サムンプライ(タイ&日本のハーブ)でアンチエイジング-สมุนไพรไทย&สมุนไพรญี่ปุ่น

タイで働き、暮らした8年間。食事に、スキンケアに、美髪に使われる多種多様の南国ハーブの魅力に心奪われ、帰国した今でもタイハーブと日本の薬草を大活用。ビバ!サムンプライ!ハーブ!薬用植物!

ココナッツオイルのダイエット効果

ココナッツオイルが「痩せるオイル」とか「ダイエット効果が高い」
といわれている理由は、



中鎖脂肪酸 (MCFA - Medium Chain Fatty Acid-)

 


が多く含まれているから。



中鎖脂肪酸は、飽和脂肪酸の一種。




飽和脂肪酸はコレステロール値を上昇させ、過剰に採ると動脈硬化になるって
ことで敬遠されている脂肪酸だけど、飽和脂肪酸の種類によって発揮する機能が全然違うのだ。




中鎖脂肪酸は、体内に入るとすぐに吸収されてエネルギーとして
燃焼されるため、脂肪として体内に蓄えられない、「GOODな飽和脂肪酸」だ。



一方、長鎖脂肪酸(LCFA - Long Chain Fatty Acid -)のほうは、
摂取後体内に蓄積され、必要に応じてエネルギーになる脂肪酸。


動物脂肪は飽和脂肪酸ということで、動物脂肪は健康志向の人に
嫌われるけど、動物脂肪は長鎖脂肪酸なのに対し、ココナッツオイルは中鎖脂肪酸。
健康、美容にいいオイルなのだ。



また、ココナッツオイルは心臓の機能を向上させ、善玉・悪玉コレステロール値を
調整して安定させる作用もあり、エクストラ・バージン・オリーブオイルよりも
優れたオイルだ、と絶賛されている。


ココナッツオイルは、母乳に含まれるラウリン酸を多く含んでいて、
免疫力をアップさせる効果があるため、生活習慣病などの病気の予防や
改善にも効果的なのだそうだ。




ココナッツオイルの「オイルプリング」により、末期がんが治った患者もいるらしい。
(オイルプリングについては、後日レポートします)



さらに、ココナッツオイルは甲状腺の機能を向上させる働きがあるという。



ダイエットしてもなかなか痩せない理由の一つは、甲状腺の機能低下と
いわれるほど、甲状腺機能はダイエット成功の重要なカギを握る。



甲状腺からは、甲状腺ホルモンが分泌されており、体内の細胞の
代謝を活発にさせる働きがある。



甲状腺ホルモンの分泌が多すぎるとバセドウ病、
甲状腺ホルモンの分泌が少なすぎると甲状腺機能低下症
になるが、ココナッツオイルはこの甲状腺の機能を正常にし、
いい塩梅に甲状腺ホルモンの分泌を促して、基礎代謝量をアップ
させる作用があるのだそうだ。



様々な病気の予防や改善、ダイエット、アンチエイジングにこれほどまでに
効果的だと並べられては、逆に何か欠点を探したくなるのは私だけだろうか。



とりあえず今のところ、私が感じたココナッツオイルの「欠点」は、


☆料理に使うなら無臭のものじゃないと、癖がある


☆スキンケアに使用する際、ちとべたつくので、水分と混ぜるなど調節する必要があり、
 (べたつきが気にならないなら別だけど)市販の化粧品よりもひと手間かかる




ことぐらいだ。




料理に使用しても、あの風味になれると癖になったりするけれど(笑)


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「不老長寿の秘薬」ココナッツオイル

Elixir from the Tree of Life 


インドのgood earth というショップで購入したバージンココナッツオイルの
『しおり』には、そんなコピーがつけられていた。


『Elixir』は、万能薬とか不老長寿の薬という意味があるらしい。


『Tree of Life』というのは、 そのまんま「生活の木」、ココヤシの木があれば
生活必需品がすべてまかなえるという意味から、そう呼ばれている。



私が、『Elixir』を『不老長寿の秘薬』という意味にとったのは、
ココナッツオイルの持つ数々の美容と健康への効能を知ったからだ。


アンチエイジングの面から言えば、食用として使用し体内に摂取することにより、


① 新陳代謝が活発になる

② 脂肪燃焼効果と体内に脂肪を溜め込みにくくする効果がある

③ 免疫力をアップさせる

④ 若返りのビタミンといわれるビタミンEを豊富に含み、肌のターンオーバーを促す効果がある

⑤ 心臓病、糖尿病、ガンなどの予防&改善にも効果的

⑥ 強い抗酸化作用で、活性酸素から体を守り、老化速度をゆるめる



などなど、様々な効果があるという。




また、肌や髪に塗って使用することで、


① 紫外線から肌を守る

② 乾燥から肌を守り、しわを改善&予防、肌がやわらかくみずみずしくなる

③ 肌のターンオーバーを促す

④ 頭皮をマッサージするとフケの予防に

⑤ 美しくしなやかな髪に


など、アンチエイジングを「思いっきり」意識している私にとっては、


これを使わずして何を使う!


ってなわけで、私は料理に、スキンケアに、スカルプケアにココナッツオイルを使っている。



ココナッツオイルは、25度以下で固形化して固まるので、
夏はいいけれど、今くらいの時期はもう、常温でおいておくと白く固まる。




それを一度湯せんなどで液体にして使うもよし、固形のまま使うもよし。



固形のまま手に取ると、体温で溶けてくるので、自家製のハーブ化粧水と
手の上で混ぜて(ココナッツオイルだけでもいいけど、オイルだけだとベタつくので)、
顔や首、デコルテなどをマッサージ。




それから、膝の裏、ふくらはぎ、足裏などもマッサージする。




あ、好きなエッセンシャルオイルと混ぜて、おなか、ウエスト、ヒップを
マッサージするとサイズダウンにもなるので、それもやっている。



ココナッツオイルは「痩せるオイル」と言われており、摂取後すぐに
エネルギーとして燃焼させるため、脂肪として体内に蓄積されにくい。



普段料理に使用している油をココナッツオイルに変えただけで
かなりの体重が減少したという人も多いと海外のサイトなどでは紹介されているが、
料理にココナッツオイルを使用するなら、「無臭」のものじゃないと、ちょっと癖がある。


ココナッツの香りのするオイルは、お菓子などには向いてるけれど、
あと、タイカレーやインドカレーなどの料理に使うのはありだけど、
炒め物などに使用すると、何やら違う風味になる。


それはそれであり、な場合もあるんだけど・・・




私は、ココナッツの香りただようココナッツオイルを買いだめしたため
(最初は、料理に使っていなかったので)
とりあえず香りつきバージョンのオイルを調理用にも使っている。



最初は、比較的すんなり入りやすい卵料理から使い始め、
今ではペペロンチーノや焼うどんなどにも使っている。



これはこれでありだが、ペペロンチーノにはやっぱりオリーブオイルがいい



まだ調理用に使い始めてそれほど経ってないけど、わりとたっぷり使ってるのに
少しウエスト周りがすっきりしてきたので、少なくとも「太りにくい」オイルであることは
間違いないだろう・・・・・と思う。



肌に関しては、毎朝毎晩ココナッツオイルでマッサージしていて、
最近は乳液を使用せず、自家製のハーブ化粧水とココナッツオイルだけ。


外出先で、目元専用の美容液を目元に塗って、目の周りの乾燥を防ぐほかは、
市販の化粧品を使っていない。



ケミカルなものをほとんど塗ってないからか、

どくだみやらレモングラスやらハイビスカスやらのハーブエキスが染み込んだ化粧水のおかげか、

ココナッツオイルのおかげか、


肌が乾燥することなく、色のトーンも明るくなり、かなりいい感じになっている。



また、ココナッツオイルを唇に塗ると、グロスをぬったようにつやつやして、
しかも乾燥も防げて一石二鳥だ。



髪にぬるのは、あとでちゃんとシャンプーで落とさないとべたつくので、
今後、どんな使い方がいいのか研究していきたいところ。



ココナッツについては、何回かにわけてレポートしたいと思います。



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『Tree of Life』ココナッツ(มะพร้าว)

ココナッツは、熱帯地方に広く分布するヤシ科の植物ココヤシの果実。


ココヤシは、「1本で生活できる重宝な木」として"Tree of Life"、
(生活の木、生命の木)と呼ばれ、古くから人々の生活を支えてきた。


果実のココナッツは食用に、

ミルクは食用やせっけんの材料に、

オイルは食用、肌や髪などに使い美容に、

葉は家の屋根を葺いたり調理や保存の際に食材を包む道具に、

木の繊維は編んでひもやロープに、

殻のな中の茶色の毛はホウキの先に使って掃除用に、

木の幹は橋や家の柱などに・・・


生活必需品のほとんどがまかなえる「捨てるところのない」植物である。



また、生活必需品としてだけではなく、


人間の健康に必要なすべての要素を提供できる地球上で最も”不可思議な”食物のひとつ



であるともいわれ、古代インドの”カルパ・ブリクシャ(Kalpa vriksha)"
(サンスクリット語で『生きるのに必要なすべてを与える木』という意味)では、



ココナッツは古来より抗菌、抗生、抗ウイルスで最も免疫力の活性化に
優れた植物であるとされているという。


ココナッツの果汁(ココナッツウォーター)は『命の水』と呼ばれ、
古代ポリネシア人は航海に出る際の飲料水として、
第二次大戦中には点滴にも使われ、
現代では「スポーツドリンク」としても優れた効果があるとされている。


果肉の胚乳部分を搾ったココナッツミルクは料理やお菓子、
そしてスキンケア製品にも使われ、美肌・老化防止などに効果的であるとされる。




そして、ココナッツオイル。
「痩せるオイル」などともいわれ、脂肪燃焼効果に優れたオイルで、
抗酸化作用が高く、食用の油をココナッツオイルに変えるだけで痩せるとか、
肌に塗ればしわ・しみ予防、アンチエイジング効果抜群、
頭皮マッサージでフケ防止、髪にぬれば黒くてコシのあるしなやかな髪に仕上がるといわれる。

















ココナッツ(มะพร้าว/マプラーオ)は、タイでは超メジャーな食材であり、
最近では、「ハリウッドセレブもご用達」とかで、
ココナッツの美容パワーが話題になっていたけれど。


グリーンカレーやレッドカレー、トムガーガイなどのスープなどの食材に、
ウンガティというココナッツミルクの寒天などお菓子に、
ココナッツジュースは美容と健康と喉の渇きに、
サトウヤシの樹液を煮詰めて作ったパームシュガーは料理やお菓子に、
ココナッツオイルはお菓子にも、顔やからだに塗ってマッサージにも・・・


などなど果肉、果汁、樹液、様々な用途があり、はたまた木の幹は家の骨組みなどに、
実の中の太い毛のような部分は掃除用のホウキの先っぽにと、
タマリンド同様『捨てるところがない』といわれるココナッツ。


ココナッツといえば、その実には美容と健康に欠かせないミネラル類をたーーんと含んでいる。



ココナッツジュースは、低下カロリーのうえ、あのカリウムが豊富なことで
有名な?バナナ以上のカリウムが含まれている。


カリウムは筋肉でのエネルギー作りにも関係しているので
筋肉を正常に保つ効果があり、また、余分な水分・塩分を排泄する働き
があるのでむくみの解消にもつながり、血圧を下げる作用があるので
高血圧予防にも効果がある。


ココナッツミルクには、鉄や銅、マンガン、マグネシウムなどのミネラル類も
たっぷり含まれているので、抗酸化作用、コラーゲンの生成、貧血防止、
血圧の維持、筋肉の働きをよくするなど、美肌効果・老化防止効果もあるというのだ。


タイでは、中部から南部にかけてよくみられ、路上などでココナッツウォーターが
2-30バーツほど(6-90円)で売られていたり、市場などでは殻をとって中味の
果肉だけを取り出したものが売られていたりする。



coconuts3
タイの市場でココナッツを売る知人の女性(手前)
殻つきのココナッツを仕入れ、殻をとり、果肉をマシンで細かく砕いて売る



青パパイヤ、タマリンドに続き、タイでは一般的な、そしてアンチエイジング&ダイエットには
欠かせないサムンプライ、ココナッツについて書いて詳しく書いてみたいと思う。





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今日はタイ料理をつくろう

本当のタイの味を教えてくれるタイ料理本。 タイのイサーン地方出身で長野県でタイ料理店を営むカセームさんのレシピと、在タイ経験のある日本人の奥様の屋台、サムンプライ、調味料などの説明やコメントが、タイ料理をぐっと身近にさせてくれる。
タイ料理をつくってみよう!と思うならお勧めの一冊です。
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