。

 考えの異なる夫婦だから、なおのこと、保養の場を利用して、少しでもお互いの考えを真剣に話し合う姿を子どもたちに見せてあげることが大切な教育の一つであり、その場を作ってくださっている支援者の方々に感謝する次第です。(いわき市・Aさん)

みんなでつくる保養に感謝

スタッフの皆さんが、主になって、プログラムもたくさん企画してくれてアットホームな保養だなぁと思いました。

 家族紹介の写真に子どもたちの名前のふりがなや学年まで書いていただいて、とてもわかりやすかったです。スタッフの皆さんの詳しい担当や参加日程も書いてあり、パパ・ママ・子どもたち・スタッフ「みんなでつくる千葉保養」というのが、よく伝わってきました。

 原発事故から8年が経過しようとしていますが、今では保養の場でないと放射能の話をする機会もないので、親も保養に参加して、心のバランスが取れます。また保養を継続していただけることによって、これからの未来を背負っていく子どもたちを守ろうと協力していただいていると思え、福島県での生活の力にもなります。

 かかわってくださったすべての皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。(郡山市・Bさん)

「放射能安全」教育の中学校 

4日間、ありがとうございました。とても楽しかったです。
 この前、学校で放射能の副読本をもらいました。先生から、「福島県はもう何も心配いらないので安心してください」と言われました。本当なのかな? って思っていましたが、家に帰ってお母さんに言ったら、「えー、本当に?」とやはり言われました。買い物をするときも、お母さんはいつも産地を気にしていて、どんなに安くても福島県産を買いません。

 私はよく鼻血を出すのですが、保養に行くと出る回数が減るというかあまり出ません。お母さんによれば、放射能のせいでもあるのではないか、らしいです。学校で友達が鼻血を出して保健室に行ったとき、「鼻血は出やすいタイプ?」と先生に聞かれて、私が、「出やすいです」と言うと、「体質なのかなー?」と言われたので「お母さんは放射能の影響もある」と言ってましたけど…」というと「えー、そんなの関係ないと思うよ。5年以上たっているんだから、震災から」と言われました。

 まわりの人の放射能に対する関心が低いので、夏休みとかの休みにほぼ家にいない私に「どこいくの?」と友達がよく聞いてきますが、『保養』って言っても「保養って何?」だし、かと言って旅行ではないし、…最終的には「いっぱい旅行行ってるね。お金持ちじゃん」となります。そうじゃないんだけど…。お母さんには「保養に行く」とは言わないで、と言われます。でも言わないと「旅行ばっかり行っている」と思われます。」 どうすればいいのかよくわからないけど、震災にあった私たちを支えてくれるボランティアのみなさんに感謝しかないです。
今回は本当にありがとうございました!! (参加した子どもの感想より)


リンク

小出裕章 (京大) 非公式まとめ