自然農の考え方に共感し、自分なりの応じ方で野菜作りに挑戦しています。
昨年3月に他界した母が作っていた畑を、自分が引き継ぎ、1年くらいたちました。写真は現在の様子です。
母は慣行農法で相応の収穫を得ていましたが、現在では草ぼうぼうの中に野菜が混ざっているような状態です。なかなか思うように育ってくれません。
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まずはこの畝。白菜を植えようと試みた痕跡です。株の間隔が開いているのは、虫に食われた跡です。通常は、8月下旬くらいから苗を作り、涼しくなって虫の活動が弱まった時期を狙って定植するのが定石です。ところが昨年は9月末になっても暑い日が続き、なかなか定植ができませんでした。さすがに限界、とばかりに、9月末から10月初めにかけ、苗を定植し、虫よけのために寒冷紗を被せておいたのですが、やっぱり半分くらい虫に食われてなくなってしまいました。それが上の写真です。
また、虫害を受けた後に急に寒くなったからか、生き残った株も結球に至らないものが多く発生しました。
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それでも、少数ですが、小さく結球した株も現れました。上の写真です。来年以降に希望の兆しが見えました。
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この写真はキャベツの畝です。白菜同様の応じ方をしたのですが、虫害に加え、定植以降の急な寒さの到来のせいか、大きく育たないまま生育が止まってしまいました。
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キャベツについては、今回の平均的な生育の限界は上の写真の株くらいでした。
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ブロッコリー。花蕾が指の先ほどの大きさにしか育っていませんでした。
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青首大根の様子です。草まみれになりながら、思いのほか健気に育ってくれていました。
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サニーレタスも、草まみれになりながら、それなりに育ってくれました。全体的に株が小さめです。購入した種子の大部分を畑に直播したのですが、そちらはほとんど発芽に至らず全滅でした。余り種をセルトレイで育苗し、定植した方が生き残りました。
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今日は、これだけ収穫して帰りました。